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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

いま、人生の一番厳しい時を過ごす比嘉大吾。 がんばれ!

2018年04月16日 | ボクシング

≪FUJI BOXING≫ ~横浜アリーナ~

 【WBC世界フライ級タイトルマッチ 12回戦】
前王者 (※比嘉は体重オーバーで王座剥奪)     同級2位
比嘉大吾(白井具志堅)●  TKO  〇 クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
                9回1分14秒 


村田諒太が、
見事に防衛戦を制した夜。
前日の計量で体重オーバーのため王座を剥奪された比嘉大吾の世界タイトルマッチも行われました。

比嘉は前日の王座剥奪の影響が色濃く出て、
いつもの戦いぶりとは全く違ったボクシングに終始してしまい、
9Rで試合が止まり、TKO負けを喫してしまいました。

先ほどDAZNで見逃し配信を見ると、
地上波では見えないところも見えてきました。

CMをはさまないDAZNの配信映像では、
8R終了してコーナーに戻った比嘉が、
「頭がダメだ・・・・」
ということを言っていて、
それを聞いた具志堅会長とトレーナーが、
「次のラウンドで打たれたら(試合を)止めるから」
ということを比嘉に言っていました。

9Rが始まる前に、
すでに決着していたということです。

それなのに9Rが始まり、
比嘉はロサレスに打たれて、
試合は終わりました。

この映像を見ていても、
この試合、
とても普通ではなかったというのがよくわかります。

陣営は試合をやったものの、
勝ちに対する執着は薄く、
比嘉はこの体調+メンタルの中、
よく戦ったと思いますが、
最後は力尽きた感じですかね。

ロサレス選手は、
いい選手でした。
チャンピオンになって然るべき選手ですね。

比嘉選手は、
ダメージは深いと思います。
しっかり休んで、
これからのことを仕切りなおして考えてほしいと思います。

比嘉の体からして、
多分階級を上げるとすれば、
1階級上のスーパーフライ級ではなく、
2階級上のバンタム級になるのでは。。。。。

バンタム級というと、
先に敗れた”神の左”と言われた名王者の山中慎介が君臨し、
来月には”モンスター”井上尚弥が挑戦する階級です。

『黄金のバンタム』と言われ、
最も日本人名王者が生まれた階級です。

今22歳の比嘉。
そして25歳になった井上尚弥。

両者が君臨して、
ひょっとすると「対峙する」階級になるかもしれませんね。

そんな風になれるように、
今回のことは十分に斟酌したうえ、
新たなるスタートを切ってほしいと思います。

井上尚弥と比嘉では、
まだまだその力に差があると思っているワタシですが、
両者が力を伸ばしたうえで対峙できる状況になったら、
その時こそが「日本ボクシングの黄金の時」になると思います。

そんな未来を描けるよう、
まだまだ比嘉選手、
期待していますよ。

今はまだ厳しい声が多いと思いますが、
ここからです。

この日、4.15を忘れずに、
これから歩んでいくことを、
切に願っています。

ハードパンチャー復活へ。。。。。

頑張れ、比嘉大吾。


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