昨日、久しぶりに会う友人と待ち合わせをして、目黒にある
庭園美術館へ。
なんでも、その昔宮家が住んでいた建物を美術館にしたものだそうで、緑や花々がある庭園に囲まれていて、歩くにもとても気持ちの良い場所だった。
美術館を出て、恵比寿へ電車で向かい、お茶でもすることに。
スタバのような感じのカフェ・・・でも紅茶専門店に入った。
お店に入ったあたりから、なんだかおかしな耳鳴りが始まり、そしてすぐに耳が殆どこきえなくなった。
さっきまで何でもなかったのに。
あれ?あれ?なんかおかしい、、、と思った瞬間からものすごい吐き気が・・・。
突然の出来事にパニックになり、カウンターで飲みものを注文し、待っている間、
「あー、いますぐ外に出るか、トイレにいかないと大変なことになりそうだ・・・」
と思っていたものの、頭もフラフラしていて、息が苦しくなり、段々目も見えなくなり・・・。
「お待たせしました」とお店のお兄さんがカウンター越しに飲み物を出されたのを最後に、意識が無くなってしまった。
次に気が付いたのは、床に寝かされ、沢山の人に囲まれて、脈を測られたりしていたとき。
カラダにはいろんな人のジャケットやパーカーがかけられていた。
目は開いたものの、何がなんだかわからず。
周りの声も相変わらず曇ってかすかに聞こえただけ。
「大丈夫??聞こえますか?」
とお店のオーナーらしき男性が脈をとったり、誰かに指示して水を持ってこさせたり・・・
ちなみに、友人は先に2Fで席をとっていてくれたので、倒れた瞬間はおらず、誰かが呼びに行ってくれたらしい。
とにかく動かないように言われて、しばらくお店の床(倒れたところ)に寝ていた。
とても長い間気持ちが悪いわ、しかしその場をどうにかして動きたいわ、申し訳ないわ、パニック状態だわで・・・
お店のオーナーらしき男性が、誰かに指示して、ブドウ糖入りキャンディを持ってきてくれた。水を飲みながらもとにかく口に入れ、しばらくすると、やっと座れるように。
その後もしばらくお店のソファで休ませてもらい、気持ちが悪いのが治るのを待っていた。
すると、さっきのお店のオーナーらしき男性と女性は、二人でお店を出ようとするではないか。
「もう大丈夫かな?気をつけてね!」
と。
あれ?お店の人じゃなかったの???
と脳がようやく動くようになり、
「あの、ご連絡先だけでも・・・」とやっと声が出た。
「いや、そんなのいいから、気をつけな!」
と。
友人曰く、その男性と女性は(二人とも、モノクロですごいオシャレな格好をしていた)、おそらくその周辺のお店か何かで働いている人か何かで、私が倒れたとき、たまたまカウンターでお茶を飲んでいたらしい。
で、ブドウ糖飴をそのお店の従業員に届けさせたり、脈を測ったり、いろいろして下さったそうな・・。
お店の名前だけでも聞ければよかった!!
しかし脳が完全に働いておらず、意識もまだはっきりしていなかったので、聞けなかった。
悔やまれてならない。
本当にありがとうございました。
あの方がいなければ、多分救急車を呼ばれてER行きだったことでしょう。
とっさに正しい処置をしてくださったあの方に、心から感謝しています。
(足を高くして寝かせたり、体を他の方のジャケットなどであたためてくださったり、脈を測り続けてくださったり、水を飲ませてくださったり・・・・)
また、ジャケットを差し出してくださった皆様、見ず知らずの私にやさしい声をかけてくださった皆様、本当にありがとう!!
私がその場にいて、どこかの見ず知らずの人が同じ状態になったら、とっさに手を差し出せるか、、、、。出せるような人でありたい。
このご恩は、他の人へお返ししたいと思います。
一緒にいた友人も、ついさっきまで普通にぺらぺら喋り続けていた私が急にあんなことになり、かなり驚いた様子。(そりゃそーだ
)
「脳の血管がどうにかなったのかと思ったよ!!!マジで!!」
と。
すんません・・・
脳貧血だったが、完全に意識が無くなったので、念のために明日病院へ行っておこう・・・