お手伝いに行っておりました。
もちろん私も当時とてもお世話になっている。
研修科の時に、初めて外部の舞台に出させていただいた時(守銭奴)、私は舞台稽古で客席におっこって、鼻の骨を折ってしまった。
すぐに施術したはいいが、明日の初日があくかどうか危うくなった。
顔ぐるぐる包帯のまま、手術室から出て行くと、
そこに演出家、劇場支配人・制作、研究所の先生、そしてそのとき社長の梅田さんがいらしてて、なにやら話し合いをしていた。
そりゃなにやら話し合いはしますわな。
公演中止になるかもしんないんだから。
ほんとにご迷惑をおかけしました。
結局は、次の日、鼻に色々詰め物をして鼻血ふきながら、かろうじて初日ができたわけなんですが、
あのときの、話しあってるときの、
梅田さんの、包帯ぐるぐる私を安心させるような微笑みが忘れられない。
あきれていたのかもしれないけど、
普通ならひとくさふたくさ言われても仕方ない状況です。あまりにもな責任問題ですから。
とりあえず、“安静にしろ、安静にしろ”とだけいわれてた。
私の、実質上の初舞台(台詞もたくさんあったし)。
梅田さん、
その節は本当にひやひやさせてしまいましたが、
あの舞台があったおかげで、ああして心配してかけつけてくださって話しあってくださったおかげで、
今の自分があります。
今の自分の仕事があります。
ありがとうございました。
ゆっくり、好きな酒飲んでくださいっ。
さようなら
じゃなくて
お元気で。
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Unknown
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