魁皇９連勝！こうなったら、行くところまで行け～！

大相撲九州場所は、
１０日目を終了しました。

２日目に白鵬の連勝記録が６３で止まり、
場所の話題はすっかりと地味なものに・・・・
なるかと思いきや、
ご当地・福岡出身の大・大関（だいおおぜき）魁皇が輝きを見せています。
初日は敗れたものの、
２日目からはなんと２００４年秋場所以来の９連勝。
力強さが戻ったかのような魁皇の奮闘振りに、
福岡のファンは大盛り上がりを見せています。

いつもは≪勝ち越せるか否か≫が最も注目される魁皇という力士。
特に最近３～４年はそうでした。
かのいうワタシも、
角界では白鵬と並び大ファンの力士ではありますが、
２ケタ以上の勝ちは期待しておらず、
『何とか勝ち越してくれ～』
というのが最近の願い。

毎場所終盤までハラハラドキドキ・・・
が定番でした。

しかし今場所の相撲振りを見ていて、
基本的なことを思い出しました。
それは、

【魁皇は強いんだ】
ということ。

そう、
魁皇は本来強いんです。

右の上手を引けば誰にも負けないという自分の型を持ったお相撲さん。
小手にふれば相手の腕をへし折るぐらいの怪力の持ち主です。
リンゴを持てば、
片手で握りつぶしてしまいます。

【気は優しくて力持ち】
を体現するお相撲さんなんです。

その魁皇の強さ、
久しぶりに見せてもらっている気がします。

今場所の魁皇への声援は、
勝ち進むに連れて、
先場所までとは大きく違い、
日本人の琴線に触れる【判官びいき】ではない大声援になっています。

多くの魁皇ファンが、
【久しぶりの優勝】
を夢見ている声援になってきました。

年齢を考えても、
体の調子を考えても、
これだけ充実した場所はもうやってこないかもしれません。

だからこそ、
【白鵬との決戦】
ぜひ実現してもらいたいものです。

【最後の一花】
という言葉がありますが、
大輪の花を咲かせて欲しいと思っています。

ガンバレ・魁皇！