~日刊スポーツより~
西武の森慎二1軍投手コーチが28日午後0時10分に多臓器不全のため、福岡市内の病院で死去した。42歳だった。 同コーチは25日のソフトバンク戦前に体調不良を訴え、同病院に入院。そのまま帰らぬ人となった。
声もありません。
森慎二コーチが、急逝しました。
『信じられない』
という言葉しかありません。
昨日、
森コーチが入院のため休養することが発表され、
2軍から西口コーチが1軍に帯同することが球団から発表されたばかり。
そのニュースを聞いて、
我々はこんな話をしていました。
『入院ですぐ休養って、おかしいなあ。。。。数試合だったら、休養なんてしないはず。何かかなり重い病気なのでは・・・・』
なんて危惧していましたが、
あっという間に昨日急逝の報が入って、
驚きました。
25日のSB戦まで球団に帯同していたとのこと。
いったい何が……
ショックです。
森慎二氏と言えば、
西武では剛球とフォークでセットアッパーの役割を担い、
その後メジャーに挑戦する形で退団して行った選手。
メジャーでは、
オープン戦で投げた時に『腕が飛んでいってしまったような感じ』で脱臼(?)して、
そのケガがもとで1試合も投げることなく、
退団したというのが記憶に残っています。
西武からもメジャーに、
結構たくさんの選手が挑戦したのですが、
いずれも思ったような成績が残せず、
失意のまま帰国してきた・・・・・というイメージが強いですね。
古くは前田投手、
そして松井稼頭央選手にこの森投手、
更には松坂投手など。
『なんとなく気にはかけている』感じでそういった選手の”その後”を見ているのですが、
ため息とともにいつしか頭の中から消えてしまいます。
しかし森投手の場合、
いろいろな紆余曲折を経て昨年、
西武に投手コーチとして戻ってきました。
こういうのを見ていると、
なんだか『いいなあ』と思って、
『苦労した経験を、選手に伝えてほしい』
なんて思っちゃったりします。
森投手の場合も、
現役時代、西武に所属しているときには、
なんだか『とっぽい兄ちゃん』風な感じだったのですが、
いろいろな苦労を重ねた後帰ってきた姿を見ると、
『先々で苦労して、実にいい顔になったなあ』
なんて思っていました。
そんな矢先のこの訃報。
なんだか、
やるせない気持ちになってしまいます。
しかし体が不調でありながらチームを支えてくれて、
本当に立派で、感謝しています。
ありがとう、森慎二さん。
どうぞ安らかに。
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