加藤久仁生監督のアニメーション。つみきのいえ。
第81回アカデミー賞
短編アニメーション賞受賞
アヌシー国際アニメーション映画祭2008
アヌシークリスタル賞受賞
第12回文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門大賞受賞
その他国内外の映画祭にて20の賞を受賞した１２分の短編アニメーション。なにがいいかって・・・それはこの独特の絵風。実に味わい深い。老人のしぐさ一つ一つに家族との思い出の切なさが滲んでいるようで・・・
ＤＶＤでは、長澤まさみのナレーションバージョンもあるが、この作品はナレーションなしをお勧めする。別にまさみ嬢のＮａがひどいわけではなく、言葉はいらないのである。わずか１２分の間に老人の人生がすべて詰まっている。つみきと家族の軌跡を重ねあわせる妙は流石としかいいようがない。
監督のアカデミー賞スピーチではないが、どうもありがとうミスターロボット。
