東京終わりっ

昨日、無事に東京千穐楽終了致しました。

たくさんのご来場ありがとうございました。


これから、能登・兵庫・大垣・琵琶湖と回るわけですが、


舞台装置のこのスタイルはそれぞれの劇場に合わせるわけで、
世田谷バージョンはこれで見納め。


これからまたどんどん変わっていきますよ。

これからの皆様、どうぞよろしくお願い致します。



そして、

『殿様と私』でも非常にお世話になっておりました、加藤武さんが、
先日急逝されました。

亡くなった状況がいかにも自分への鍛錬を怠らない大先輩らしく、
でもやはり悔やみきれないです…。


とてもまっすぐで、後輩を律する以上に、ご自分を律しておられた。


こんなことを言って失礼かもしれませんが、

外見からは想像できないほど、
とてもあたたかい優しい大きな方でありました。
厳しいところは厳しい、いいところはまっすぐに誉めて下さる方でした。


多分ご自分が一番びっくりなさっておられると思います。


また文学座から、そして日本の演劇界から大事な大事な方がいなくなった。


昨日の千穐楽まえに、皆集まって黙祷を捧げてからの公演だったのですが、


ふつふつと、
加藤先輩に゛よしっ！゛と大きな声で誉めて頂けるような役者を、これからも目指していこうと決意しました。