SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大谷翔平!

2016年09月29日 | プロ野球

昨日は日ハムの優勝決定試合を、
最後まで見ていました。

胴上げ投手になったのは、
”22歳の二刀流”大谷翔平。

彼の昨日のピッチングはすごかった。
ぶるっと震えが来るほどの『凄み』というものを感じました。

今年の大谷は、
まさに『一皮むけた』成長を見せてくれました。

彼は今年4年目ですが、
1年目は二刀流に挑戦するということのみが話題になり、
投打ともにまだつぼみの状態でした。
まだまだ世間は、『どちらかに一本化した方がいい』という論調ばかりでした。
まあ、それでも1軍に居続けて、試合に出ることこそがすごいことなんですけどね、高卒の選手なのに。

2年目はバッティングでは存在感を見せ、
『二刀流、うまくいってるじゃない。ひょっとして、日本プロ野球界で初めて、二刀流選手が”本当に”誕生するかも』
ということで、ファンの期待が膨らみました。

そして昨年の3年目。
投手として見事に一皮むけた姿を見せて15勝と最多勝を上げました。
『すごいピッチングをするなあ』
とこの163キロ右腕にファンは夢を乗せましたが、
1年を通してバッティングの方はからっきし。
『バッティングには早めに見切りをつけ、投手として一本化すれば毎年20勝もいける』
なんてことが言われて、
二刀流に対する評価は『??』というところでした。

ところが今年の4年目。
まず開幕に向けて変わったのは彼の体格。

オフからの増量作戦で、
明らかに体が一回り大きくなったような感じでキャンプイン。

『今年はバッティングでも・・・・・』
と事あるごとに話していたように、
バッティングに対する自身の決意みたいなものを、
ひしひしと感じさせてくれました。

ということでシーズンを終わってみると。。。。。。

ピッチングでは途中離脱もありましたがきっちりと10勝を挙げて、防御率は1点台。
そしてバッティングでは.320 20本塁打 60打点と、
一流野手顔負けの突き抜けた成績を残してくれて、
その進化が留まるところを知らないということを見せつけてくれました。

そして大谷の凄いところは、
メンタルがものすごく強いところ。

だから、
大事なところほど活躍するという、
『大スター』
に必要な要素をすべて取りそろえた選手なんですね。

日本のプロ野球界。

スーパースターとして長嶋、王の両”国民栄誉賞”の大選手がいて、
その後”第2世代”と言えるような、
MLBに活躍の場を求めたイチロー・松井の90年代スーパースターが出現しました。

そして今”第3世代”として、
”マー君”こと田中将大とともに、
この大谷翔平が『日本のスーパースター』の系譜を継ぐ選手となってきた感じがしますね。

この大谷こそ、
”日本の輝ける未来”を体現する、
誰にもまねできない選手であると確信しています。

もしかしたらプロ野球はこれから、
スーパースターと呼べる人は、
大谷張りに『一人で投げて打って』という二刀流の選手が主流になっていくかもしれません。
いや、そんな匂いはプンプンしますね。

”二刀流”ということが全く珍しくなくなる日が、
もうすぐそこまで迫っているかもしれません。

大谷翔平は、
そんな”未来のスーパースター”たちのさきがけの選手のような気がします。


『だれもが不可能だと思うことを実現する』
それこそがテクノロジーの進化に必要不可欠なものだという格言があります。

プロ野球における『だれもが不可能なこと』は、
もうすでに大谷によって『実現可能なこと』になりました。

これからワタシを含めたプロ野球ファンは、
『大谷翔平がどこまで上っていくのか』ということとともに、
『大谷翔平を継ぐ者がいつ、どこに現れるのか』ということにも、
期待を持って見ていけそうです。

それほどの大きな存在だと思いますね、彼は。
昨日のピッチングに、
その輝ける未来を感じてしまいました。

それにしても、
若者の可能性というのは、
まさに無限大なんだなということ、
実感しています。

次はどんな凄いことを見せてくれるのだろうか?
大谷翔平の『今まで見たこともないような』プレーは、
本当にワクワクさせてくれます。


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