怒りがふつふつと・・・・・

今季のプロ野球。

昨日は久しぶりにしっかりと楽しめました。
メインはやっぱり巨人ー阪神戦。

初回の阪神の2発、
そしてそれに対する巨人・岡本のお目覚めの2発。
最後の最後まで分からない試合展開。

使い古された言葉ですが、
「伝統の一戦」の面白さというものが、
今季は感じられていいですね。

そしてセ・リーグの試合を見ているワタシは、
どちらが勝つという事にはさほど頓着せず、
野球自体を楽しめるマインドになっているので、
昨日の試合などは掛け値なしに楽しむことができました。


一方パ・リーグの試合、
とりわけ長年ごひいきの西武ライオンズの戦いとなると、
なんだか試合内容などで「怒りながら、愚痴りながら見る」という事が常態化してしまっているので、
昨日も見ながら「ワタシはなんでこんなにストレスをためながら野球を見ているんだろうか・・・・」
なんて思っちゃって、
我ながら「アホやなあ・・・・」って感じでしたね。

西武はまあ（78年の）球団創設から応援していて、
ずっと「強いチーム」「スキのない野球」なんてのを見てきてワタシの中にそういったものが刷り込まれているので、
今の野球に納得していないというのが出てしまっているのかもしれませんね。

ジャイアンツとかサッカーの鹿島アントラーズのファンが、
成績が振るわない年など、
ふがいないチームに怒りをぶつけている気持ち、
ホントよくわかります。


今年は主力の故障離脱が相次いだため、
若くて1軍経験が乏しい選手が次々と起用されているので楽しく見ていたのですが、
なんというか「打てない」「点が取れない」主要因がその若手たちではなく数少ない従来からの主力のふがいなさにあることから、
彼らのプレーにはふつふつと来てしまっています。

のほほ～ンとして「楽しい雰囲気」を醸し出す今の西武というチームは、
18年、19年などのようにうまくいっている時はいいのですが、
昨年、今年などうまくいかないときは、
すご～くプレーが淡白に感じてしまいますね。
淡々とやっているというか。。。。。。

勝負への執念を感じさせないプレーの数々は、
なんというか怒りとため息のないまぜになった感覚にさせられてしまいます。

そしてそんな主力たちに、
なんというかチームを引っ張っていく気概みたいなものが全く感じられないので、
見ていてピキッと来てしまっているわけです。

そのあたりがＳＢとの一番の違いですね。

そもそも昨年など主力が出続けていたのにもかかわらずあの成績だったんですから、
今年は”何か”を変えていくために、
若手をどんどん使い続けたらいいのにね・・・・・って思っています。

「2軍みたい」といわれようがなんと言われようが、
今年は腹をくくってやり続けてほしいものです。

「主力が戻ってきたら」ではなく、
全く新しいチームに生まれ変わるという方が、
楽しく観戦できるってもんです。

源田以外は流動的で、
いいんじゃない？
本気でそう思っています。

3・4番でどれだけチャンスをつぶしているの？
そして5番に復帰したばかりの栗山も、
まあ、なかなか。。。。。

う～ん、
なんだかあの暗黒の田辺時代の雰囲気が。。。。。。


辻監督。

成績出なかったら今年限りっていうのはわかっちゃいるけど、
腹くくって若手を使い続けてくれ～。

チームにレガシー、
残しましょうよ。
（金子とか、いつまで使い続ける気だよ。木村とかも、もういいよ。）