アリゾナマニアの知ったか発言集

OAK戦(2)

・先発LTブラウンは上腕三頭筋の断裂という重傷
・SSウィルソンが2PD
・ILBワシントンがFF、FSローズはINT
・新人CBフレミングが反応が良くてタックルが確実だった
・新人Sベセルがパントブロック→リターンTD


Torn triceps will cost Levi months
http://blog.azcardinals.com/2012/08/18/torn-triceps-will-cost-levi-months/

残念でなりません。先発LTリーバイ・ブラウンが右上腕三頭筋を断裂。通常リハビリに3ヵ月かかるそうで、開幕前にIR入りしてシーズン絶望になる公算が大きいようです。

PUPリストに入れてシーズン後半の復帰を待つ(開幕から8週か10週経過後に53人枠へ入れるかIR入りか判断する)という選択肢もあるけど、新しいPUPリストを選手会がまだ承認してないので使えないそうです。

ウィゼンハントHCはとりあえずはデプスチャートで2番手LTのD.J.ヤング(去年のルーキーFA)とOAK戦でRTで先発したダンソニー・バティステの2人を使うといってますが、補強も考えてるはず。一応、去年まで先発RTだったブランドン・キースはFAのままのようです。トレーニングしてない可能性もありますが。

ブラウンは去年のシーズン後半に急に安定感が出てきたしプレシーズンゲームでもまずまずだったから期待してたんですがね。LG、C、RGが盤石でLTも大丈夫そう、あとはRTだけどうしようという話だったのがLTまでなんとかしないという状況になってしまいました。


http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/55783/ARI_Gamebook.pdf

ディフェンスはILBレノンとOLBスコフィールドが負傷欠場。ILBブラッドリーとOLBヘイガンズが代役(能力は遜色ない)。

先発チームは2Q途中までの出場。そのあと3Q終わりまで2番手チームが出てた。ただし今日は2番手チームもポジションごとにころころと選手を入れ替えていた。


相手の最初のドライブをパントに抑えたし、CBゲイのパスインターフェアで自陣ゴール前からという大ピンチをFGにとどめた。

特にDLが押し負けてないのが良かった。改善したのか、単に先週のKCが強力すぎたのかはわからない。でも最初のタックルを外されるとサポートが遅い、スクリーンパスに弱い、というのは変わってない。

一番目だったのはSSウィルソン。いきなりINT寸前のプレーするし、TD防ぐパスカットしたし、FSローズのINTではウィルソンがボールに少し触れて方向を変えたのが大きかった。

反則が多かった。DEドケットがラフィングパサー(15ヤード)、CBゲイがインターフェア(13ヤード)、CBフレミングがハードヒットでパーソナルファール(15ヤード)、CBフレミングが今度はインターフェア(16ヤード)、NTランプキンがラフィングパサー(15ヤード)。罰退長いのを5つもやってる。オフェンスもいろいろ取られたから合計10回で103ヤード。


DLは先発チームがDEドケット-NTウィリアムズ-DEキャンベル、2番手チームがDEイーソン-NTカーター-DEホリデイ。イーソンが今シーズン初出場。

NTウィリアムズが良かった。NTが踏ん張るだけでこれだけラン守備が安定するんだと感心した。ゴール前でTD防ぐタックルもあった。


LBは先発チームがOLBヘイガンズ-ILBブラッドリー-ILBワシントン-OLBアチョ。2番手チームがOLBグローブス-ILBブラッドリー(ウォーカー)-ILBスターディバント-OLBのB.ウィリアムズ。OLBスコフィールドとILBレノンが欠場。ヘイガンズは早めに代わったと思ったら後半また出場してたし、1Qに4番手ILBウォーカーが先発チームで出てたりしてた。

ILBワシントンが良かった。出足が速い。RBをタックルしてFFもした(ILBブラッドリーがリカバー)。でもルーズボールになったままなのにガッツポーズしてる場合じゃないだろ。

ILBブラッドリーは今日も良かったし、ILBウォーカーが良いラッシュしてたし、アチョもナイスタックルがあった。ヘイガンズはウォーカーがせっかくFFしたボールを捕ったのにファンブルしてしまった。控え組ではOLBグローブスがまずまず良かったし、ILBスターディバント(去年のドラフト6巡)もなかなかだった。


CBは先発チームがピーターソンとゲイ。ニッケルに新人フレミング(アダムスが負傷欠場)。2番手チームがジェファーソンとフレミング。トーラーが欠場なのでフレミングがニッケルに入るときはバトラーが右CBに入ってた。

フレミングは良い。パスカバーでボールに対する反応が良いし、パワーがあるのでタックルも確実。パーソナルファールも相手WRがパスを捕ってればナイスヒットだった。ニッケルでの動きは合格。ゲイが何かと地味なだけにシーズン中に先発奪ってもおかしくない。

Sは先発がSSウィルソンとFSローズ、2番手がR.ジョンソンとサンダース。新人ベセルは3番手チーム。ウィルソンは上記のとおりパスカバーで大きく貢献。FSローズは2QにINTして60ヤードのビッグリターン(ゴール前5ヤードまでいった)。プレシーズンだから引き気味であまり目立たないけど、しっかり派手なことをする。


STでは新人Sベセル。2Qに相手パントを鮮やかにブロック、そして自らボールを拾って19ヤードのリターンTD。3QにはPATもブロックした。NO戦でもFGブロックしててプレシーズン3試合で早くもキックブロック3つ目。パントブロックは相手のブロックにも問題ありそうだけど、とにかく見た目が気持ちいい。

PRではCBピーターソンが46ヤードのロングリターン。相手Pが飛ばし過ぎてあれだけスペースがあったらこの男はやっちゃいますよ。KRは最初CBジェファーソンでそのあとRBパウエルがやってた(初めて見た)。パウエルは最長53ヤード、4回平均33.5ヤードという好成績。スミスとの4番手RB争いで差が付いてるけど逆転要素になるかも。

ガンナーはLSHとCBアダムスが欠場したので、2年目WRサンプソンがやってました。後半はSベセル。


次戦は日本時間の金曜にアウェーでTEN戦。

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