アリゾナマニアの知ったか発言集

STL戦(3)

ディフェンスはチーム全体で2サック・3INT。SSウィルソンはFGブロックのほかに2INT・1サックの活躍。新加入FSローズも1INT。


ウィゼンハントHCはオフェンスには不満、ディフェンスにはやや満足という感じ。

オフェンスはWRフィッツジェラルドがまだ負傷してる膝の状態が万全でなくさらに3番手デュセットが負傷退場したので、4WRセットのとき本調子でないフィッツジェラルドとドラフトされてない新人が2人という状況なので苦しい状況だったみたい。QBアンダーソンとフィッツジェラルドのコンビネーション不足については「成長に伴う痛み」として今後練習を重ねれば解決できると見てます。


ディフェンスはオフェンスが4ファンブルロストしたにもかかわらず踏ん張って13失点にとどめました。レッドゾーンも3回中TDされたのは1回だけ(あとの2回はFGブロックとFG成功)。



インターセプト 3 SSウィルソン2(1Q、4Q) FSローズ(4Q)

 ウィルソンの1QのINTはパスコースを読み切って飛びついたうえでのナイスキャッチ。最後はヘイルメリーを捕って儲けもののINT。FSローズのINTは一旦は勝利を決定づける値千金のものでした(そのあとRBハイタワーのせいでヒヤヒヤした)。自陣ゴールライン近くから65ヤードもリターンして最後はフラフラになってました。

サック 2 DEキャンベル(2Q) SSウィルソン(2Q)


ディフェンスのスタッツ。サック数はタックル数とTFL(tackle for loss)数に含まれます。TFL数はタックル数に含まれます。インターセプト数はPD(pass defend)数に含まれます。


 NTロビンソン  1タックル
 NTウィリアムズ  0
 NTワトソン  インアクティブ

 NTは早い段階から新人D.ウィリアムズも登場して先発ロビンソンと2人でローテーションしてました。タックル数には現れないけどともにラン守備でしっかり役割果たしてた。

 DEドケット  6タックル 2TFL
 DEキャンベル 2タックル 1サック 1TFL 1PD
 DEブランチ  2タックル
 DEイウェベマ  1タックル

 今回は先発コンビの出場時間が長くて、控えコンビは出るときは一緒で、セットでローテーションしてたみたい。先発コンビは去年と変わらない働きだったし、控えコンビはラン守備で貢献。ここは層が厚い。


 OLBポーター  2タックル
 OLBヘイガンズ  5タックル
 OLBデービス  0
 OLBオビオザー インアクティブ

 相手のQBもLTも新人だったのにポーターは不発でした。今後の巻き返しに期待。ヘイガンズはどうも最近オフサイド癖が出てきた。僕が見た限りではこの先発2人が出ずっぱりで、ローテーションでデービスを使わなかったぽい。

 ILBレノン  8タックル 1TFL
 ILBワシントン  6タックル
 ILBウォーカー  0

 ダンスビー(FAで移籍)もヘイズ(負傷でPUPリスト)もバイセル(開幕直前に解雇)もいないというマイナスを感じさせない2人の動きでした。どっちも反応が良いです。


 CBロジャース=クロマティ  5タックル 1PD
 CBトーラー  13タックル 1FF
 CBアダムス  2タックル
 CBマクブライド  0
 CBマクドナルド インアクティブ
 CBジェファーソン インアクティブ

 DRCの守ってるほうへはほとんどパスが来なかったです。そのぶん初先発トーラーのほうにボールが集まったけどCBとしてはサイズがあるだけに強烈なヒットでファンブルもさせてるし、ランサポートも積極的だった。このぐらいのプレーができれば合格。さらに一皮むけてくれたらかなり強力なDB陣になります。トーラーとずっと先発を争ってたマクブライドは結局STのみでした。

 SSウィルソン  2タックル 1サック 1TFL 2INT 2PD (STでFGブロックが1つ)
 FSローズ  2タックル 1TFL 1INT 1PD
 SSウェア  2タックル
 SSジョンソン  0
 FSアブドゥラ  0

 ウィルソンのサックはブリッツに入った最高のタイミングで相手がスナップしてくれたんで運もあった。FGブロックは自身初だそう。いつもなら中央のDEキャンベルか端のDRCがブロックするのがパターンだけど、今回は端から2番目のウィルソンが相手ブロッカーを飛び越えてボールを阻止。1つ目のINTもだしほんと躍動してた。ちなみに通算で21.5サック、25INT。30-30の大台に向けて着実に積み上げてます。新加入FSローズはパスカバーだけでなくブリッツでも有用なのがわかったんでこのコンビは相当にすごくなるかも。

 ニッケルの1番手は去年はIR入りするまではSウェアだったけど今年はCBアダムスみたい。シチュエーションに応じてウェアやSジョンソンもニッケル/ダイムで使われてました。SSウィルソンが一時退場してたときウェアとジョンソンのどっちがSSに入ってたかは確認できず。今回のカメラ割りはDBの配置がよく見えなかった。アブドゥラはハムストリングを痛めて途中退場してたみたい。



QBブラッドフォード 32/55(成功率58.2%) 253y 1TD 3INT Rat 53.1
RBジャクソン  22- 81y(平均3.7y) 最長18y 4キャッチ- 6y
WRクレイトン  10- 119y 最長39y
WRエイメンドーラ  6- 67y 最長36y

ドラフト全体1位のQBサム・ブラッドフォードについてはウィゼンハントHC、WRフィッツジェラルド、OLBヘイガンズらアリゾナ側も賞賛。3INTといってもうち2つはリードされてる状況での試合終了間際だったし。「スペシャルな選手になりそうだ」「できれば他のディビジョンに行って欲しかった」と言ってます。

WRエイメンドーラはリターナーのときも含めて本当に厄介だし、開幕前に急遽獲得したWRクレイトンもいきなり活躍。あとここに長身レシーバーと優秀な2番手RBが入ったらかなり手強くなりそうです。

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