青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

我慢

2023年06月12日 | 本番記録
6月10日11日両日で開催された、
第36回ビーハッピージャズフェスティバル。

私は34回目のビーハッピーになる訳だが、
当然レアサウンズジャズオーケストラの
メンバーとして土曜日10日演奏をさせて頂いた。

 こうして年齢を重ねると、
 こうしたイベント一つ一つが生涯の
 記念に残るかと思うと感慨深く参加したが、
 ずばり楽しかった!と言う一日となったのだ。


10日昼前、
ビーハッピーの会場に向かうには私
金山駅で乗り換える必要が有ったので、
駅の北側に隣接するこの↓商業施設へと立ち寄る。



実はここ、
当社の製品を最近採用頂いており、
それを見に寄った訳だけれども、
しっかりとその仕事の成果を確認する事が出来、
金山から知立まで、



 座席指定車両に乗る。

後にぜいたく^^だと言われたが、
この年になりゃ360円払って本番前
心落ち着かせゆっくり座って行けるのは有難いのだ。

知立駅に着くと「案の定」数名の
レアサウンズジャズオーケストラメンバーと合流。
決して待ち合わせた訳では無いが、
この電車に乗ると会場まで走っている
一時間に一本以下のいわゆる市営バスに連絡。

なので、きっと出くわすと思っていたのだ。

 ところが、この状況。



この右奥の小さなバスに乗るため、
楽器をかかえた人が左手前まで並んでいるのだ。

実は我々もこの列の中ほどに並んでいたのだが、
続々と高校生諸君が我々の後ろに並ぶので、
 
 これは乗れんでしょ。。

そこで我々数名メンバーと、
バスは学生さんに譲ろうという事でタクシーに。

 ただね、

 後々考えるに、
 学生さんは歩けばいい訳で、
 私の様な年寄りにこそバスを譲ってよ。


 相変わらず前振りが長すぎる。。



楽屋にあてがわれたリハーサル室へ。
ここへも何度も来たなぁとついつい記念写真。

開会式から我々の演奏まで5時間。
相変わらずの長丁場だけれども、
今回は若者の気遣いで受付等の役は何も与えられず、
比較的お気軽に鑑賞したり知人と雑談したり、
案外楽しく有意義な時間が過ぎて行きました。

 やっとリハ。



併設する小ホールがリハ会場なのだが
以前はこの小ホールで本番をした事も
何度も有ったなぁと.....これまた記念写真^^

 相変わらずちゃんとやらないリハは大好きだ。


10分程押していたのでしょうかね。

これも昔は時間を守らないバンドが結構あって、
結構押してしまった事もありましたけど、
トリをさせて頂く我々の所でこの程度の誤差は
やはり36回積み重ねて来たそんな実績でしょうか。



プロの方から頂いた
有難い寸評に有ったリズムが軽快に引っ張る
ラテンのナンバーから始まりました。

ステージから見る「いつもの」光景も
コロナが落ち着いてから何度目になりましたかね。
本当に「ふつう」に吹ける有難さを感じます。

そして今回は特に若手を多用。
次世代を見据えたレアサウンズの姿であります。









決してドラゴンズを意識した訳では無く^^

 と言うか、

ドラゴンズの若手よりも余程活躍をしてくれ、
無事4曲演奏を終える事が出来ました。


ところで、コロナ禍が明けた頃から
我々の演奏を支えて下さったドラマーの
S先輩とは一旦本日で契約終了(お金払ってないけど)。
高山にも同行下さり本当に楽しく演奏させて頂いたのは
私にとっても良い思い出となりました。

 見ておられないと思うけど(^^♪
 S先輩、有難うございました。

 来月某宴席で飲みましょう!


さて、ちっともタイトル「我慢」が出てこないが

 続ける。


今回のビーハッピー、
暫く振りに「復活」したのが合同演奏。

このblog記事にも以前書いて来たけれども、
5曲演奏する為に三十数名の方が手を上げて下さったと。

始めはこれも若い人達が...とも思ったが、
折角担当者くんから声もかけて下さっていたので、
参加を表明したのだが、これが大正解。

 練習では楽しかったと書いたが、
 本番はもっと楽しかったのでありました。




5曲の内3曲私演奏参加。
参加したのは3曲目4曲目、我慢の^^5曲目。


まずは3曲目。
「普通」にリードトランペットとして登壇。

 右となりはレアサウンズの信頼おけるSくん。
 そして左隣は初めてご一緒する爽やか青年君^^
 さらに一番左は連盟でとてもお世話になっている
 古くからの知人U君。

既にこれだけでも違うメンバーと出来る事に
楽しさと嬉しさがこみあげて来る。ものなのよ。


そして4曲目。

 私「4番ラッパ」。

 ステージでこの位置を吹くのは、
 ラッパ人生49年。ビッグバンド人生45年、
 ひょっとして初めてだったんでは?。



そしてそのシーン、
センター陣取って(^^♪吹くのは、
あの!大学時代に同期で活動していた彼。

 リードラッパ、リードアルトで、
 コンテスト始め色々な所で演奏した仲だったのに、
 
  今回彼は花形ソリスト私は4番。
  いえ、4番がいけないと言っているのでは
  決して無いんですよ。決して!
  
  ただ私は上手に吹けないんですよ。。4番。
 
 でもね、これも楽しかった! いやホント!。


さてさて5曲目。

これが大問題(^^♪

 私の3番は良しとしても、
 愛知ビッグバンド連盟きってのハイトーン奏者
 Fさんを4番に据えるという「奇策」(^^♪

ただこの曲はじめは、
「ちゃんと」「ふつうに」演奏する様
練習していたのですが、

最後の練習の時、

 「みんなでふいちゃえ」宣言が

連盟代表の方から発せられたため、
演奏絵面がこんなんになってしまったのです(^^♪



それでも、私は3番。
おとなしく、というか、練習通り
3番の役割を演じて演奏しようと思っていたら、

 隣の4番を担当される予定のFさん、
 曲の最後の所だけリードの譜面を持っておられ

「我慢できなかったら吹いても良いらしいよ」と^^ 

どうやら連盟の方から渡されたらしい。

Fさん微笑みながら、
その譜面を自らの譜面台の
私が見える所に(^^♪置いて下さっていたのだ。


 ただ、私一応3番だし、

「おりこう」に和音を奏でないとと吹いていたのだ。

 が、

ソロが終るや、
Fさんの反対側に居た本来リードラッパの若者くん、
ここでくるか^^♪と言った所で音をオクターブ上げる。

瞬間、サックスもトロンボーンも
驚き「肩が揺れていた」のは私確認したし、
私の右耳真横でつんざく様にそれが始まったので
思わず身を守る様に私「肩をすぼめた」のは、
是非後々ビデオで確認したい所なのだが.....

.....そんな状況(どんな状況^^)で後半戦に突入していくのだ。。

私はそれでも「我慢」を続け、
3番ラッパを「おりこう」に吹き続けていた。

 のだが!

隣のFさん、

 我慢が出来なくなったらしく^^
 (この表記、Fさんにはご理解頂いています^^)
 
とうとうリードに突入していったのだ。

いゃそれにしても流石にFさんの音はすごい。
まともに隣で聴いたのは久し振りだった気がする。

 で、

こんな状況下でも
「おりこう」にしていようと思ったけれども。。。。

 いかん、こんなの

 我慢できるか!




終演後、
客席にいた合同バンドに参加していなかった
レアサウンズの面々に「苦笑い」され、
客席にいた知人には「爆笑」され、
それでも本人はめっちゃんこ楽しいひと時を
過ごす事が出来、大満足だったのでありました。

Fさん始めご一緒させて頂いた皆さま、
この合同バンドを企て運営して下さった、
連盟幹部の皆様方、

 本当に有難うございました。



 カンパーい!

実はこの日、
レアサウンズのメンバーと呑む約束は無く、
数日前何とも違うバンドの方に宴会のお誘いを頂き、
思わぬ楽しい時間を頂く。
 
 色々なバンドの方が混在した宴席、
 レアサウンズは私しかおらず...。

未だになぜこのメンバーだったのかは
全く分っちゃいないんだけれども、
ただ私を誘って下さったとされる某バンド
バリトンサックスさんにはただただ感謝。

 お陰でめっちゃんこ楽しいお酒になりました。
 で、楽し過ぎて写真が一枚も無く。。

ただ、乾杯の発声に加えて
レアサウンズ流いっぴょん締めまでさせて頂き、
本当に楽しい時間となりました。

 お陰で終電ギリギリで我が家に着。


ビーハッピー一日目でお会いした
全ての皆様方に感謝申し上げます。

思い出に残る一日本当に有難うございました!




 あー楽しかった。




















※ 5曲目、勿論3番も4番もそれぞれ複数奏者が
  居りました事申し添えさせていただきます。。
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