・SEA戦のディフェンスは7TDで35失点
・トータルで596ヤードも進まれた。パス339ヤード、ラン267ヤード
・3Qまでは14失点で粘っていたけど4Qに崩れて3TD
・OLBオカフォーがサックしてる
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http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Heath-Evans-Perfect-Picking-Cardinals/a2628601-8c1c-4419-874d-add2907b6e03
これは驚く。スケジュールが発表されたばかりの4月にHeath EvansがNFL Networkでアリゾナの全試合の勝敗を予想してたのが、第16週まですべて当たっている。
でもってその予言での第17週のSF戦の結果は・・・負け。11勝5敗となるらしい。
4月の時点ではもちろんILBワシントンの出場停止もDEドケットの開幕前のIR入りも知りません。エバンスはこれを知ってたら「勝利数を1つか2つ減らしていた」。つまり予想は外れているともいえる。
それにしても4月の時点でアリゾナのシーズン11勝を予見していたのは凄い。SFがもたつくとは思ってたなかったんで。
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アリゾナ ×6-25 SEA
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56408/ARI_Gamebook.pdf
この試合で許した主なロングゲイン
1Q QBウィルソンにスクランブルで55ヤードゲインされる(パスコース消してたのに信じられない走力で打開された)
2Q QBウィルソンからTEウィルソンへのパスがそのまま80ヤードTDになってしまった(ILBフットのカバーミスが原因らしい。FSジョンソンも追い付けなかった)
2Q QBウィルソンにスクランブルで22ヤードゲインされる(これもパスを断念したうえでのスクランブルだったのに)
3Q WRボールドウィンがワイドオープンで49ヤードパス(CBクロマティが転倒してしまった)
4Q QBウィルソンからTEウィルソンへの39ヤードパスが通る(このときもカバーはILBフット)
4Q QBウィルソンからTEウィルソンへの20ヤードTDパス(これまたカバーはILBフット)
4Q RBリンチのランがロングゲインになってそのまま79ヤードTDラン(CBピーターソンが倒せず)
4Q QBウィルソンのスクランブルがあれよあれよで20ヤードTDラン(OLBオカフォーがサック逃げられ、CBクロマティがタックルミス)
QBウィルソンのスクランブルは特段スピードが凄いというわけではないのにスルスル行かれてしまう。ディフェンスとしては成功のプレーのはずなのにそれをひっくり返されてしまうから精神的ダメージも大きい。あとちょっとで仕留められるはずなのにわずかに届かず、そのあとのSEAのブロックも見事。
もしプレイオフでまたSEAと当たることがあるならトッド・ボウルズDCにはその「あとちょっと」を詰めて欲しい。1Qの2ドライブ目での猛烈な多重ブリッツ攻勢でパントに追い込んだようなのをもっと見たい。
TEウィルソンへの2本のパスはあの早いタイミングでピンポイントで正確な場所に落とすQBウィルソンの精度を褒めるべきだろうけど、なぜエースTEのカバーがILBフットだったんだと。
4Qについては、オフェンスがあれだけ酷かったらディフェンスのモチベーションが上がらないのは仕方のないこと。第5週DEN戦も4Qだけで17失点してたし。
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7TDで35失点(第5週DEN戦の41失点に次ぐ今シーズン2番目の大量失点)。相手Kが52y、50y、47yの3FGを外してなかったらもっと取られてた。
トータル596ヤードというチーム歴代2番目の不名誉な記録。1st down更新は23回、3rd downコンバージョンは5/12で42%でした。
反則はなかった。同地区ライバル相手にこんな試合展開になったのにラフプレーに走らなかった選手たちのマインドは褒めたい。
□NT
D.ウィリアムズ 3タックル 1TFL
タアム (インアクティブ)
□DE
キャンベル 0
ラッカー 1タックル 1TFL 1QH
ケリー 4タックル
マーティン (インアクティブ)
マウロ 1タックル
キャンベルがスタッツなしなのは意外。確かに目立ってなかった。
ラッカーとケリーは奮闘していた。
□OLB
アチョ 0
ショーネシー 1タックル
オカフォー 6タックル 1サック 2TFL 2QH 1PD
ベナード 0
アレクサンダー 0
オカフォーは今回はLTオクーンの負傷欠場もあってか右にいることが多かった。何度かQBに迫ったけどサックを奪ったのは4Qの1回だけ。このときは後ろから追い付いた。ラテラルパスをカットしたのもあった。
□ILB
フット 4タックル 1QH
ミンター 4タックル 1TFL
ディメンズ 0
カーソン 1タックル
フットはプレッシャーをかけてパス不成功にしたのがある。
カーソンがなぜかディフェンスで出ていて3Qに良いタックルしていた。
□CB
ピーターソン 3タックル 1PD
クロマティ 2タックル
パワーズ 3タックル 1TFL
ベセル 1タックル
ピーターソンは3QにINTできるボールを捕れなかった。SEA陣20ヤード地点ぐらいだったしスコアもまだ3-14だったからINTしてたらもう少し試合が面白くなっていた。
Sマシューが復帰したけどベセルはときどきディフェンスでまだ出番もらっていた。
□S
FSマシュー 5タックル
SSジェファーソン 7タックル 1FF
FSジョンソン 8タックル
S/ILBブキャノン 4タックル
クレモンズ (インアクティブ)
マシューは2Qにサック寸前だったけど逃げられてしまった。
ジェファーソンは4Qに3番手RBマイケルからファンブルフォースしたけどボールはOBに転がってしまった。
□
相手QBラッセル・ウィルソンはパス20/31(64.5%)、339ヤード、2TD、レイティング122.9。ラン6回88ヤード、1TD。前回73ヤードで今回88ヤードも走られてしまってる。どれもがプレッシャーかけたorパスコース消してたのを打開されたもの。
RBマーション・リンチは11回113ヤード、2TD。2Qの6ヤードTDと4Qの79ヤードTD。
TEウィルソン3回139ヤード、WRボールディウィン7回113ヤード、WRリチャードソン5回52ヤード。
□KR
WRギンは3回平均20.9ヤード。2Qにエンドゾーン内からリターンして8ヤード地点までしか戻せない失態。
□PR
WRギンはフェアキャッチ3回でリターン機会なし。
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