敏感肌の美容家きよ社長の「今日もきちんとしたい♪」

合成界面活性剤を一切使用ぜずにシミシワ・たるみ専用高機能性化粧品や
自家農園育ちの原料でオーガニック化粧品をついに開発

国産オーガニックコスメ開発ストーリー ~天海のしずくオーガニック”の誕生秘話~

2015-05-31 | きちんとできた♪

2014年9月に販売開始した自家農園産の国産オーガニックコスメ「天海のしずくオーガニック」。

6月1日発売の女性ファッション雑誌「STORY」の「セレSTORY」企画の中で取り上げられました。

 

6月17日発売の「美ST」にも同じ企画内で取り上げていただくことがで決定しております。

護国寺にある出版社、光文社様のビルにドキドキしながら高知から伺い、

美ST編集長さまや、美容ライターさんにも大緊張のなかお話させていただいたことを思い出します。

 

 

 今回はそんな躍進を続けてくれる「天海のしずくオーガニック」が完成するまでの

運命的なちょっと面白いストーリーをご紹介いたします。

 

 

弊社は、1999年に立ち上げた工場を持たない化粧品メーカー。

自社ブランド化粧品「天海のしずく」を、全国のエステサロンに卸販売、インターネットで一般のお客様への直接販売、

高知県高知市杉井流の店舗でも販売。

店舗ではエステサロンも運営してまいりました。


グァバに着目

はじまりは2010年1月、グァバ茶との出会いです。

きっかけは、私どものエステサロンに通われているお客様から、

「高知県産のグァバ茶を愛飲するようになって、肌がきれいになった!やせた!血圧が下がった!」

という嬉しいお声を聞いたことからです。

元々、体内美容に関心の高かった私は、早速同年2010年5月にグァバ茶の機能性研究のため高知大学土佐FBC(※1)へ社員を派遣。

より機能性を引き出す焙煎条件や抽出方法を研究し、高知県産グァバ茶葉100%の「ジュジュグァバティー」を製品化しました。

※1 土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業で、高知大学と高知県の包括的連携協定に基づき、高知大学が運営する高知県の寄腑講座。

 

おかげさまで「ジュジュグァバティー」は、順調に売れ上げを伸ばし、

当初仕入れていた大方生華園さん(高知県黒潮町)の茶葉が足らなくなってしまったことから、

自分たちで農園をやろう!と一大決心。

翌年2011年5月に高知県南国市に20アールの自家農園取得し、101本のグァバを定植しました。

 

 

 

グァバ茶からオーガニックコスメへ

実は、高知大学土佐FBCでグァバ茶の機能性研究を行った際、

飲むお茶としての優位性に加えて、グァバ茶葉には美白効果や抗酸化作用があることがわかっておりました。

 

そんななかオーガニックコスメをつくる直接のきっかけとなったのは、

ここ2、3年、花粉症やPM2.5の影響なのか、エステにお越しになるお客様の中で

お肌がとても敏感になっている方が増えてきたことでした。

自分自身も同じように敏感になって困っていた時だったので、

自分に合う、使える化粧品がないということは女性にとって切実な悩みだと実感し、

敏感肌の方でもより安心して使える化粧品を新しく開発していきたいと思ったのです。

「そうだ!自家農園にグァバがある!」

トレーサビリティーの明確な自家農園の有機グァバを使って、

本当に必要な成分だけが配合された安全安心のオーガニックコスメを開発しよう!と決めた瞬間です。 

 

 


 

高知はオーガニック原料栽培に最適な環境~有機JAS取得~

高知県は日照時間の長さが全国でもトップクラス、そして水や自然の美しさに恵まれ、

オーガニックコスメの原料となる植物の栽培には最適の環境です。

また、グァバの栽培は高知県で約40年も前から続いていました。(昭和54年頃から)

その高知に根付いたグァバの種(固定種)を譲っていただき、

農薬、化学肥料、除草剤を使わない徹底した自然農法で定植からずっと大切に栽培してきました。

農水省の定める有機JASの認定基準よりも、もっと厳しい栽培基準で育ててきたのですが、

オーガニックコスメの市場調査を行ったところ、日本にはオーガニックコスメの国家認定がないため、

主原料を栽培する農園自体で有機JASの認証(※2)を取得することが唯一の国家認定取得の手段と考え、

2013年9月に有機JAS認定を取得しました。

(高知商工会議所 中小企業診断士の平島輝之様にご協力をいただきました)

※2 有機農産物、有機農産物加工食品についての規格や表示ルールを定めた農水省の国家基準

 

 

グァバ葉のスキンケアとしての機能性研究もスタート

有機JAS認定取得と同時進行で、自家農園産グァバの背金ケアとしての機能性研究も開始。

2013年4月に高知大学の吉金准教授を訪問し、すすめられるままに今度は私自らが

高知大学土佐FBCのAコース(2年間)に入校し、実験研究を行うことになりました。

座学が約200時間、加えて実験実習があるAコースは、かなりハードなため最初はためらいましたが、

社員さんが「お店の方は大丈夫、任せて下さい」と言ってくれて、安心して2年間研究に没頭できました。

 

2年間、高知大学農学部に通って得られた研究結果は、

一緒に実験を行ってくださった大学の先生方も目を見張るような目を見張るような素晴らしいものでした。

 

まずは、シミを防ぐチロシナーゼ阻害活性についての機能性評価実験では、

自家農園産のグァバ茶葉から抽出したグァバエキスと、他社の海外産、県外産のグァバ茶葉から同条件で抽出したグァバエキスとを比較。

シミを防ぐ力が優位に高いことが明らかになりました。 

 

また、メラニン抑制試験では、グァバ葉エキスを添加すると、あきらかに色が薄くなってメラニンの量が減少した事がわかりました。

 

さらに、グァバエキス濃度に比例してヒアルロン酸・エラスチン分解酵素の阻害率がアップすることが判明。

しわたるみを防ぐのに大切なヒアルロン酸とエラスチンの分解抑制作用まで有していることがわかりました。

 

アンチエイジングの要となる抗酸化作用についても、自家農園産のグァバ茶葉エキスは

他社の海外産、沖縄産のグァバ茶葉エキスと同等もしくは高いことが示されました。

 

今回、このようないい結果を出してくれたグァバのことをとてもけなげに思い、農園に行ってはグァバたちに感謝の気持ちを伝えています。

あらゆる栽培方法のなかでも徹底した自然農法(無農薬・無化学肥料・除草剤不使用)で育ててきたからこそ

乾燥、暑さ、外敵など厳しい環境から自らの身を守るといった自然を生き抜くための計り知れない生命力を持っていて、

含まれる成分も秀でているのだと、改めてオーガニック植物のパワーを確信しました。

 

 

自家農園産のグァバ葉の機能性を学会で発表

 

この研究実験結果を、日本農芸化学会で2度にわたり発表しました。

2014年5月 「高知県産グァバ茶のα-アミラーゼおよびチロシナーゼ活性阻害と抗酸化活性」

2015年3月 「グァバ葉のスキンケア素材としての機能性」

 

学会発表は初めての経験で非常に緊張しましたが、

高知大学も先生方のご指導のおかげで何とか順調に発表することが出来ました。

この計画を立ち上げた2012年当時は、まさか自分が学会発表するなんて思ってもみなかったことでした。

 

なんとなくお肌にやさしいのが「オーガニックコスメ」というイメージがありますが、

こうして大学での研究で高い機能性の根拠を実証し、学会でも発表し認知されることで

会社としての揺るぎない強みと自信に繋がっています。

 

 

なぜ、いまオーガニックコスメが求められているのか

 

市場調査結果(矢野経済研究所 自然派・オーガニック化粧品に関する調査結果)によると、

国内オーガニック化粧品の市場規模は2007年から2013年の6年間で約40%増。

 

2014年度は前年比6.0%増、2015年度は前年比5.7%増見込みで今後さらに拡大基調と予測されています。

また、大手化粧品メーカーノエビアも自社農場の一部で2014年10月に有機JAS認証を取得し、オーガニック原料の栽培を始めています。

 

なぜ、いまオーガニックコスメなのでしょうか?

 

 

数年前、多数の重篤アレルギーを引き起こした石けんや大手化粧品会社の美白成分による白斑被害によって化粧品成分に敏感になり、ケミカルコスメの即効性の裏にある恐ろしさに気づき始めました。

 しかしながら、ノンケミカルコスメのひとつであるオーガニックコスメの分野は、ナチュラルやオーガニックと謳いながら原材料に化学成分を用いていたり、トレーサビリティーの明確でない海外輸入原料を用いていたり、高価で、買える場所が非常に少なく詳しい説明が受けられないなどの不満が多い分野で、消費者は求めているものに反して、メーカー側は雰囲気と即効性を押し出し、利益を追いかけているのが現状でした。

だからこそ、プロとして本当に信頼できる自分でも使いたい高品質のオーガニックコスメを開発しようと考えたのです。

 

 

かつてない新しいオーガニックコスメへの挑戦

しかも原料から自家栽培する、植物の力を最大限に引き出したかつてない新しいオーガニックコスメへの挑戦です。

機能性については、高知大学での研究で実証されていますが、

今度はそのグァバの機能性を十分に発揮できる化粧品の処方をしてもらうパートナーも重要です。

そして選んだのが、日本で17社しかない医療用漢方の製造メーカーでもある漢方研究所。

数年前から無添加化粧品を一緒に開発してきた管理薬剤師の先生は、生薬・植物を知り尽くしたまさにエキスパート。力強いパートナーとタッグを組むことができたのです。

グァバ以外の化粧品原料もできる限りエコサートの認定原料や医薬品レベルのものを厳選しました。

 また、今回グァバエキスが配合されていないミネラルファンデーションも一緒に開発したのは、一般的な水と油で作ったファンデーションを落とすのには界面活性剤を多く含むクレンジングでないと落とすことができず、いくらスキンケアに良いものを使っても、それがお肌に負担をかけてしまうから。

やはり本気でお肌を良くしよう!結果を出そう!と思うと、ファンデーションまで考えるのは当然なことだと思い、クレンジングの必要がない、お肌に優しい100%天然原料のミネラルファンデーションも一緒に開発しました。

価格も宣伝広告費を乗せずに、洗顔料からファンデーションまで揃えて税別13,200円と、毎日続けられる価格に企業努力して設定しました。

 

 

自分たちの農園で、自分たちが主原料のグァバやヘチマを自然栽培する様子をオープンにする、

お肌が敏感な方でも安心してお使い頂ける、かつてないほど安全安心なオーガニック化粧品

「天海のしずくオーガニック」が出来上がりました。

みな様ありがとうございます

 


 

 




“天海のしずくオーガニックコスメ”こちら↓ 

▼私たちの開発したお化粧品とジュジュグァバティーはこちら 

 

 

 

 

 

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