産直あさの通信

しゅうさん

本日は、中嶋しゅうさんの葬儀でした。

もう亡くなって一週間も経っての葬儀なのに、まだ信じられないまま会場に行き、

今日、お棺の中の、
目の前にしゅうさんの顔を見られてもなんだか、起き上がりそうな感じで、こちらの気持ちはまだふわふわとした感覚で。

考えてみれば、ヘンリー三部作を三本と数えたら、私は八本も舞台をご一緒したことになる。時期を考えたら、けっこうな数だぞ。

全部印象的だったけど、

やっぱりがっつり親子喧嘩できた"帰郷"が深いかな、



これについても、しゅうさんにオファー頂いたとき、
わざわざ台本と一緒に下北沢の喫茶店に連れて行かれて(^_^.)、かなりな情熱をぶちまけられた。
やらないなんて、いうわけないでしょ。

あと、ジャンヌで北海道行ったときに、飯食い行くぞと行って、

めちゃくちゃおいしいおでん屋さんに連れて行ってもらったの、思い出深い。
なんで北海道でおでん屋さんなのよ(^_^;)と思いきや、

"ここ、日本一うまいおでん屋だから"

とこだわりのすごいところだった。こだわりがしっかりしてるのがしゅうさんだ。
絶対に今度行ったときにまた行ってやる、しゅうさん。くやしいでしょ。


とにかく、巷にでているのは、いつもシブくて苦虫を噛み潰したような写真が多いですが、

こんな感じの↓



これは私の初めての乗馬に連れて行ってくれたとき。(きれてる後の私は満面の笑み)

でも、

普段のしゅうさんは、やわらかくて、私にとってはツッコみたくてしょうがない先輩でした。
それに対して"うるせえよ!"と軽く蹴っ飛ばしてくるという。

ちいさいひとが産まれたときも、どっかのおじいさんみたいに、かっこいい木でてきたおもちゃくれたり、外国のかっこいい飛び出す絵本くれたり、かっこいい私のシャツより高い子供のポロシャツくれたり(いちいちかっこいいんだ)


わが家にも奥様と遊びに来てくれて、ごはんを食べ、ちいさいひととめちゃくちゃ遊んでくれた。

その時はまだ、さらにちいさいひとは妻のお腹の中で、その時にしゅうさんに発表したので、二人でたいそう喜んでくれました。(あわれ彼女、の時かな)

そして、産まれてから、顔見せに行くということで、何度か連絡を取り合っていたのですが、
それきり頃合いを見計らうかんじで、どちらかのお仕事が落ち着くの待ちでした。


んで、本日、ご葬儀。


申し訳ないけど、
ちいさいひとも、
さらにちいさいひとも、
参加させて頂きました。
連れて行ってよかった。

それにしても、しゅうさん、こうして去っちゃうなんて、かっこよすぎるんじゃないですか。
もう、なにやってんのよ、ってまたツッコんじゃいますよ。

ホントにどうもありがとうございました。



もう.......ありがとうございました。
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