Letter#

言葉を紡いで

冬の街

2007年10月09日 21時17分49秒 | Weblog
最近無駄に寒い日が続きますね。
日が暮れるのもはやくて、
東陽町降りた時には夜だったりするともう切なさがこみあげてきますよ。
いやぁ。
今年のクリスマスはどうしよっかな。

レクイエム

2007年10月06日 23時10分24秒 | Weblog
秋風に高い空。
今日は土曜で午前授業だった。
いつもならこんな日にじっとはしていられなかったのに。
思わず行く当てもなくでかけることがあったのに。
寄り道もしないで帰宅。
ご飯を食べた後は音楽を聴きながら眠ったふりを4時間続けた。
いつからか身体が動かなくなっていたんだ。
心は萎れて、ついに美しい空に目を閉じてしまうことを勿体無いと感じなくなっていた。

気がつくと4時間。
夢か現かにわかに感じがたい時間だけが過ぎていった。
歌が聞こえた。
大好きなチェンバロが重々しいパイプオルガンの音と一緒に聞こえた。
淑やかな花が咲き誇る丘に踊る美しい人の声は遠く遠く。






目覚めて何かが変わったわけじゃない。
安らかな人が隣にいたあの日も還らない。
それでもその幻は然るべき出来事だったのかもしれない。

世界で一番

2007年10月05日 22時20分32秒 | Weblog
お金はないといけないと思う。
生きていけない。暮らしていけない。
切実に思う。それはあると便利なものだ。
ひょっとしたら人生にとって一番重要なものかもしれない。
でも僕はもっと大切なものがあると思う。
それは間違っているのかもしれない。
世間を知らないのかもしれない。
でももっと大切なこともあると思うんだ。

お金でもってあらゆる自由を得て、快適な暮らしをすること。
きっとそれは人間が生来望んでいる夢だ。
今の生活からお金が消えてしまって、
ご飯も食べれない。
着る服もない。
住む家さえない。
それは辛い。嫌だ。
でも、たとい明日生きるためのお金がなかったとしても、
今日までの生活で心を満たせたというならきっと笑っていられるんじゃないかな。

僕はどうだろう?
今はまだお金がないとダメだね。
生きるためのお金が今は必要だ。
まだ生きたい。こんな生活に心が満ちていないなんて傲慢だけれども、
探し物がある。
それはお金で買えない自分の意味であったり、人から必要とされる自分だったりする。

僕は貯金が嫌いだ。
いやそんな立派なものじゃなくて、苦手なだけなのかもしれない。
お金があると使ってしまう。
欲しいものだってたくさんあるんだ。
きっと老後は苦労することになってしまうんだろう。
でもその時の僕は笑っているかな。
ぜひとも笑っていたいと思うんだ。
そのときにはお金にありがとうっていえたらいい。

愛とお金。
どちらかだけを選ぶとしたらお金をとる。
それは人間が弱いからだけではないと思う。
お金はそれだけ大切なものだからだ。
だけどそれよりもっと大切なものだって必ずあると思う。
だからその何かが見つかる日までお金にはどうぞよろしく頼むよ。

蜃気楼

2007年10月04日 19時11分54秒 | Weblog
何かの化学実験のように、心は強い反応を示して途端に抑えきれないほどの感情を膨れ上がらせた。
心を反応させたのはその一瞬。
そしてまたその一瞬が欲しかった。それだけだったのに。
一度起きた燃焼は止まらない。
ひたすらに求めて求めて発熱する想い。
そしてそれはひどく不安定な分子で構成されていて、核物質みたいに熱量もかつてとは比べものにならない。
悲しきの始まりは凍りついたあなたに近づいてしまったということ。
この瞳に映ったのは確かにあなたの笑顔で、見間違えはなかったはずなのに。
心の強烈な温度差は儚い幻影を映していた。
その距離は途方もなく遠かった。
気づかず手を伸ばしたこの心にもはや救いようなんてなかった。
ふと知る。
不毛の砂漠によくみる幻を。

ルイ16世

2007年10月01日 20時06分54秒 | Weblog
むらの言う通りだったと思うんだ。
今いる場所は小さな糸で紡ぎあわされて作られた蜘蛛の巣のようなもので、
その中心に紡がれたのが私。
逃げようともがけば足を絡み取られる。
そしてこの巣の容を綻ばせ、崩す。
今いる場所は小さな糸で紡ぎ合わされ作られた監獄のようなもので、
むらの言う通りだったと思うんだ。

映画鑑賞

2007年10月01日 18時25分51秒 | Weblog
昨日は仮面の男と三銃士、グラディエーターを借りてみました。
雨が降っていたので外にでるのも億劫だったのでちょうど楽しめました。
三銃士をみてから仮面の男をみると人間関係がよくわかっていいですね。
ダルタニアンの人の変わりようがいいです。
また彼らの出会いのシーンが三銃士では描かれているのでその辺が面白かったですよ。
そしてグラディエーターはまぁ最初から最後まで見やすかったと思いますが、皇帝が殺されてから奴隷になるまでの展開が速すぎて何が起きたのかよくわかりませんでした。
まぁそんなところです。
ちなみに今日は友人とサイクリングで語りつくしました。
話をきいてくれる人がいるとはいいものです。

その後

2007年09月29日 18時29分18秒 | Weblog
何もかも楽しもうとしていてはいけない。
くるべきときがきたら多少の苦痛もうけいれなくてはいけない。
そう思っていたのに、
楽しみを空振りしたその後はどうしたらよいのでしょう。
マイナス思考で悩むとどうも身体によくないことばかり考えてしまいます。

安らげる場所

2007年09月28日 19時09分12秒 | Weblog
ミャンマーでのデモがだいぶ過激化してきましたね。
ついに日本人の犠牲者がでたとかで今朝の新聞には大きく報道されていました。
やはりナショナリズムのせいか日本人が死亡した際にしか私達はあまり興味を持たないんですね。
どこまでいえばいいのかその際限を考えると難しくなりますが、日本人でなくとも犠牲になっている人がいるという事実から目を背けてはいけないと思うんですね。
その辺は『犠牲』という言葉から想像力をもってこの事件をみつめるべきだと思うんですね。

ところで今回はかなり激しいものとなっているようですが、武力をデモで封じ込めるということらしいですね。
確かに正当性はデモをする側にあるとは思いますが、そうなる前にもっと穏健な方法はなかったのかと思ってしまうのです。
まぁ、遠く離れたところに住んでいる私はいくらでも無責任なことをいえるものだと思います。
もし自分が総理だったらどんなことをいうのだろう。
あるいは大統領だったら、ミャンマーの人だったら。

何かごちゃごちゃといっていますが私が考えているのはこれ以上血が流れずにことは済まないのか、ということです。
無責任なことばかりもいってられない。
本当に人が殺しあう、いや関係ない人が被害者に、あるいは平和を望む人が加害者になるようなことがあってはいけないと思うのです。
とはいえ平和とは望めば望むほど平和を脅かす存在にとっての『平和』を著しく奪うこととなってしまうんですね。
どうしたらみながそれぞれの街で安らげる場所で暮らすことができるのか。
考えたらきりがなくなります。
でも私が一番に悩んでいることはどれほど高尚な悩みをもって考えていてもそれは結局のところ理屈で、私の頭の中の幸せなのです。
私が夜更けに考える平和は一つとして世界を変えることはないのです。
それは嘆きです。苦痛です。
そして『しょうがないことだ』といっていたどこかの大人を睨んでいた日の自分に合わせる顔がないのです。

10万円と100円

2007年09月27日 20時56分20秒 | Weblog
テンプレート変えました。かなりお気に入りです。
ぜひPCからみていってくださいね。

今日100均でキャンペーンがありなんと2等の音楽プレイヤー?のようなものをあててしまいました。
なんでもとりつけなんかを込みにすると10万近い代物でわかる人には目が飛び出るほどの衝撃が舞い降りたそうです。
ですが私、その時熱帯魚を買ってその帰りに観葉植物の養分を買うため100均に寄ったので、熱帯魚のためにも植物のためにも早く帰りたかったんですね。
それでいろいろ話はきいたんですがその10万はきっと他の人にあったほうが良いといいきかせて断ったんですね。
なんというか、すごく欲しいと思わなかったんです。
たとえ100円でも熱帯魚や植物なんか一番大切な趣味に費やせる、その方がよっぽど欲しいんですね。
だから間違っているとは思わないんですけれども、なんだかモヤモヤするんです。

またね

2007年09月26日 19時44分18秒 | Weblog
昨日は京都にいってきました。
今は時間がないのでまた詳しく書きます。
では

いちご

2007年09月23日 22時05分56秒 | Weblog
えっとこれまで休んでいた理由を簡単に説明すると文化祭のことを朝から深夜までやっていました。
以上です。



人の心の軽さがとても辛いです。

優越感というものは

2007年09月16日 18時58分49秒 | Weblog
みなさんこんばんは。そして久しぶりです。
夜には大分涼しくなってきましたね。過ごし易いもので最近はだらだらと思い思いのことをしているといつの間にか寝てしまうのでブログをつけるのも忘れがちになってしまったのです。
いやいや秋はなかなかいいものですが、満たされたいと思う人と失くしたくない人といるものですね。
久々に『心の空洞』を突き抜ける冷たい風にはっとする人は満たされたいと願い、
『満たされた心』を冷ますかのようなその風に身を縮める人はなくしたくないと思うのでしょう。
いずれにしてもそんな空風は人に何か大切なことを教えてくれそうですね。
一番懸念しているのが人恋しさから周りにある幸せを粉々に打ち砕くことですね。
満たされたいと望むのも失うことから守ろうとすることもうまく対処することで人とのかかわりを大切にできて人間関係は良好になると思うのですが、自分の欲求ばかりを押し付けると悲惨ですね。
何せこの時期によく感じる人恋しさとか切なさとか寂しさなんてのは誰にもあるようでわかりあうのが難しいんですね。
まぁ変な話性感と似ているかもしれませんね。
まぁそんなわけで誰も理解してくれない(と勘違いしているだけで実際は本当に大切な人とわかりあえばよい)と思うとこれは人にない悩みだと自分に優越を感じるんですね。
とにかくその優越感というものは厄介で麻のごとく人の正しい分別を惑わすんですね。
いやはや穏やかな季節に怖いものです。
大切なことは自分ひとりで生きられないということをもっとよく考えてみることだと思うんですね。
それは少しずつ長くなる夜を感じるこの季節にはもっとも可能なことだと思うのです。

不安

2007年09月12日 18時58分56秒 | Weblog
今日は朝が早くからやってきて、
眠い目のまま始まった一日を何気なく過ごした。
いつものように笑い、いつものように悩んだ。
今日は総理が辞任し、サッカーで日本がスイスを破り、アメリカがイラクに派遣していた兵士を削減することを表明した。
社会は今日も変わりなく動いていて、その流れの中にいる私の存在はちっぽけでなんてことのない『日常』を過ごしたんだ。
ただ差しさわりがあったとすれば今心を痛めていることだ。
それは自分がしたことを悔いてしまう心の痛みで、
今日を過ごしてしまったことに対する辛さだろう。
1日社会の中で暮らすということは私を疎む存在を苦しめるということで、
生きるということは誰かを傷つけるということで、
聖者でなんかいられる人なんていないのだと思う。
哀しいことだとは思う。
でもいつまでも憂うことばかりもしていられない。
きっと明日もそんな感じで、
心にぽっかり穴を開けたような感じがするのでしょう。

メルヘンチック

2007年09月11日 19時36分26秒 | Weblog
今日は9月11日。
9.11といえば有名な同時多発テロが起きた日ですね。
ちなみに去年は『ジュディ』シリーズを書き始めた日です。
なんだかんだでこんなブログが一年以上もつづいているのってのにもう感動なのですが、
ジュデイを書いていたってことは去年の今頃はすごいメルヘンだったんですね。
最近じゃすぐかりかりしてしまって9.11じゃあるまいし、他人に対して厳しくなってしまうこともしばしばあったんですね。
少し優しく穏やかにならなくちゃいけないなって思うんです。

秋、ということで

2007年09月10日 18時37分57秒 | Weblog
すでに前回ブログをつけた日を忘れてしまいました。
最近はまたメルヘンブームですね。
秋っぽいじゃあないですか。それってとっても文学、まぁ色使いがメルヘンなんですね。
気分はポルノの『ウェンディの薄い文字』です。
そういえばミスチルのアルバムをまたもや借りたのでついに彼らのアルバムは残すところあと一枚『vursus』のみとなりました。
いやはや噂の『BOLERO』は結構よかったですよ。
特に幸せのカテゴリーは歌詞も歌も最高でした。
EVERYTHINGの方は全体的によいって感じで、アクセントにかけましたね。
ちなみに『KIND OF LOVE』では『BLUE』『グッバイグルーミーデイズ』『Distance』あたりがよく、『Atomic heart』では『ラヴコネクション』がいいですね。いづれにせよミスチルをかなり好きにさせる曲には違いありませんでした。
今日はこの辺で。