なんだか今日は少し体調が芳しくないので、モジョ ミキボーのお稽古は、大事をとって最後休みをいただきまして
このまんま突入したら、東京楽日まで休みなしですからね、今日の休みはありがたかったです。
でも、わたし以外の皆さんは稽古場で打ち合わせなどをしておりましたのです。申し訳ない申し訳ない
んで、なんでまたこんな時間に私はロマンス俳優かってえと、ま、夜仕事関係で行かなきゃいけないことがありまして。今日みたいな日は、もう、絶対これですよビールは流石に自粛してなしですけど。(えらい。えらくない。)
そして、午前中は、我ら文学座座員が、大変お世話になった方の告別式でした。
我らのころ、研究所の主事をなさっていた、吉兼保さん。
わたしの外部初舞台『守銭奴』のとき、私はまだ研修科二年。初日の前日の舞台稽古で、わたし舞台踏み外して顔から転落、鼻骨陥没骨折……
すぐに手術。
もちろん、初日が危ぶまれ。
意識朦朧としながらも、色々なかたが集まって会議がひらかれてるなあ、と思ってました。
そんな中に、まだ研修科だった私の保護者、吉兼さんもいらっしゃってました。
私の不注意から起こした事故で、多大なるご迷惑をおかけすることになるかもしれない。
皆さんもそうでしたが、吉兼さんはまたあったかく私の体のことを心配して、とにかく休め、といってにっこりしてくださった。
結局、次の日の初日、どうしてもやりたいとわがまま進言して、腫れた鼻から流れる血をふきながら、色々な方のご協力を得て幕を開けることができた。
そのカーテンコールが終わったあと、
涙目になって楽屋に来てくれたのが、
吉兼さんでした。
そのときは私は馬鹿だから“そんな泣くほどでもないでしょう”と感じていた。
けど、少ししてから、それがほんとにほんとにありがたいことなのだとわかりました。
おそらく、吉兼さんに教えられた千人を超える教え子たちの誰もが、
“私が一番吉兼さんと仲よかった”と思っているかもしれない。
私もそんな一人です。
向こうで、好きなホヤとか食べながら、一杯やってくださいね。
ほんとにどうもありがとうございました。
。。。
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よじ
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