・ここまで3試合で奪ったターンオーバー16、失ったのはわずか1
・パス攻撃は落球も響いてわずか52ヤード
・ラン攻撃は新人エドモンズと2年目ローガンの活躍で146ヤード
・3番手RBのD.J.フォスターが膝ACL・MCL断裂でシーズン絶望
□Top Takeaway For Cardinals In Dallas? Defense Making Plays (チーム公式サイト8月26日日曜の記事)
DAL戦でアリゾナは8つのターンオーバーを奪った。プレシーズン3試合でプラス15。16回のターンオーバーに対して喫したのは1回だけ。
DALはエースQB、エースRBなどオフェンスの主力の大半が欠場していたが、アリゾナもDTの1~3番手が欠場。試合中のほとんどでニッケルの2LB・3Sの布陣(4-2-5)だった。
今週の最大の課題は先週崩れたラン守備だった。DALがエースRBと強力OLが不在だったとはいえラン合計52ヤードに封じた。
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QBサム・ブラッドフォードは2シリーズのみの出場でパス1/4、6ヤード。アリゾナに加入してから初めての被サックを浴びた。新人QBジョシュ・ローゼンは右手親指を負傷していて出場の準備はしていたが結局欠場。
QBはグレノンとカノフの2人が試合の大半で出たがパス攻撃は軌道に乗らずわずか52ヤードに終わった。しかしスティーブ・ウィルクスHCはレシーバーの落球が多かったことの方を嘆いている。3rd downは2/13という低調。
ラン攻撃は良かった。ジョンソン欠場で代役先発した新人RBチェイス・エドモンズは11回55ヤード(最長28ヤード)。2年目T.J.ローガンは59ヤードのTDランを含めて6回86ヤード。ランはトータルで146ヤード進んだ。
□Knee Injury Ends D.J.Foster's Season (チーム公式サイト8月27日月曜の記事)
3番手RB D.J.フォスターは1Qのスペシャルチームでのプレー中に膝ACLとMCLを断裂する重傷で今シーズン絶望。
地元アリゾナ州立大出身で去年の第2週にNEのPSから引き抜いたあとエイドリアン・ピーターソン、カーウィン・ウィリアムズ(ともに退団)の控えでラン23ヤード、パスキャッチ133ヤードを記録してた。。新人WRクリスチャン・カークと高校でチームメイトだったらしい。
スティーブ・ウィルクスHCは「彼はトレーニングキャンプでずっと良い動きをしていた。オフェンスだけでなくスペシャルチームでのパフォーマンスも良かった」。
キャンプ開始直前に加入したDEアーサー・モーツ(前PIT)は膝MCL捻挫で2~4週離脱。(もともと53人枠ボーダーのやや下にいたのがさらに厳しい立場に)。
□Josh Bynes Gets Time At Nickel Linebacker (チーム公式サイト8月27日月曜の記事)
加入2年目ジョシュ・バインズはトレーニングキャンプ開始時からベースディフェンスの先発MLBだったが、ニッケルパッケージでは外されていた。
それがDAL戦ではニッケルでもOLBディオン・ブキャノンとともにフィールドにいた。それにより去年のドラフト1巡OLBハーソン・レディックがニッケルでは2番手チームに回って後半たっぷり出場。
ウィルクスHCによるといろいろ試してる段階らしい。レディックの才能を高く評価してる。
(理想ではレディックをニッケルで使いたいけど現状ではバインズの安定感のほうが上ということかな)。
(LBブキャノン、CBピーターソン、Sブッダ・ベイカー、Sトレ・ボストン、Sベセーイ、CBテイラーといるところにレディックが本格化したらニッケル時のLB・DB陣のスピードと運動能力とビッグプレー能力がハンパなくていろいろヤバいんですけど。さらにDLにはチャンドラー・ジョーンズとかもいるし。レギュラーシーズンでもターンオーバー連発を期待)。
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