警告

家内と近くのスーパーに出掛けた時の話。

買物を終え車に乗り込み出発しようとすると、
隣の車のクラックションの警告音が鳴り響く。

同時にハザードランプが付き
周りが一時騒然となるあれである。


よく見ると中に子供が二人り。
丁度我が孫と年恰好が同じぐらいの
小学低学年生と幼稚園年長さんと言った感じ。

どうしようかと戸惑う子供らを見て、
流石に見過ごすわけにはいかず、
窓を叩いてドアを開けるように促す。

そこでいったん止まったのだが、
再びけたたましくそれが繰り返されたのだ。

　車は私のとはメーカーが違うホンダ車。

私と同メーカーなら分かるつもりだったが、
それを止める事がこの車は残念ながら分からない。

鳴っては止まりを繰り返していたら、
下の子が走り出して母親を呼びに店内へ。

駐車場を慌てて走り出すその子供に
慌てて「走っちゃダメ、気をつけて！」と
正に爺の気持ちそのまんまで私も追いかける^^

　すぐに母親は見つかり警告音も止む。

母親は我々に平謝りだったが、彼女曰く、
「子供を乗せたまま離れてはいけませんね」
と反省しきり。

　本当にそうである。

結局どこにどういうセンサーが有るのか、
そのお母さんも分からなかったが、
キーが有った為か無事に騒動は収まる。

まぁ、警告音がそうそう簡単に消えたら
何の為の警告か分からないのでこれはこれで正解か。

ともあれこの子供の安堵の顔が印象的だった、
夕方のスーパー駐車場の出来事。



写真は警告音がしたその同型車。