・QB勢は良かったり悪かったりだったらしい
・2年目TEハウズラーがスピードを見せている
・新人では3巡CBフレミングと4巡OTマッシーが評価上げてる
・2年目RBウィリアムズのリハビリは順調
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Impressions from Arizona Cardinals' organized team activities
http://www.azcentral.com/sports/cardinals/articles/2012/06/07/20120607arizona-cardinals-organized-team-activities-impressions.html
木曜にOTAの日程が終了しました。あとは来週3日間のミニキャンプがあって、そのあとは7月下旬のトレーニングキャンプ開始までオフ。
OTAについてのレポートが入ってきました。
・QBケビン・コッブ(加入2年目)とQBジョン・スケルトン(3年目)。ともに良かったり悪かったり。スケルトンは通さないといけないパスを何本か投げミス。
・TEロブ・ハウズラー(去年のドラフト3巡)。たっぷりの練習量をもらい、スピードが印象的だった。アリゾナはパスシチュエーションでは2TEにすることが多いから出番が増えそうだし、武器になりうる。
・OTボビー・マッシー(今年のドラフト4巡)。OTAでは接触プレーがないからOTやDTについての判断はできないが、NFLのRTには確実に見える。
・CBジャミール・フレミング(今年のドラフト3巡)。動きがとてもスムーズで、キャンプ通して自然体だった(彼の中で試合はそれほど重大ではないようだ)。マイケル・アダムズとニッケルCBを争える(ほかの何人かはアダムスを追い抜けなかった)。
・WRマイケル・フロイド(今年のドラフト1巡)。もう少し体重を軽くした方が試合でより効果的になるように見える。新人がこの時期に重めなのは珍しいことではなく、フロイドはオーバーウェイトでは全くない。だがストレングス&コンディショニング・コーチのジョン・ロットはフロイドを今より少し軽くしようとしているようだ。体重は220lbで機敏性のドリルでは素速くないが、もともとそれは彼の強みではない。彼の強みはダウンフィールドで小さいディフェンダーに対してサイズと強さを活かすことだ。
・先発LTリーバイ・ブラウン(6年目)。とても生産的なキャンプを過ごしたとウィゼンハントHCが言っている。木曜は家庭の都合で休んだが練習したがっていた。その日はダンソニー・バティステ(加入3年目)が先発チームのLT、ネイト・ポッター(今年のドラフト7巡)が2番手チームのLTに繰り上がっていた。
・CBグレッグ・トーラー(4年目、去年開幕前に膝ACL断裂)とRBライアン・ウィリアムズ(2年目、去年開幕前に膝蓋腱断裂)のリハビリは順調のようだ。ともにOTAでかなりの量の練習をしていた。去年のキャンプでのウィリアムズの動きを見ているので、インパクトを起こせるかどうかみるのが楽しみだ。
・OGセニオ・ケレメーテ(今年のドラフト5巡)。ワシントン大での授業があるためOTAの10回の練習すべて欠席。来週のミニキャンプには参加する予定。大学ではOTだったのがアリゾナではOGなのにOTAに参加できなかったから、来週は「ふらふらになるまでやらせる」(ウィゼンハントHC談)。
・・・
QBはパスラッシュが実質無い状態にもかかわらず相変わらずなようです。そういう意味では去年のドラフト2巡RBライアン・ウィリアムズのリハビリが順調だというのが心強い。レシーバー陣はWRもTEも揃ってきたんで、ランが安定して進めばQBの負担はかなり軽くなる。
RBについては先発ビーニー・ウェルズもシーズン終了後に膝を手術してリハビリ中なので、OTAでは小兵ラロッド・スティーブンス=ハウリングがずっと先発チームでやってたそうです。タックルされないこの時期なら酷使しても大丈夫。
3巡CBフレミングはいまのところ右CBの先発争いには加わってなくてニッケル中心でやってるってことなんでしょうかね。緊張しない性格というのは羨ましい。
あとこの記事に小ネタで
・OTAの最終日のあとにはみんなでボウリング場に行くのが毎年恒例だったらしいけど、今年はなし。行くものだと思い込んでた選手も何人かいたみたい。
というのがありました。アメリカ人もベタな打ち上げするんだね。
・来週のミニキャンプは火曜に2回、水曜に2回、木曜に1回の計5回練習。水曜夜はユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムでオフェンス対ディフェンスの紅白戦に近いことをするみたい。
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