それ以外のＦＡ動向

すでに２選手と契約したけどＯＬはさらに補強を進めるみたいだしディフェンスもいろいろ手を打ってます。

サラリーキャップが当初予定の94.5ミリオンから7.5ミリオン増えて102ミリオンになりました。もともと20ミリオン以上の余裕があったアリゾナにとっては他チームに比べて有利になるはずだった点は減ってしまったけど、キャップスペースが大きくなったことはアリゾナも同じなので獲得に動いた選手たちが実際に来てくれるかどうかでロッド・グレーブス副社長の交渉力とデニス・グリーンの人気を推し量ることができます。

ジェッツを解雇されたＣケビン・マワエにはＦＡ解禁前に接触したそうです。３５歳という年齢にはやはり目がいきますね。グレーブス副社長は加入してから何年も中心選手として貢献できる選手を獲るというポリシーで、賞味期限ぎりぎりの選手を獲るのはデニス・グリーンがＨＣに就任してから多少増えたといってもＲＢエミット・スミス、ＱＢカート・ワーナー、Ｓロバート・グリフィスの３人だけ。まだ訪問日も決まっていないので来る前に他チームとの契約が決まってしまうことも大いにあります。ＯＬではほかにアリゾナ大出身のＯＴケビン・バリー（パッカーズ）とも接触しました。今年のＦＡでベストＯＴといわれているジョン・ランヤン（イーグルス）には行かないようです。

ディフェンスで補強しようとしているのはＮＴ、ＷＬＢ、ＣＢの３ポジションだそうです。ＤＴはクランシーとは契約したけど去年ＮＴとして出場したラッセル・デービスとロス・コロッジーがともにＵＦＡになっているのでまだまだ安心できません。ＣＢはウィル・アレン（ジャイアンツ）が第１ターゲットの模様。でも訪問予定が流れていつになるか未定。月曜にＲＷマックォーターズ（ライオンズ）とケニー・ライト（ジャガーズ）の２ＣＢがアリゾナ訪問します。マックォーターズはリターナーもできる点が要チェック。ＯＬＢは名前が出てきてません。大金をはたいてジュリアン・ピーターソン（４９ｅｒｓ）やウィル・ウィザースプーン（パンサーズ）を獲りにいくかどうかわかりません。


アリゾナのＲＦＡ５選手だけど３年前のドラフトで中・下位指名したＭＬＢジェラルド・ヘイズ（３巡）、ＤＴケニー・キング（５巡）、ＯＧレジー・ウェルズ（６巡）の３人に一番下のミニマムテンダー（71.2万ドル）をしました。他チームからのオファーはたぶん来ないからそのまま１年契約で残留するでしょう。ＤＥアントン・パレポイはテンダーオファーせず４年目ミニマムで再契約しました。ＯＧジェレミー・ブリッジスへは契約オファーせず放出だそうです。

アリゾナからＵＦＡになっているＱＢジョシュ・マカウンはライオンズ、セインツ、ドルフィンズを訪問するそうです。ドリュー・ブリーズ（チャージャーズ）の行き先が決まらないとマカウンの新チームも決まらないという状況になってるようです。