水泳の世界選手権が、
いよいよ盛り上がりを見せてきました。
一昨日は、
男子100m背泳ぎで、
古賀選手が金メダルを獲得。
得意のバサロ泳法は、
全盛期の鈴木大地選手を思い起こさせました。
そして、
バタフライでは、
あのフェルプスを向こうに回し、
ベテランのマツダが堂々の銅メダル獲得。
銀メダルともタッチの差という、
すばらしい泳ぎを見せてくれました。
昨日準決勝が終わった男子200m背泳ぎでは、
”日本のエース”入江が、
全体の2位で決勝に進出。
金メダルを狙います。
昨年の北京五輪での北島の泳ぎを見るまでもなく、
今日本は水泳の世界では、
世界のトップレベルの国として君臨していますね。
この背景はなんなのでしょうか。
その昔、
水泳ニッポンは古橋広之進のストーリーにもあるように、
世界のトップに君臨。
一時低迷期を迎えますが、
ミュンヘン五輪で平泳ぎの田口とバタフライの青木、
両選手の金メダル獲得で、
一気に盛り返します。
ちょうどワタシの子供時分と年代がダブりますが、
この頃各地で雨後のタケノコのようにスイミングクラブが乱立。
70年代後半~80年代は、
そういう状況だったにもかかわらず水泳は低迷を続けました。
モントリオール、ロサンゼルス五輪などは、
決勝に残る選手も数えるほど、
という状況だったと思います。
その後ソウル五輪で、
彗星のように現れて金メダルを奪い取ったのが、
鈴木大地選手。
あのバサロ泳法は、
強烈なインパクトをもたらしました。
その後、
バルセロナでは岩崎恭子選手。
そして、
エース北島選手の登場となります。
その間にも、
強い選手をたくさん輩出できるようになり、
水泳ニッポンが復活してきました。
強い選手がたくさん出てくると、
やはりテレビ観戦も盛り上がりますね。
また、
水泳も現場で観戦すると、
とても面白い競技です。
日本選手権などは、
次から次に競技が行われるので、
飽きることがありません。
世界水泳がまたやってくれば、
観戦に行きたいなあ。
テレビを見ていると、
思わず思ってしまいますね。
いずれにしても、
入江選手!
がんばってくださいね。