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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園2024 準決勝 見どころ

2024年08月21日 | 高校野球

夏の甲子園、

いよいよ準決勝まだやってきました。
 
今年ここまで残った4校、
いずれも今年の選抜出場校です。
 
選抜で思ったような成績を残せなかった中、
この夏に「甲子園への忘れ物」を取りに行くため、
春から夏にかけてもうひと伸びしてきたチーム4つ。
 
春一度ピークを作ってから、
また夏にチームを上げていくこと、
とても難しい作業ではないかとワタシは思っています。
 
しかしその難しい作業を完遂した先に、
春とは違う景色が待っていました。
 
ここからはもう、
自分たちで培ってきたモノを、
あの大甲子園で出すのみ。
気合いは十分だと思います。
 
4校すべてが、
優勝すれば初優勝。
 
春夏を合わせ、
決勝を経験したのも関東一のみ。
それも1987年ですから、
37年も前。
 
要するに、
勝ち進めばここから先はどのチームも「未知の領域」な訳です。
 
さあどうなっていくのでしょうか?
 
◇第一試合
関東一(東東京)🆚神村学園(鹿児島)
 
関東一はこの2試合、明徳義塾、東海大相模と強豪に対しロースコアでの凌ぎ合いを制して勝利を収めた。
エース畠中に復調の気配が見えるのが大きく、安定感抜群の坂井につなぐ必勝リレーが確立している。この準決勝、ひょっとすると準々決勝に先発した坂本の先発もあり得るが、米沢監督はどのような投手起用を目論んでいるか。
一方打線は、4番の高橋に待望の一発が飛び出し、盛り上がってきた。まだまだ本来の力は発揮しておらず、1.2番の足でかき回し中軸で還すチームの必勝パターンが出てくればさらに得点力は増す。
 
神村学園は、元々持っている力は非常に高いと予想されていたが、投・攻・守全てに非常にレベルの高いチームだ。
準々決勝ではアルプスの大音響がスタンドを巻き込んだ大社の圧倒的な圧にも負けず快勝した力は本物。その目は真紅の大旗だけに向けられている。
やや不安が残ったのがエース今村の出来。しかしそれを補って余りある、2年生早瀬の覚醒が心強いばかり。
打線は4割打線の異名通りの破壊力をこの甲子園でも存分に発揮。さらに準々決勝で主砲の正林にもタイムリーが飛び出して、最後のピースも埋まってきた。
優勝に向けて、もはや死角はない。
 
試合はロースコアの凌ぎ合いに持ち込めば関東一にも分が出てくるが、やや神村学園が有利か。
いずれにしても、両校の先発が誰になるのかが興味深いところ。
痺れるような一投一打のゲームになる予感もはらむ。
 
 
◇第二試合
京都国際(京都)🆚青森山田(青森)
 
京都国際は左腕二本柱が好調。投手を含めた守りにはまったく不安がない。もともとロースコアでの勝ちきる力は十分だが、そこに今大会は打線が絶好調。チーム力はまさにピークで、一番いい状態でこの準決勝を迎える。
 
一方の青森山田。準々決勝では滋賀学園に押されっぱなしの試合だったが、それを関が見事に抑え切って、エースとしての矜持を示した。青森山田が勝ち上がるためには、やはり関が八面六臂の大活躍をすることが絶対の条件だろう。打線はこの大会さほど当たっているようには見えず、さらに守備の精度は4強の中で劣るだけに、総合力での戦いではやはり不利になるのは否めない。
しかしそこは、大エースである関が埋めていかねばなるまい。
関vs京都国際打線が最も注目されるポイントだ。
もし関が攻略されるようだと、青森山田にとってはかなり苦しい戦いになるだろう。
 
京都国際にとっては、選抜で敗れた相手にリベンジする機会を得たということで、モチベーションも上がっていると見られる。準々決勝では3年前にこの甲子園の準決勝で敗れた智弁学園にリベンジしての4強。非常に組み合わせにも恵まれている感じで、行手を阻むものはないのでは、と見られる。
 
さあ、関が今大会NO1投手を証明するのか?それとも。。。
 
 
ということで、
準決勝は朝8時から。
 
早いですねえ。
 
この開始の早さにいかに対応するかというのも、試合を決める一つの鍵になるかもしれません。
 
 

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