・今週の対戦相手SFは被サックがリーグで5番目に少ない
・DE J.J.ワットはまだ0サックだがチームの勝利を優先
・OT/OGジャスティン・マレイがIR入り。TEダニエルズはCovid list
□Max Protect Cuts Down Sacks, But Vance Joseph Likes It For His Defense (チーム公式サイト10月7日木曜の記事)
・OLBチャンドラー・ジョーンズとDE J.J.ワットが率いるフロント7はNFLでもトップクラス。4試合で10サックはリーグで6位タイ。
といってもジョーンズは開幕週以降はサックがなく、ワットはまだ0サック。バンス・ジョセフDCによると相手チームがパスプロテクトする選手を増やすことを選んでいるためだと言う。
「全員がめいっぱいプロテクトされている。通れるルートがほとんどない(three-man routs)。ブリッツで崩すこともできるがそれはセカンダリー陣には意味がない。現状では上手くいっている」(ジョゼフDC)。
パスラッシュは相手QBに威圧を与えている。OLBジョーンズはQB pressureが10回でリーグ2位。でもQBを捕まえたときにはたいていはボールが投げられた後だ。
今週は容易くない。SFは被サックが少ないほうから数えてリーグ5位タイ。LTトレント・ウィリアムズは今シーズン250スナップに出場して被サックがまだ無い。
「できることなら相手がプロテクションを緩くしてパスラッシャーの通り道を増やしてほしい(five-man routs)。でも現状はthree-man routsでジョーンズとワットを2人ずつでブロックしてくる。それについて相手を非難はしない。なぜなら相手のレシーバーが3人なのに対してこちらのDBは5人だ。3rd-downで勝てる」(ジョセフDC」)。
(サックという分かりやすい数字には出ないけどジョーンズとワットの2人がものすごくチームの勝利に貢献しているということ)。
・DEワットがアリゾナと契約した理由はただ一つ:勝利である。Defensive Playe of the Yearを3度受賞した選手だが今シーズンここまでサックが無いことに悩んではいない。
「オレたちは4勝0敗だ。(0サックは))気にしていない」。
ワットが生産的でないわけではない。9回のQB hurryはリーグ3位。ESPNのPass Rush Win Rateは22%でインテリアDLの中で3位。上にいるのはジャボン・ハーグレイブ(PHI、今年すでに5サック)とアーロン・ドナルド(LAR、3サック)だけだ。
サック寸前は何度もあった。チームの勝利と試合にインパクトを残すことに焦点を当てて辛抱している。「大きい数字を残したいし派手なプレーもしたいが、それはすべて勝利のためだ。サックはいずれできる。来るときは束になってくる。チームが勝っているということが重要だ」(ワット)。
(本人も言ってるけど1試合3サックがいつ来てもおかしくはない。それに3rd-downでパスターゲットの人数を減らすってものすごい貢献)。
・木曜の練習を先発CBバイロン・マーフィー(肋骨)、先発RBチェイス・エドモンズ、OT/OGジャスティン・マレイ(背部)が休んだ。
新人CBマルコ・ウィルソン(足首)は水曜はフル参加だったが木曜は一部参加にダウングレード。CBは4番手のアントニオ・ハミルトン(背部)も制限付き。
(LAR戦でCBはアルフォード以外の3人が試合中に負傷した。マーフィーとハミルトンは出場続けてたしウィルソンは最後のドライブだった。CBは層が薄いからギリギリ。これでも新人ウィルソンが予想以上にやってくれてるからなんとかなってる状態)。
□Justin Murray Placed On Injured Reserve (チーム公式サイト10月8日金曜の記事)
・OT/OGジャスティン・マレイが金曜にIR入り。第3週JAC戦で背部を負傷して先週のLAR戦は欠場していた。
4週後の第8週が木曜試合(GB戦)なので4試合の欠場が確定。
J.マレイは開幕週TEN戦で先発RTケルビン・ビーチャムが負傷退場したあとRTに入った。第3週でビーチャムが欠場するとそのときは先発RGジョシュ・ジョーンズをRTに回してマレイはRGで先発していた。
・先発RTビーチャム(肋骨)は試合当日決定。出場できるならJ.ジョーンズをRGに戻す。ビーチャム欠場なら先週と同じくマックス・ガルシアがRGで先発する予定。
(2番手TEダレル・ダニエルズもCovid list入りしたままで現時点で53人枠が2つ空いてる)。
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