・STL戦でオフェンスは4FGで12得点
・QBスタントンはパス成功率60%、109ヤード
・3Q途中から出場のQBリンドリーはパス成功率40%、30ヤード
・RBはテイラー61ヤード、K.ウィリアムズ75ヤードで合計136ヤード
・Kカタンザロが4FGすべて成功、Pバトラーも勝利に貢献
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アリゾナ ○12-6 STL
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56378/STL_Gamebook.pdf
オフェンスはTDがなく4FGで12得点。レッドゾーンに入ったのは2Qに5y地点まで進んだ1回のみ(そのドライブはFG)。
1st down更新は13回、トータル274ヤード、3rd downコンバージョンは5/17で29%と低調。
□QB
スタントン 12/20(60%) 109ヤード 0TD 0INT 74.8 ラン2回3ヤード
2Qのフロイドへの49ヤードはナイスパスだったし、3rd and 10yでプレッシャーをかいくぐってWRフィッツジェラルドへ16yパスを通したりといいプレーもあった。でもINT寸前が1つあったしパスがレシーバーのビハインドになってしまって通らなかったのが2回あった。
3Qの2ドライブ目にサックを浴びた際に右膝を痛めて負傷退場。思えばパーマーもSTL戦でサックを受けた際の負傷でIR入りでした。
リンドリー 4/10(40%) 30ヤード 0TD 0INT 47.9
スタントン負傷後は新人ローガン・トーマスではなくリンドリーを起用。カーソン・パーマーがIRしてリンドリーを呼び戻してからずっと3QBとも出場登録していたのはエイリアンズHCはトーマスが2番手といっておきながらまだ屎尿していなかったということ。第5週DEN戦でスタントン負傷後にトーマスが出てきたときはいきなりRBエリントンへのパスが81ヤードTDになったもののそのあと7本連続失敗でした。
最初のプレーは3rd and 21yでWRフロイドへ6yのパスを通した。これで51ヤードのFGが成功したので貴重な前進だった。次のドライブではWRジョン・ブラウンへサイドライン際にいいパスを投げたけどわずかにOB。でもその直後にWRフィッツジェラルドを狙ったパスをCBジェンキンズにINTされたけどビデオ判定でパス不成功となって助かった。
4Qには3rd and 7yでクロックが0になりそうになってタイムアウトを取っところは落ち着いてて精神面での成長を感じた。しかも次のプレーでWRジョン・ブラウンへ通して、RBテイラーの21yゲインもあって46ヤードFGに導くことができた。パス成功率が4/10といってもPDされたのが2回あるし惜しいのもあって酷くはなかった。でもリンドリーでSEAやSFに勝てるとはとても思えない。
□RB
S.テイラー 14回61ヤード(平均4.4ヤード) 最長21ヤード
ヒューズ 0
グライス 0
K.ウィリアムズ 15回75ヤード(平均5.0ヤード) 最長19ヤード 2キャッチ11ヤード
2RBで合計136ヤード進みました。
先週ウィリアムズが大活躍したけど先発はテイラーのまま。オフェンス最初のプレーでいきなり17ヤードゲイン(RGラーセン、RTマッシー、TEフェルズが好ブロック)。4Qには縫うようにスルスル抜けて21yゲイン(Cセンドラインがナイスブロック)と触発されて良い走りをした。
カーウィン・ウィリアムズは好調持続でまたも平均5ヤード超。3QにOLの右に3TEが並ぶという布陣で19yのナイスゲイン(特にTEハウズラーが好ブロック)。初めてパスキャッチを記録したけど捕れそうなパスを2回逃してる。
□WR
フィッツジェラルド 7回30ヤード 最長16ヤード 反則1回10y(イリーガルユースオブハンズ)
フロイド 2回55ヤード 最長49ヤード
ジョン・ブラウン 2回22ヤード 最長14ヤード
ギン 1回4ヤード ラン1回3ヤード
ジャロン・ブラウン 0
フィッツジェラルドは3rd and 6yでパスキャッチ後に背中を押し込んで1st down到達したプレーが良かった。
フロイドは2Qに49ヤードのロングパスをキャッチ。3Qにはパス不成功ながら相手からインターフェアの反則を受けていて36yゲインというプレーもあった。
ジョン・ブラウンはターゲット6回で2キャッチ。惜しいのが多かった。
ギンはQB→RBテイラーからボールをもらってダブルリバースでランしてる。
□TE
カールソン 1回11ヤード
ハウズラー ラン1回1ヤード 反則1回10y(イリーガルブロック)
フェルズ 1回6ヤード
やはり最近カールソンに替えてフェルズを使うことが増えてる。フェルズは元バスケットボール選手でパスキャッチTEかと思いきやブロック能力がかなり伸びてるみたい。パスキャッチのほうはターゲット4回でキャッチ1回とまだQBと合ってない。
ハウズラーは3rd and 1yでFBの位置に入ってトスを受けるという意表を突くプレーコールで1st down更新した。ブロックでも良いプレーがあった。
□OL
被サックが1、被QBヒットも1回。その唯一のサックでQBスタントンが負傷退場。OLがブリッツの対処に追われてるところをDTアーロン・ドナルドが回り込んでスタントンを掴まえたところに2DLが覆い被さってきた。負傷したのはスタントンの倒れ方が下手だった面もある。
STLの強力DEコンビのロバート・クインとクリス・ロングがともにサックなしということでLTベルディアとRTマッシーは奮闘した。Cセンドラインはランブロックでかなりの貢献。LGクーパーはまだ目立ちはしないけど悪目立ちもなくてしっかりやってる。
反則はCセンドラインが1回10y(ホールディング)、LTベルディアが1回5y(フォルススタート)。
□K
カタンザロはFGが4/4(○23y、○44y、○51y、○46y)。先週ホームで30ヤード台を2本外すという不調だったけど立て直した。後半の長めの2本を危なげなく決めてくれたのは大きかった。
キックオフのほうは引き続き飛距離不足。すべてエンドゾーンには届いてるけど1本直接タッチバックになった以外はエンドゾーンの中程より手前までしか飛ばずに相手KRカニングハムに4回平均29.0ヤード戻されてて最長では33ヤード地点までリターンされてる。
□P
バトラーはパント8回平均38.4ヤード、inside20yが6回、最長48ヤード。相手PRオースティンが2回平均マイナス1.0ヤードだったのでネット平均は38.6yとグロス平均よりも数字が上回っている。2週続けて良い働き。
3Qにはゴールライン手前で弾んだボールをLSリーチが止めてWRジャロン・ブラウンとOLBアレクサンダーが押さえて相手の攻撃開始が6y地点になるというナイスパントもあったし、最後のパントはCBベセルがすぐに倒してマイナスにさせてる。
□不出場
QB 6 L.Thomas
□インアクティブ
S 32 T.Mathieu, LB 54 K.Demens, NT 66 A.Ta'amu, G/C 71 A.Steen, DE 73 J.Mauro, G 74 P.Fanaika, DE 96 K.Martin
先週からの変化点は、
RBエリントンがIR入り → 契約したSクリス・クレモンズを出場登録
ILBディメンズが負傷から復帰 → DEマウロがインアクティブ
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