恐竜は子供の時、鉄道大好き少年でした。日曜日になると友達と近所の駅にカメラ持って撮影に行ったり、記念切符集めたり・・・今でも忘れた頃になると鉄道旅行に出かけたくなり、時刻表片手に当ても無くふらりと出かける事もあります。
そんな僕にとって、先日の
福知山線脱線事故はやはりショッキングなニュースでした。今回事故を起こしたJR西日本は14年前にも
信楽高原鉄道で42名の尊い命が犠牲になる追突事故を起こしています。たった一度だけでも許されない事故をまたしても・・・あの事故からJRが学んだ事は一体なんだったんだろう、そして普段と変わらぬ朝、いつもの様に「行って来ます!」と出かけた家族が、変わり果てた姿になってしまったご遺族の気持ちを考えると、本当にいたたまれなくなります。
関西の鉄道は長らく私鉄(阪急、阪神、近鉄、南海、京阪)の時代が続き、国鉄時代は一方的な負けが続いていたのですが、JR化以降は列車の大増発、スピードアップや大阪の中心部への直通運転などサービスの向上で逆転。今回事故があった福知山線はJRが"対阪急対策"としてそういったサービスに最も力を入れていた路線の一つでした。結果としてそれが今回の事故の要因の一つでもあるといわれる"過密ダイヤ"を生み出してしまったのですが・・・
謹んで犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。