素直

愛知県立某高等学校の
ジャズアンサンブル部へ朝から訪問。
学生の皆さん方へ生意気ながら
実践しつつ指導をさせて頂いた。



ごらんのような大所帯。
トランペットは実に１４名だったか
トロンボーンも１２名ほど居る。
相変わらず女性が大半だが、
４名の男子が居たのは嬉しかった。

当たり前の指導はしたけれど、
とにかく格好良く吹くために
どうしたらよいのかに注力。
どうせ吹くならかっこいい方がよい。

しかしここの生徒、実に素直なのだ。
始めに聴かさせて頂いたときから、
ほんのわずかな一言加えるだけで、
見事に変わっていく様は面白いほど。
学校の先生のやりがいって、
恐らくこんな所にあるのだろうと実感。

吹奏楽の吹き方の一年生の生徒も、
少し手を加えるだけで変わっていく。
大人の人でなかなか直らない人とは
習得の早さの違いを感じる。

ただ先生が言っていた言葉が、
妙になるほどと説得力があったが、
覚えるのも早いが忘れるのも早い。

だから何事であっても子供の頃に
たたき込むことは大切なんでしょうね。

しかし５０になろう親父が吹くだけで、
女子高校生に喜んでいただけるなんて、
本当に音楽って年代関係なく楽しめる
良い趣味なのだと改めて実感。

練習が終わってからも熱心に質問頂き、
やはり指導する言葉が熱くなりますね。

９月に開催のこの子達が出場する
中部地区のジャズコンテストでは
今年はレアサウンズがゲストバンド。
たかが数時間一緒に練習しただけでも
是非この子達が良い成績であって欲しいと
親心になってしまったのでありました。


さて、それより明日は我々本番。
ごらんの皆様の中でご来場頂けますお客様
是非お気をつけて起こしまださいませ！