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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ラグビートップリーグ順位決定戦&日本選手権

2018年12月10日 | ラグビー

ラグビートップリーグの順位決定戦&日本選手権が、
土曜日に秩父宮と花園で行われました。

第1試合 神戸製鋼 31-19 トヨタ
第2試合 サントリー 28-25 ヤマハ


寒かったものの晴天に恵まれた「ラグビーウェザー」の中、
華やかに準決勝が行われましたが、
どうも一般への浸透度が低かったせいか、
お客さんの入りがいま一つと感じてしまいましたが、
どうでしょうかね。

ちなみに花園の観衆が11,000人、秩父宮は8,800人でした。


遠征で抜けていた全員が揃ってフルメンバーで行われているこの順位決定トーナメント。
さすがにレベルが高くて、
「こんなレベルの試合を見せてもらえるだけでもありがたい」
という感想を持ちましたが、
中でもやはりスーパースターの輝きは一味違いますね。

神戸製鋼のダン・カーターは本当にすごいプレーを見せてくれます。
彼を見ていると、
SOというポジションが「司令塔」と呼ばれるのがよくわかるという感じですかね。
観戦していると、凄くて、楽しい。

2試合目は、
サントリーが大苦戦を強いられましたが、
そこでもまたスーパースターであるマット・ギタウが輝きを放って、
何とかヤマハを振り切りました。

今年から導入されたという『ゴールデンポイント方式』(ワタシが勝手に読んでいるだけですが)、
要するに同点で試合終了した場合の延長戦ですね。
これでも決まらない場合はキッキングコンテストが行われるようで、
何とも興味深いですね。

決勝でダン・カーターとマット・ギタウの”キッキング・コンテスト”になったら、
これはもう、
日本だけではなく全世界が注目するんじゃないでしょうか。

それはさておき、
「延長戦」は先に得点した方が勝利となりますが、
フットボールと同じで、
攻撃権がある方が圧倒的に有利な立場となるラグビーという競技では、
やはり延長前の「トス」でほぼ7割がたの勝負の趨勢って、
決まってしまうのではないでしょうか。

フットボールではかつては延長では先に得点した方が勝ちでしたが、
それでは有利・不利が如実に表れてしまうということでルールが改正され、
トスに勝って先攻のチームはタッチダウンをしない限り、
たとえFGで3点を入れたとしても試合終了にはならず、
後攻のチームに攻撃権が与えられるということになりました。
(先攻がTDを決めた場合には試合終了)

さて、
ラグビーに戻ると、
トスに勝ってキックオフのサントリーがやはり相手陣10mライン中央付近でペナルティーを取り、
ギタウがきっちりとFGを決めて「サヨナラ勝ち」を決めました。

まあ、
今までのように同点の場合トライ数の差でまず決めて、
それでも同点ならば抽選・・・・・・・
というよりはとてもいいと思いますが、
それでも「改善の余地はあるなあ」とも感じました。


そんなこんなで、
決勝はスーパースターの司令塔を擁する両チームの戦いとなりました。
これは見ものですね。
果たしてどんな感じの試合になるのでしょうか。
レベルの高い試合になるでしょうね。

大学ラグビーではその勝負にかける執念のような、
学生スポーツならではの楽しみを堪能し、
トップリーグでは世界一流のプレーを堪能する。

日本のラグビー界も、
贅沢なラインアップになってきたことが実感できます。


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