Antique White

シロクロちゃん、逝く

午後10時玄関の鍵を開けて部屋へはいる。
大ちゃんのお出迎えがあり、つぎにシロクロがハスキーな声で「にゃー」と鳴きながら警戒しつつ側によってくるのが常だった。
今日は違っていた。
大ちゃんのお出迎えがあり、ん?
シロクロが出てこないし、静か。
あっ。
いすの上で突っ伏して寝てるのが見えた。
側にいってみるとずっと寝てる。
え?
触ると硬くなっていた。
なんで?
なんで?

昨日の午後は、ずっと大ちゃんとシロクロとごろごろしていたのだ。
6連勤の疲れが取れなくて両足太ももの後ろが痛かったのと
その前日の夜から読み始めた本の続きが読みたかったので
カーペットの上に敷き物を敷いてごろごろしながら猫をじゃらしたり本を読んだりしていた。
隣の部屋で寝ていたシロクロが走って私の傍らにやってきて唐黷アんだのだけれど
じゃれ付いてきたのだと思って頭を撫でたらなんだか右足が動かなくて、
どうしたんだろうと思ったら、左足の爪が敷き物に引っかかってい手、まずそれを撮って右足をさすったりお腹をマッサージしたりしたら普通に歩けるようになったので
ただ、足がつったんだろうと思ったわけで。
あとで、おババ様にもシロクロの足がつった事を話したわけです。
今思えば、あれが予兆だったのだと思う。
本を読んでいたら眠くなって1時間くらい寝たのだと思う。
すると足の痛みもなくなってすっきり。


チヤシロが逝った時も私の足が動かないほど痛くてチャシロがずっと傍で寝ていたんだ。
今回もシロクロが私の脇で寝ていたの。
大ちゃんは私の頭の方にいて。
チャシロもシロクロも私の身体の痛いの持ってった。

読んでいた本は
櫻井よし子さんの「何があっても大丈夫」
心を動かされ、昇華され、エネルギーを頂いた。
初心に戻って教室がんばるぞぉ~って。
櫻井よし子さんを育てなさったお母様って、ほんとすごい。
この本に出会って、本のすばらしさを再度実感したのです。
自分の人生だけでは出会うことのない経験を文字と想像力でできるのだから。
「何があっても大丈夫」

シロクロの動かない姿をみて、苦しまずに逝ったと想像できる。
死因は何か。
わからない。
なんとも突然な。
いつも、にゃーにゃーハスキーボイスでうるさく鳴いてたのに
旅たつ時は、何の世話もかけずに逝ってしまった。
大ちゃんにしつこくよっていくマックロが大ちゃんにいじめられていると直ぐに間に入っていったシロクロ。
マックロをかまおうとマックロにちょっかいをだす私の前でさえぎるシロクロ。
一番の甘えん坊だったシロクロ。
チャシロの隣に埋葬します。

膀胱炎になったマックロも生きてるし、
糖尿病で骨と皮ばっかりになっても年中「ごはぁ~ん」といってご飯をねだる魅惑ちゃんも未だ元気。
なんでもなかったシロクロが先に逝ってしまうなんて。
なんだかなぁ~。
でも、身体があるだけいいよね。
逝ったことを受け止めることができるもの。
ミントやハリーは身体もないの。

心配なのはマックロ。
これから、どうふるまうのかな?
大ちゃんは、今のところ私から離れません。

コメント一覧

るー(chamamada)
やのじさん、お元気ですか?
コメントありがとうございます。
何十匹も猫やワンこを飼ってきても思いもよらないことが起きます。
ほんと、びっくりです。
一番、長生きすると思っていただけに。
突然過ぎて、後からじわじわダメージが来るのが浮「ですけど。
『花田少年史』を読み返してがんばるつもりです。

やのじ
シロクロちゃん、旅だってしまったのですか。
最期はいつだって突然、
予測はつかないものなのかもですね...
ご冥福をお祈りいたします。(合掌!)
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