アリゾナマニアの知ったか発言集

HOU戦のAftermath

・5点差で最後敵陣まで攻め込んだだけに試合後もどかしさ
・ILBホワイト、DLフォートゥ、CBハミルトンが負傷退場


□The Emotions Of A Loss, And Texans Aftermath (チーム公式サイト11月19日日曜の記事)

・ILBジョシュ・ウッズは良いチームとは言えないチームに所属してきた。このチームはそのひとつではない。

 「オレたちが悪いチームだと思うなら、その人は試合を見ていないんだ」。

 HOU戦後のロッカールームに蔓延していたのはそんな感情だった。それとフラストレーション。WRグレッグ・ドーチは6キャッチというオフェンスでは昨シーズン以来最高の成績で最後のドライブでも勝利を呼び込みそうなプレーをしていたが、インタビューを拒否した。

 QBカイラー・マレイは帰りのバスに乗る準備をしなければいけないギリギリまでユニホームを着ていた。FSブッダ・ベイカーは理解していた。「みんな良い気分ではない。オレも同じように感じている」。

 ジョナサン・ギャノンHCはチームが勝利しても過度に興奮した様子は見せないが、敗戦に落ち着いて対処していたのが印象的だ。

 このような試合のあとに感情を静めるのは簡単ではない。だがQBマレイが復帰して2試合目で、11ヶ月離脱していたのでまだすべての問題が解決されてはいないようだった。

 今シーズンの後半はすべてこうだ。結果がどうなるかだ。


 (5点差で終盤に敵陣まで攻め込んだという惜しい内容だっただけに試合後もどかしさを感じてる選手が多かったと)。


・アリゾナは4Qに3度4th-downで行った。いずれも5点リードされている状況だった。最初は敵陣23ヤード地点で3ヤード必要だった。QBマレイのパスがWRドーチに通ったがすぐ倒されて2ヤードのみ。2回目は敵陣45ヤード地点でTEトレイ・マクブライドへのパスがわずかにビハインドだった。マレイの狙いと違うボールがいったようだ。

 3回目は残り35秒でWRハリウッド・ブラウンへディープパスを投げたがあっさりカットされた。

 ギャノンHCは4th-downで行ったことについて「我々は試合に勝とうとした。ああいうプレーをしたら結果を受け入れなければならない」。


・Kマット・プレイターはマシーンだ。この日も57ヤードのロングFGを成功させた。疑いの余地はない。


・SSジェイレン・トンプソンは重要なインターセプトをした。前半に引き離しにかかるHOUからエンドゾーン内で奪ったものだ。それだけでなく彼はキャリア初サックをした。

 トンプソンは笑顔で「5年目だ。この先もっと多くやれるといいね」。

 (FSブッダ・ベイカーですら通算7.5サック。元SSエイドリアン・ウィルソンの通算25.5サックはこの2人は届きそうにないかな)。


・今週もう1人ビッグネームがIRから復帰可能になる。TEザック・アーツは大腿四頭筋の負傷でIR入りしたが必要最小限の4試合が経過した。マクブライドのプレー内容からしてアーツが復帰したときドリュー・ペツィングOCが2人のTEをどうまとめるかは注目のストーリーラインになる。


・LGはトリスタン・コロンが出場可能になったが引き続きカーター・オドネルが先発した。デニス・デイリーはヘルシー・スクラッチ(インアクティブ)だった。開幕週で先発したイライジャ・ウィルキンソンもTEアーツと同様に今週復帰が可能になる。

 (コロンは出場登録したけど不出場だったのでまだ万全ではなかったようです。LGはここまで4人が先発してるけどみんなそれなりの水準のプレーはしてる)。


・ILBカイジアー・ホワイトは毎週100%のスナップに出場していたが上腕二頭筋の負傷で途中退場した。代わりに入ったクリス・バーンズが自陣5ヤード地点で重要なインターセプトをした。

 しかしアリゾナはホワイト、DLレキ・フォートゥ(手)、CBアントニオ・ハミルトン(脚の付け根)が離脱した。ハミルトンは試合終盤にインターセプトしたときに負傷した。


・QBマレイはアンダーセンターでスナップを受けたのは5回だけだが、最初のプレーはアンダーセンターからのパーフェクトなプレーアクションでTEマクブライドが13ヤードゲインした。

 マレイは何度か辛抱してポケット内にとどまっていた。TEロンデール・ムーアへの48ヤードTDボムもそうだった。ただ前半にオープンになっていたWRハリウッド・ブラウンへのボムはボールが短くてCBデレク・スティングリーが追いついてインターセプトされた。

 (ハリウッドへのあのロングパスが通ってたら気持ちよかったはず)。


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