アリゾナマニアの知ったか発言集

STL戦(2)

・オフェンスは3TD・2FGで27得点
・トータル524ヤードは今シーズンのチーム最多
・QBパーマーはパス成功率65%、356ヤード、2TD、INTなし
・新人RBデビッド・ジョンソンがラン99ヤードとTDキャッチ
・WRフロイドが7回104ヤード、WRジョン・ブラウンが6回113ヤード
・WRフィッツジェラルドは8キャッチ、新人WRネルソンが先制TDキャッチ
・エイリアンズHCが就任してから3年連続2桁勝利


アリゾナ ○27-3 STL
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56687/STL_Gamebook.pdf

オフェンスは3TD・2FGで27得点。最初のドライブでTDしたあと4連続パントで前半終了間際のFGまで追加点を取れなかったけど3Qに2TDで突き放した。

3rd downで1st downを取りにいく短めのパスでなくTD狙ったりロングパス投げたりする積極プレーコールで相手の意表を突いた。

トータル524ヤードは今シーズン最多(でも27点止まりなのはフィールドポジションが悪かったのもある)。3Qには2y地点から攻撃開始してTD奪った。

3rd downコンバージョンは7/16で44%、レッドゾーンでは4回中TDが2回。タイム・オブ・ポゼッションが39分47秒(3分の2でアリゾナがボールを持っていた)。


□QB
 パーマー(3) 26/40(65%) 356ヤード 2TD 0INT 110.0

 プレッシャー受け続けながらもSTLのディフェンス相手に3rd downコンバージョン44%の数字が示すように的確にレシーバーを探していた。2TDパスはともに3rd down。INTされそうだったのも前半終了間際の1回だけ。

 スタントン(5) 1/1 6ヤード 91.7

 勝利がほぼ確定した4Qの最後のドライブはスタントンが出てきた。パスを3本投げたけどうち2本は相手にパスインターフェアの反則があった。どちらも良いパスだった。

 バークリー(9) インアクティブ


□RB
 C.ジョンソン(23) ※8週間IR入り
 エリントン(38) インアクティブ
 D.ジョンソン(31) 22回99ヤード(平均4.5y) 最長23y 2キャッチ21y 1TD(10y)
 S.テイラー(30) 5回20y(平均4.0y) 最長9y
 K.ウィリアムズ(33) 6回59ヤード(平均9.8y) 1TD(35y)

 新人デビッド・ジョンソンは初先発とは思えない働き。3Qに左を抜けて23yゲインするなどランだけで100ヤード近く稼ぎ、3Qには3rd and 8yでTDキャッチ。試合序盤には何度も相手ブリッツを拾ってQBパーマーを守った。3QのTDのドライブでファンブルしたことは反省点。判定に救われたけどあれは相手ボールになっててもおかしくなかった。あのあと出番が減った。

 カーウィン・ウィリアムズのほうもPSから昇格したばかりとは思えないイキの良い走り。3Qに中央抜けて15yゲイン、さらに中央を抜けたあとタックルを破ってそのまま35ヤードのTDラン。去年よりスピードが増してるように感じた。D.ジョンソンに代わってKRもやっててミスしたけどTDランで取り返した。

 テイラーも久々にボールキャリー。こちらも良い走りだった。


□WR
 フィッツジェラルド(11) 8回55ヤード 最長23y
 フロイド(15) 7回104ヤード 最長31y
 ジョン・ブラウン(12) 6回113ヤード 最長68y 反則1回10y(パスインターフェア)
 ジャロン・ブラウン(13) 0
 J.ネルソン(14) 2回34y 1TD(22y)
 B.ゴールデン(10) 0

 フィッツジェラルドはショートパスを多く受けて史上11人目の通算1,000キャッチ到達、5年ぶりのシーズン1,000ヤードも超えた。2Qにショートパスからのランアフターキャッチで23yゲイン。ブロックでも貢献。

 フロイドはいつのまにか100ヤード超え。最初のドライブで3rd and 7yで20yキャッチ、3Qに3rd and 3yで独特の体の使い方でよく取った31y、その次のドライブでは3rd and 11yで14yキャッチと、TDした3ドライブすべてで3rd downでのキャッチをしていた。ただ4QにTD狙ったパスは捕れたはず。

 ジョン・ブラウンも100ヤード超え。4Qに3rd and 7yで見事な68ヤードキャッチで一気に稼いだ。チームで今シーズン最長のパスプレー。

 新人ネルソンは最初のドライブでTDキャッチ(CIN戦の64yTDに続いて2TD目)。前半終了間際に浮かせたパスを捕って12y。


□TE
 グレシャム(84) 1回13ヤード
 フェルズ(85) 1回22ヤード
 ニクラス(87) 0

 TE勢もパスキャッチとブロックで貢献。フェルズはパスキャッチでも良い働き(別選手の反則で取り消しになったけどもう1回キャッチしてる)。グレシャムが4Qに負傷したけど軽傷とのこと。


□OL
被サック2、被QBヒットは7回。いずれも2Q。1つ目はDTドナルドにRGラーセンの対応が遅れた。2つ目は3rd downでブリッツしてきたSアレクサンダーにRTマッシーが対処できずFG圏から後退。

 ランでロングゲインが出たときは中央を抜けることが多かった。LGイウパティが引っ張ってる。LTベルディアは安定してる。RGラーセンはクーパーから先発奪っただけあって堅実な働きしてる。Cセンドラインが少し物足りない。

 反則はRTマッシーが1回10y(ホールディング)。控えOTソーウェルが2Qに負傷。




Larry Fitzgerald Hits 1,000 - Twice
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Larry-Fitzgerald-Hits-1000---Twice/4db44e8f-c634-40fe-94bb-ab15272c346a

WRフィッツジェラルドの通算1,000キャッチ到達は32歳と97日。WRアンドレ・ジョンソン(HOU→現IND)の33歳と163日を抜いて史上最年少。

初キャッチも@STLだった。2004年開幕週にQBジョシュ・マカウン(現CLE)からのパスで、カバーしていたのがCBアニーアス・ウィリアムズ(元アリゾナ)だった。

通算1,000キャッチはハインズ・ウォード(元PIT)と並んで歴代10位タイ。9位のアイザック・ブルース(STL→SF)の1,024キャッチまで届くかどうかというところ。


・・・
エイリアンズHCが就任してから3年連続で2桁勝利。これはドン・コリエルHC時代の1974-76年以来。

2013年が10勝6敗(地区2位でプレイオフならず)、2014年は11勝5敗(地区2位でワイルドカードでプレイオフ進出も初戦でCARに敗退)。今年はあと4試合あるので去年を超える勝利数も十分に可能だし、地区優勝についても現在地区2位のSEA(7-5)に3ゲーム差を付けていて直接対戦も1試合残してるけど第10週で勝っていて地区内対戦(アリゾナ4-1、SEAは2-2)でもかなり優勢。

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