犬と暮らせば

2006-12月 日記

日記
金閣寺
2006-12-31
家族と京都に行き金閣寺に回った。高校の修学旅行で見てから40年ぶりだ。焼けた過去も忘れれるほど光輝いていた。


観光とは「見たいものを見せるので、真実でないかも」と思い。フト我が身を振り返ると教育も同じではと疑問が過る(よぎる)。


金閣の裏の順路に1円玉の「コイン投げ」が2箇所あった。賽銭箱に入れにくい1円を活用する知恵か。外国文化のcopyだろう。


息子も、娘も1回でお椀に投げ入れた。僕と違う能力がある。お布施の金額を見せない賽銭文化と、銭の投げ方を泉に競うローマ文化の差なのかも知れない。
昔の美人が(続き)
2006-12-30
 心配顔で寄ってきて「先生は講義がみな同じ?学生がどの授業でも同じプリントだと言ってた。」と息を切る。


 「旬の時事ネタは同じですよ、その週しか話せない。でもプリントにはしませんよ。ただ出席票の代わりの漢字問題は一週間どの授業も一緒です。」と答える。


「先生は漢字も教えるの?」と聞かれ「やめて下さいよ、大学ですよ、漢字は教えませんよ。ただ代返防止には漢字問題は役に立ちますよ。」と答えた。


「ああそう、良かった良かった」と帰る後ろ姿を見ながら思った。そうか。蛸、烏賊、海鼠を読ませると「漁業やスーパーの就職講座」と思うのかも。タコ、イカ、ナマコ。
串カツとキャベツ
2006-12-29
昔、住友商事に入社した頃、京都で串カツの店に入ったら、箸休めに四角く切った生のキャベツ出た。「ヨセやい。僕は芋虫(いもむし)じゃない。」と驚いた記憶がある。


串カツも豚カツも見慣れていたが、キャベツを3センチほどの四角にきり、そのまま出すとは思わなかった。しかも芯か茎か葉脈か知らないが硬い所も混じってる。


始めて関西へ来ると、知らない困った目に会うな、と食べたが意外とキャベツに味があり、ナカナカ良い箸休めだった。


昨日、家族をつれて30年ぶりに店を探し、串カツとキャベツを食べた。息子が「キャベツって生で食えるんだ。」と驚いてた。
営業が合わない
2006-12-28
夏に就職が内定し年末に卒論も終わった女の子がドアを叩いて「就職を辞める。営業は私に合わん。来年の第2新卒になる。」と下を向く。


 「第2新卒」とは上手く言った物だ、と関心してはイケナイ。学生が可哀相だ。たぶん営業というイメージに潰されて(つぶされて)いるのだろう。


「営業は3年は注文を取れなくても良いのだ。縁故で注文を取る人間は直ぐ辞めるぞ。注文取れなくても良いから安心しろ。」と言っても信じない。


「3年も通うとお客も認める、それまでに上司や同僚に好かれる人間になれ、焦るな。」と続けたが、「大丈夫ですかーーー」部屋を出て行った。学校と世の中は違うのが分かるかな
卒業後、入社3年
2006-12-27
就職すると東京の有名大学や広島大学の卒業生と混じって比治山大学の学生も働く。


卒業生が学校に戻って言うことには、「広大(ひろだい)てスゴくないなー、東京の有名大学はドジな人がいますよ。」だ


上司が有名大学ならともかく、上司の学歴が工業高校の叩き上げだと、有名大学のドジって嫌われますね。と続く


それに入社3年までは昇進、昇格に差がないのですよ、3年も経てば学歴は消えます。と元気な卒業生を見るとホットする。
いつ迄、続く学校仲間
2006-12-26
 人間は変化に弱い。大学生とて同じだ。心には「幼稚園からズート同じ事をしているので、これからも同じ事が続いて欲しい。」と願う気持ちが残っている。


 学校という気のあった仲間を探し易い場所が「何時までも続いて欲しい」と思う心が、同窓会やら同期の飲み会に成るのだろう。


 場所が有るのが当たり前だから、自分で場所を探すとか、居場所を作るなんて考えられない。考えられるのは「気持ちの良い人」をその場で探す事ぐらいだ。


 就職するにせよ友達が無いと動けない「学校の仲間の皆に見栄を張れる程度のカッコウの良い職場で。」がスタートなのだ、自分で生きて行くのは簡単な事では無いのだ。
指とケーキ
2006-12-25
 ケーキが3つ重なった。美味しいが食べられない。若い時なら幾つでも入るのだが、目も指も動かない。お腹が「もういい」と言っている。


 ショートケーキ、チョコレートケーキ、東京から届いた「キハチ」のムースと手作りの綺麗なケーキが並んだ。


 海外で仕事している時に「日本人に教えるな、教えると何でもオリジナルより良くしてしまうから。」と言われたが 日本人の指先の器用さは類をみない。


 昔のはなしだが、パリの旨いパン屋が日本の出店で驚いた。今は、アンデルセンのパンを日本のイギリス大使館がヨーロッパの出店と思い込んだりしてる。素は高木製パンなのに。 


 多分日本人の指は世界一だ。
昔の美人が心配を
2006-12-24
 「先生、いい噂も、悪いのもある。」と声が掛かった。「悪いのは?」と聞くと?学生に甘い?10回出席で「可」を出す。と


「悪い学生も15回キチンと出席させて下さい。」と迫られて「エー、来なくて良いですよ、悪いの。」と答えると「イケマセン。」と詰め寄られる


 センター試験に備える高校生なら、机に縛り付ける事も大切だが、大学は考える為にある。考えるには遊びも余裕も回り道も必要だ。


 何より僕は講義なら出来るが、キチンと出席するような行儀見習(ぎょうぎみならい)は不得手(ふえて)だ。たぶん行儀は僕が一番悪い


 それでも言ってくれるだけ有難い、なにせ子供の頃からお袋に良く心配された。この年になっても心配してくれる女性が居るのはウレシイ。
今年も,卒論も終わった?
2006-12-23
 年末までに卒論を終える学生が増えた。何人かが年越しとなるが、数名だろう。


 金曜22日が今年の授業の終わりだ。卒論を書く学生も焦っている。暗くなりかけた頃に「出来た。先生。読んで。」と女の子がきた。


 よい出来だ。問題も無いので学生に「事務室行き、5時に閉めないようにお願いして、卒論を提出するからと言って」と指示した。


 表紙と目次を整え提出ファイルにはさみ女の子が走った。


「年内はこの子で最後かな?」と研究室に鍵をかけ、階段を下りると事務室の明りが点いている。


 「先生、今年中に間に合わなかった。題目が4文字ほど登録と違う。」と女の子が悔しそう(くやしそう)だった。


 見ると点と括弧と横棒の使い方が違っていた。


 可哀相だが、だどり着くまで道は終らない
先生、私、真面目ジャないよ
2006-12-22
 ゼミに漏れた可愛い子が「先生、私を選ばんカッタね。私、真面目な子じゃないケン。イイよ。」と言う。「違う、君は学校が嫌いなだけで、不真面目でも頭が悪い訳でもない。只、嫌いなだけだ。」と返す。


 「じゃ何で、私をゼミに選ばん?」と詰め寄られる。「売り出して安心だから、外の先生に頼める。」と言うと「私は売りモン、かい?」と続く


 学校生活では売り買いを低く見るのだろう。少しでも可能性のある商品は江戸へ下して(くだして)売れたから、価値のない物を「下らない。」と言うはずだ。


 自分と言う商品を誰に売るか、人生は営業の連続だと思う。子供に気に入られるのも、犬に好かれるのも売り方ではないか?神様に気に入られると、幸運になる。
色々な訳(わけ)が
2006-12-21
 新ゼミ生16人の名簿を張り出した。先生の間を走り回って纏めたS先生のご苦労は大変だと思う。でも学生に「意味分からん」と言われ僕も困ってる。


 「説明しない方が良い時がある。分かってしまえば結婚しなくなるかも知れないじゃないか。」と言うと、「先生は私を嫌ったの?」と詰め寄られる。


 入学したときは「訳(わけ)分からん。」と僕に言ってた学生ほど残念がる。2年を終わる頃になって多少は「浅井」の遣り方に感化されたのかもしれない。


 人生は分からない方が良い時もある。僕のゼミに入りたい方法が「難しい。」より、「分からない。」方が味があるのかも知れない。何せ僕が説明できないのだから。
浅井の授業とヴィトン
2006-12-20
 中国人の留学生からメモがきた
x 浅井の授業はヴィトンの売り方に似てる。
x 学生に「来ないでね。」「可でよい人は、聞かないでね。」と言う
x 講義も途中で「帰って良いですよ。」と言って半分くらいに減らす
x 残った学生に「あーそうか」と思わせる


だから ヴィトンの店が
x 入りにくい
x 1人に1個しか売らない
x 値引かない
x お安いのは此れだけです と 言う売り方に似てる


本当に浅井先生は商売上手なのですよ   以上


ヴィトンの店に行った事があるだけでも文化なのかも知れない
生(なま)の落語を直(じか)で
2006-12-19
 僕は落語のようにスーと心に響き、残る話をしたいのだが、講義で其処までいかない。ニュースの積み重ねの押し売りかもしれない。


 落語は駄ジャレや語呂合わせだけではない。三方一両損のように内容も人情もある話は捨てがたい。


 よし講義で落語を聞かせようと、旅行会社の専務の櫛さんこと「善亭ぶ生」師匠に「伝達の技術」の講義を願いした。無料で手弁当とヒドイ条件だ。


 講義の後 師匠の90分は短かったらしい「浅井の3倍は楽しく、為になる。」「提出用メモ書きのプリント返して、大事な言葉が書き留めてある」と学生が追っかけてきた。


 プリントを見ると大きく「よかったヨカッタよかった」と書いてあった。
女中さんの言葉
2006-12-18
 27-28才頃に居たブラジルで、仕事仲間から「なんで、そんなに(現地語)が急に上手になるのだ、何でお前だけ通じるのだ?」と聞かれ、「品の無い、子供言葉ですよ。」と答えると


 「ブラジル人と同棲してるのか?日本に帰れなくなるぞ」と脅かされました。実は同棲ではなくて、土曜と日曜は車で40分くらいの女中さんの田舎に通っていたのです。


 女中さんの家族は親切で根気よく同じ言葉を繰り返してくれます。赤ん坊と遊んでいると、「ダメ」とか「待って、マダヨ」とか「好い加減にしなさい。」とかです。


 この幼児語が仕事中に出ても、ブラジルでは僕は外国人ですから笑って許されることが多いのです。


 例えば会議中に外人が「ヤダヨーン」と言っても日本人で目くじら(語源は不明だが)立てる人は少ないでしょう。只、僕が児語を使っていると分かっていれば良いのです
筋肉痛
2006-12-17
 若い頃は、試合の次の日に筋肉が痛かった。今は3日ぐらい遅れて筋肉痛がでる。年を取ったと実感させられる瞬間だ。


 昨日の朝起きると肩が張って痛いので、「日頃の筋肉トレーニングの効果が出たか」と一人喜んでいた。


 昨日は土曜だが、今は卒論の最後なので学校に出て学生と話した。彼は就職も決まってないので気にかかる。寒い中、自転車で学校に往復したら疲れた。


 家に帰ると女房が「熱でもあるの」と体温計を出した。 残念だがある。


 二日続いた飲み会で草臥れて熱が出たらしい。熱で節々が痛いので、体操の成果では無かった。自惚れ(うぬぼれ)も程々にと早めに寝た。


 
猫がボケた
2006-12-16
息子と同じ年の15歳の猫がボケ始めた。ボケて子猫のように紐にジャレる。


 お婆ちゃん猫が子猫のようで可愛いのだが、時間帯も子猫みたいで野生化している。


 以前は人間の家族と一緒に寝て、一緒に起きてくれた。だが今は。昼は死んだように寝て、夜の7時から目をランランと輝かせ11時にパッタンと寝て、朝は4時か日の出の2時間前からさわぐ。


 更に高齢だから胃とか腎臓とか弱ってきてるので、2時間おきに少しの食事をする。この猫のリズムに人間が合わせなければ成らない。
何せ相手はボケてる。


 僕の両親はボケる間も無く逝ってしまったが、猫になって戻ってきたのかと思い少し孝行してる。
先生、おれ会社辞めた
2006-12-15
何人かのゼミ生が入って来た。そのうちの1人のN君が 部屋の絨毯に正座して「先生、すいません。会社辞めました。」と言い出した


「エッ 君はまだ卒業してない。だから就職できてないから 辞めようがない。」と答えると


「だからー、入社前の研修に出ろと呼び出しがあって、行ってみたらイメージ違って、俺、働けんす。あすこで。」とアッサリしてる。


 企業の友人に聞くと、就職の競争にだけ「力」を発揮する学生より、人間としての能力とか相性が大事だと言うので、アッサリ分かれる方が正しいのかもしれない
スタンバっとる10分前に
2006-12-14
 「教師は5分遅れて教室に着き、ユックリ出席をとり15分過ぎから講義すべきで先生は遅刻に対する配慮がない」と学生が微笑む。


 「10分前からスタンバってプリント渡し、時間どおりに講義を始めるのは浅井先生ぐらいだ」と続く


 誉(ほ)めてるのか、からかってる(この語源が分からない)のかも知れないが、ウレシイ言葉だ。


 僕は講義で「知的興奮を売っている。」その受け渡し時間は正確でないと商品が腐さるきがする。


 学校生活の(時代的に)遅れてるダラシなさ(この語源もわからない)は世の中に出れば直ぐ分かる。
娘が保険証を欲しいと
2006-12-13
 めったに病気をしない小学校6年の娘が「健康保険証ある、貸して、持ってく」と言い出した


 親と一緒に病院に行けないような、まさかそんな事に成ったのかと親バカの父は顔が引きつる


 娘は170cmで僕より高い、靴のサイズは26.5で僕と同じだ。年は12歳だが、遠くから見ると立派な女性だ。


 小声で「なんで?」と聞くと


 「昼ご飯のバイキングを注文する時に、1人だけ大きいから大人料金取られる。健康保険証が無いと、小学生として認めてくれない。」と 
年賀状で就職
2006-12-12
比治山大学の長谷川先生から電話があったのは5年前の夏だ「浅井君、教授に成らんかね?僕が辞めるから代わりに君を推したい。」と


 広島大学の鏡山にお邪魔したのはたぶん10年ぐらい前の話だ。その時以来、年賀状と暑中見舞いは続いてた。そのご縁で今日がある。


 就職させてもらった賀状に申し訳ないが、喉元(のどもと)過ぎれば何とやらで、賀状を出さない年が続いた。


「イケナイ、イケナイ」今年は年内に1000枚出したい。以前の半分で気が引けるが、お世話になった皆様と何より年賀状へお礼がしたい。
新しい価値の積み重ね
2006-12-11
 辻からのコメントが良かったので載せます。


 年を取ると、新しい物や価値観の中で受け入れれない物が出てくるのは当然だと思います。


 先生がネットで来る年賀状が受け入れれないのは、私が化粧をする小学生の女の子を理解できない事と同じな気がします。


 その理解できない新しい価値観の積み重ねで文化は育まれると思います。 (12月11日3時50分 辻)


 僕のブログBLOG ウエッブ(web)ログ(log丸太のように線が引いてある書き物)は携帯に優しくなくコメントが読めないので記載します。
年賀状
2006-12-10
 サラリーマンの時2000枚は書いてた年賀状を出せない時期が4年ほど続いた。


 新米の教師なので講義の材料が揃わないから、年末に年賀状に裂ける時間が無い。


 それでも400枚くらいはお正月に頂くので、2月過ぎに遅ればせながら返事を書いていた。


 今年は1000枚を用意して、何とか年内に発送しようと準備している。50円に印刷と手間はかかるが、ネットでくる年賀状は年を取ると読みにくい。
飲み屋?酒場
2006-12-09
 久しぶりに東京から同級生だ。2人で暖簾を潜った。「まずはビール」をしないで日本酒を選ぶ。年を取ると日本酒が飲みやすくなるのか、最近の日本酒が旨くなったのかもだが


 「付きだし」が出てこないので「つまみ」を頼もうとすると、店員が説明するには「5000円先に払って頂ければ400円安くなります。」と言う。何じゃそりゃ?と思ったがメニューを見ると金額が無い、代わりに3とか4とか8と書いてある。大体100円見当だ。


 5000円で2人が酒を飲めれば安いと思い、「いいよ」と言った。きっとこれはアメリカの支払いを日本に入れる試みだな。ビール一杯毎に金を払う。これを前払いにしたのだろう。


 人に酒を薦め(すすめ)勘定を持ち合い、後で「割り勘負けだ」の「あいつは肉を取りすぎ」だのブチブチ言うより。自分で自分の酒を飲むと言うことを伝えたいのだろうこの店は。
落語家になろう
2006-12-08
 授業で気をつけるのは。
1−学生の興味を引けるか
2−話が受けるかである。どんなに重要と思っても
1−学生に届かなければ
2−届いても聴く気が無ければ。馬に風であろう。


 誰でも海で水浴びは出来るけど、泳ぐとか、潮が早いとか、塩水が濃いとか感じるのは個人である。僕の声を浴びるように講義は聞くけど、理解とか、真似とか、反発とかは個人である。


 落語の話の内容はだいたい決まっている。でも噺家によって大きく違う。観客だって、遅れるのや、喋るのや、煎餅食べるのや、走り回る子供もいる。それでも引き付けて最後は聞かせる落語家は凄い。


 100人を前に3分で3回笑わせ最後に1回泣かせるような会話が出来れば、人生これ以上の学歴はないと思うのだが、たった一人の僕に「先生、聞いて聞いて、ねえ聞いて」と言ってからしか話せない子が多い。
差し入れ
2006-12-07
 朝8時45分に研究室のドアを叩く人が居る。学校の事務は電話でくる、先生との連絡はメールだ、学生なら「先生(センセェー)」と声でわかる「誰だろう?」


 前期に聴講していた70歳前後の女性だ「息子の孫は寄り付かん。女の子産めば良かった。」と大学へ勉強しに来て、一番前に座り「ハイ、ハイ」と質問をした方だ。


「今朝、作りました。」と風呂敷から巻き寿司を出す「先生の所は学生さんが沢山居るからお召し上がりを」とかなりの重さだ。「若い子に受けるかな?」と心配だったが、ありがたく受け取った。


 親子の断絶もある。好意の断絶もある。記憶の断絶もある。この女性から「子供の頃にアメリカが来て、一挙に生活が良くなった。」と言われたとき、僕は靴下が履けなかった子供の頃を思い出した。
先生MIXIに入らない
2006-12-06
 女学生が3人来て言うには「先生のブログ読んどるけど、mixi に入って呉れたら楽だ。Mixiにサイト作って。」と


 分かるけどYesと言いにくい。僕はサイトを下関に持っている。僕が10年ほど前に作った場所だ。愛着がある。


 それに、2チャンネルの画面が味気ないようで、電車男と言う本を出すほどの人気も分かるが、書き込めない。それなのに Mixiのピンクの画面では、まだ少し男性の僕は尻込みしてしまう。


 恥ずかしいが、僕は新しい事に対応できる体力が残り少ない。携帯すら、持っているだけの対応しかしてない、なにせ月額の請求が2千円だから。
フェロモンと体臭
2006-12-05
 香水にフェロモンを入れたのが流行ってるそうな。まだ人間用のフェロモンは学問的には確立してない筈だ。多分、化粧品のほうが学門より先なのだろう。


 ヒトにもフェロモンがある事は解かっている。女子寮で月経の同期化が起こるドミトリーエフェクト(寄宿舎効果)もそうだ。母親の体臭はその子供にとり心が落ち着くのは安心フェロモンなのだそうだ。


 でも学問的に解明されているのは、豚のトリュフ見つけ、アリの道標、ねずみが罠にかかった時の警報ぐらいだろう。


授業で若い女の子が、集まってくれるのは僕のフェロモンかなと錯覚したいのだが 本当は、「年寄りの匂いがして離れて居たいけと、少し面白いから近寄ってあげる。」程度なのかも知れない。
虫偏の字
2006-12-04
 アメリカンスクールに行っている小学6年の娘に朝ご飯を食べながら漢字を教えている。娘は学校、塾、水泳と忙しいので、夕ご飯は10時を過ぎる時がある。僕の体力が持たないから朝、少しずつ教える。


 海にも虫がいる 蛸(たこ)蜆(しじみ)蛤(はまぐり)、体につく虫は 蚤(のみ)虱(しらみ)で嫌いな虫は蝿(はえ)や蚊(か)だ、蜂(はち)蜘蛛(くも)蝸牛(かたつむり)も読めればいいと


 虫は蛇(へび)が素の字で蛙(かえる)は食べると美味しいから良い字になった。


 虹(にじ)は空にかかった大きな蛇で小さな竜だ、もう一匹、蛟(みずち)という大きなトカゲが海に住むと、話し出すと止まらなくなった。


 暫く(しばらく)聞いていた娘が「パパ、こんな字は入試に出るの?」と聞いた。僕は受験には向かないのだろう。
ブランドのバック
2006-12-03
 学校でブランド物のバックを持っている女の子に「高いだろ。」と声をかけると「そう高いの買わされて、やんなっちゃう。」とうから「買わなきゃいいのに。」と言ったら


「違うよ、ブランドのバックを流行(はや)らしたのは、学校だよ先生だよ。」と言われた時に、恥ずかしいが理解できなかった。


 何度か話すと解った。「先生がテストで順位をつけるから、私達も持ってるバックでランクを付ける。」のだそうだ「ランク付け、ブランド競争は学校が育てた。」と言われた


 学歴も東大もブランドなんだろう、でも高そうに見えるブランド品にも良いのも悪いのも色々ある。「ホリエモン」も「村上ファンド」もある。
あみだ籤(くじ)
2006-12-02
 ゼミの応募の21人から7人を選べないと言ったら「先生、籤(くじ)よ、阿弥陀よ。」と来た。ヤダ、ヤダ、嫌なのだ


 僕は自分に自信がない。占いとか暗示に弱い。その場の運とか不運で後2年間の大学生活を決めるなんて出来ない。


 僕は神様とか運命とかが怖い。怖いから近寄らないように敬遠している。出来るだけ考えないようにしている。籤は止めたい。ジャンケンも嫌だ


 来てほしい人は、元気な人だ。何かし始めると損得を考えずに、時間を忘れる人だ。能力はその次だ。
先生は楽だ
2006-12-01
 来年のゼミの応募で、僕のゼミに第一希望の学生が21人来た、第2希望が9人、第3が7人きた。少し多すぎる 


 64人の英文志望の学生を9人の先生が見るので、平均は7人だから、大きなゼミでも10人を超えてはいけないという暗黙の了解がある。


 僕は普通の授業を易しく聞けるように、音楽でいうイージーリスニングを目指し、話題も日常の事を話している。聞いてて楽なのだ。


 楽だから僕の所に来たい、というより「楽しい」から僕のところへ来たいという学生をどうやって、振り分けるのだろう。21人から7人を選ぶ案が有ったら教えて。

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