会場には、若い時の写真、選挙ポスターや活動写真等、沢山展示されていました。
その一角には、矢澤さんが毎議会事に発行していた「えみこ通信」も置いてありました。
ふと、その横に目を向けると、「市民と市政をつなぐ会」議会報告会のチラシも置いてあり、当時、矢澤さんと一緒に２人で八潮市議会会派として初の議会報告会を計画、動員、無事に開催した報告会を懐かしく感じました。
焼香を済ませ、故人様の顔を拝見させて頂きましたが、とても穏やかな顔で、お気に入りのスカーフも素敵でした。
「市民と市政をつなぐ会」の2人会派を結成、８年間活動、その後会派は違いましたが同僚議員として色々な思い出がありましたが、一番印象的だったのが、私が議員となり初めて「討論」をすることになり原稿を作成、矢澤さんにチェックして頂きました。
一夜明けて、矢澤さんから「チェックしたから確認してね。ちょっとだけ訂正したからね」と連絡。
早速、メールを確認すると、ほとんど文章が赤字で訂正されていました（笑）
すぐ矢澤さんに連絡すると「ついつい気になってしまいごめんね、でも討論は議事録に残るし、もし貴方が将来、違う立場になった時に恥ずかしく無いようにと思う母心だからね」と笑いながら話してくれました。
二人会派で活動した８年間、色々な勉強会等にも誘って頂きました。時には、厳しい事もいわれましたが、常々「朝田さんのためだから」と優しくフォローもしてくれました。
矢澤さんとの思い出は尽きませんが、私自身、議員としての「基礎・基本」を作って頂いた貴重な方でした。
ここ数年、癌と闘いながら議員活動も手を抜くことなく前向きに行動する姿は立派でした。
矢澤さん、お疲れ様でした。どうぞ安らかにお休み下さい。
これからは天国から、八潮市政、八潮市議会を見守って頂くと同時に、時には「叱咤激励」もお願い致します。
