SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

稀代のパフォーマー アニマルよ、さらば!

2013年05月01日 | プロ野球

元阪急のアニマル・レスリーが、
腎不全で亡くなりました。

享年54歳。

アニマルは、
日本のプロ野球ファンに強烈な印象を残しましたが、
日本のプロ野球の実働はわずか2年間。

しかしその2年間は、
強烈な個性に彩られた、
忘れられない2年間でした。

重い速球を武器に抑えを任されたアニマル。

抑えという重責に、
彼はとても意気に感じて頑張っていました。
そして、
その重圧を払しょくするのがあのパフォーマンス。

ストライクを取っては吠え、
打者を打ち取ってはさらに吠え、
勝ちをもぎ取った時には捕手や野手を、
バンバン叩きながらその喜びを表していました。

風貌は、
その頃プロレスでパワー満点のパフォーマンスを見せてくれたブルーザー・ブロディそっくり。

キャッチャーの藤田をバンバン叩く姿は、
『ブロディそっくりだ~』
なんて思いながら見ていました。

時は西武の黄金時代。

人気も実力も、
阪急の存在感は薄れがちの時期でしたので、
彼のパフォーマンスは、
チームにとってはとても意味のあることだったような気がします。

阪急最後の3年間に咲いた、
大きな花火のような存在でした。

そういえば、
少し前に発売された、
缶コーヒーのおまけについていた【プロ野球、歴代外国人選手フィギュア】の中に、
バース、ブーマー、ブライアント、クロマティ、デストラーデなどと並んで、
ピッチャーで唯一選出されていたのがアニマルでした。

それをみて、
その時、
妙に納得してしまったワタシです。

それだけ日本のプロ野球に強烈な印象を残した選手でした。

ありがとう、そして安らかに。
合掌。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 好調、好調。 | トップ | 松坂はもう・・・・・・・だ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

プロ野球」カテゴリの最新記事