日テレ系で放送中のドラマ。愛にあふれたドラマ。切ない哀しい気持ちになる。
なんだか秋の夕方のような感じさえするのはなぜだろう。
まったく愛に見放されたかのような女性と、妻を亡くし、更には自分も余命いくばくもない、玉置浩二演じる元鬼刑事。彼にはまだ小さな子供たちが３人いる。絶望しかない彼は、仕事よりも子供たちと一緒にいることに決めた。そこに転がり込んできた、人生に絶望して自殺未遂をおこした菅野美穂演じる洋子。記憶喪失を装う彼女は、あいちゃんと言う名をもらう。
愛を知らない性格ブスの洋子と、家庭を顧みなかった、生きる時間の少ない優二。この展開から目が離せない。・・・というか、毎回涙腺に・・・
菅野は若手女優の中でも、抜群の演技力を持っていると思う。そして、不思議な個性を醸し出している玉置の存在感は、今クールでは一番魅力的だ。
