アリゾナマニアの知ったか発言集

QBカイラー・マレイが練習にフル参加

・QBカイラー・マレイは水曜から練習にフル参加してる
・去年まではショットガンが大半だったが新オフェンスはアンダーセンターが多い


□Kyler Murray Listed As Full As Practice Week Begins (チーム公式サイト10月25日水曜の記事)

・フランチャイズQBの復帰では小さな一歩ごとが見出しに値する。

 QBカイラー・マレイが水曜の練習に"full"参加したとinjury reportに記載された。PUPリストにいてpractice windowを開いて2週目で初めてのことだ。

 ジョナサン・ギャノンHCはマレイのpractice windowを開くのははフル参加できるときだと先週発言したが、膝ACL断裂から復帰した先週はずっと一部参加だった。3日間の練習を経てアップグレードした。

 チームはマレイを53人枠に戻すのは11月9日まで猶予がある。それより早く戻すことは可能だ。早く戻るということは出場できる状態になったということになる。日曜日にロースターを入れ替えることはできないので土曜日にどうするか注目だ。

 水曜の公開部分での練習ではマレイは依然としてPSにいるパスキャッチャーたちと一緒に練習していることが多かった。チームは今週はホームでBAL戦、来週はロードでCLE戦がある。


 (木曜はinjury reportにマレイの名前は無いのでフル参加した模様)。

 (だからといって今週53に枠に戻してBAL戦に出場すると決まったわけではない)。


□Kyler Murray Returns To Field, But How Close To Hjalte Froholdt? (チーム公式サイト10月18日水曜の記事)

 (先週の記事。紹介しそびれてた)。


・QBカイラー・マレイが練習に復帰する。彼が実戦のフィールドに立つまでにどのくらいのプロセスがあるのか。ジョナサン・ギャノンHCは「彼はまだこのオフェンスでスナップを受けていない。彼がいろいろなことをするのを注視しなければならない」と語った。

 そのひとつがアンダーセンターでスナップを受けることだ。

 Pro Football Referenceによると開幕からの6試合でアリゾナはQBジョシュア・ドッブスが113プレーでアンダーセンターに入った。これがプレーアクションやzone-readでのドッブスの効果的なランの鍵になっている。

 マレイは通算57試合でアンダーセンターに入ったのはわずか85回。昨シーズンは10試合と3プレー(第14週NE戦の3プレー目に膝ACLを断裂。その前に2試合ハムストリングの負傷で欠場)でアンダーセンターは9回だった。

 前HCのクリフ・キングスベリーはオフェンスでショットガンでできないことは何もないとドラフトでマレイを指名する前から発言していて、プレーの大半をショットガン・フォーメーションでやることを好んだ。しかしドリュー・ペツィング新OCのプレーブックはQBがディフェンスに背を向けて相手に推測させることから利益を得ているように見える。

 マレイが復帰すればショットガンが増える可能性もあるが、マレイがアンダーセンターでのプレーに慣れる必要があるのは避けられない。


 (これで全文。見出しにCイェルダ・フロホルトの名前があるのに本文にフロホルト出てこない。でもフロホルトとコンビネーションを高めるのも大事)。


 (キングスベリー前HC時代もアンダーセンターがまったくなかったわけではないけど、57試合で85回だけという極端な数字だとは思わなかった)。

 (ペツィングOCのオフェンスはアンダーセンターからのプレーアクション多用なのでマレイ復帰で大きく変わることはなさそう。ドッブスのランが出てるのでマレイも走力を生かせるはず)。

 (でもオクラホマ大時代のダイジェスト見てもマレイはショットガンばっかり。ミーティングにずっと参加してるからやることは分かってるはずだけど順応できるかどうか)。

 (来年のドラフト候補でQBトップ2のケイレブ・ウィリアムズのUSCとドレイク・メイのノースカロライナ大もハイライト見るとショットガンばっかり。新人クレイトン・トゥーンの大学時代の映像見てもショットガンばっかりだから今のコーチングスタッフの評価基準ではあんまり関係ないことかもしれない)。

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