SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

CSファイナルステージ開幕  早速だけど「切り替えろ!」

2018年10月18日 | プロ野球

日本シリーズ進出チームを決める最後の戦い。
プロ野球CSファイナルステージが開幕しました。

セ・リーグでは3連覇の広島が巨人に快勝。
力の違いに加えて相性の良さは抜群で、
広島の優位は動かないなあと感じる初戦でした。

一方のパ・リーグ。

今年は何とか一つだけ勝ち越したとはいえ、
長きにわたって圧倒的に直接対決で蹂躙され続けているSBと戦う西武。

大事な初戦の先発は、
シーズン最後の試合でようやく9年にわたる「連敗」の呪縛から解かれたとはいえ、
それまでは球界の誰しもが「なぜなんだろう」というくらいSBに相性の悪かった菊池雄星。

多分SBに対して「最後の登板」となる昨日のピッチングでしたが、
「一つ勝ったぐらいじゃ、長きにわたる相性の悪さが払しょくできるものではなかった」というピッチング。
大事な短期決戦で「やらかしちまった」ピッチングを見せてしまい、
まさに完敗。

5回6失点と試合を作れず、
打線は普段通りの振りを見せていたものの、
大量のビハインドを追っていくことはならず。
4-10と大差で初戦を落としました。

菊池のピッチングについては、
いいんじゃないですか、論評は?
あのピッチングが彼の「9年間の総括」です。
今後のライオンズを担う2戦目以降のピッチャーの奮闘に、
期待することにしましょう。

「打たなきゃ勝てない」チームにあって期待される打撃陣では、
源田、浅村にタイムリーが生まれ、
山川、栗山には一発が飛び出しました。

一方”まじめすぎる”がゆえにこうした短期決戦では心配される秋山が無安打で、
中村も2打席連続、ストレートにまったく反応できずの見逃し三振というのが気になりました。

両者ともに守備でも「やらかしちまった」ので、
今後の戦いでブレーキになるのが心配ですね。

よく言われているのが、
「短期決戦ではブレークする選手とブレーキの選手を見極めることが一番大事」
ということ。

秋山は考え込むタイプだけに、
かなり心配です。
そういえば黄金時代のライオンズも、
清原、石毛、デストラーデのような「短期決戦に無類の強さを発揮する」選手に比べて、
秋山はいつも落ち込んでそのまま・・・・・ということが多かった気がしますね。

ホームラン時にバク転でのホームインが映像で流され、
「勝負強い」イメージがあるかと思われますが、
実際には短期決戦ではあまり頼りにならないバッターだったですね。
当時のライオンズファンは誰しもが感じていたことでしょう。
その代わりシーズンという長い戦いの中では頼りになる選手でしたが。。。。

同じ名前の秋山翔吾、
こちらは「短期決戦に強い」となってくれればいいですけどね。

ワタシは昨日の試合では、
まだ3点差というところで十亀がリリーフで出てきたというところで、
この日の負けを覚悟しました。

残念ながらこの投手については、
話をするのも嫌なほど、
ワタシは全く評価していないので。。。

案の定6,7回と失点を重ねて、
味方の反撃意欲をそぐ結果となりましたね。

一方SBは大量リードにも全く気を緩めることなく、
盤石の投手リレーを見せました。
8回に嘉弥真を秋山・源田のところだけに送り、
浅村には加治屋でつないでところに、
「敵ながらあっぱれ」と思ってしまいました。

第2戦以降の戦いをも見据えたこの盤石なリレー。
やっぱりSBは、
打ち破るのは本当に難しい「実力と経験を兼ね備えたチーム」ということを、
骨の髄までわからされましたね。

さあ、
西武としては、
切り替えが大切です。

今日はシーズン最多勝の多和田が登板。
SBとの相性は「あまりよくない」どころか最悪。
逃げのピッチングに陥るようだと、
好調のホークス打線の餌食になりそうな気配です。

いかに8・9・10月に見せたような、
強気のピッチングを貫けるか。

そして強気に攻めながら、
抜け球をいかに少なく抑えられるのか。
このあたりがカギになりそうですね。
森、岡田のリードに期待しています。

まあ、昨日は試合前から、
なんとなくベンチが「優勝ムード」で、
あの9月の2度の天王山時に見せていた「決戦モード」になっていなかったのが見て取れて心配していたのですが、
その通りの締まらない試合になってしまいましたね。
しかし、今日からはピリッとしまって行ってくれることでしょう。

選手たちよ、思い出した?

SBって、
そんな簡単なチームじゃないんだよ。

彼らに勝つのって、
それこそ全員が集中力を切らさずに火の玉にならないと、
無理なんだよ。

一度うまくいったからって、
簡単に勝てると思ったら大間違い。

しびれてしびれて、
最後の最後に一点勝っているという、
そんな試合で勝ち切ってこそ、
このシーズンの「王者」ってもんだ。

目覚めたかい?

頼むよ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新生・森保ジャパン なんて... | トップ | CSファイナル第2戦 開き直っ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

プロ野球」カテゴリの最新記事