あみメロちゃんと老人

あみメロちゃんとは、あみ(ネット)メロンのこと。

あみメロちゃんのこと。

2010年09月28日 | 日記
メロンの収穫、出荷が終わってから1ケ月が過ぎ

ようやく夏の疲れも、朝夕の寒い位の気温の中に、

溶け込んでいきました。

長年メロン作りを、やってきて今年のような

厳しい環境も、あまりなかったように思う。

低温、高温が続いてハウス、露地栽培の作業と収穫の重複。

一時期メロンの開花とアカシヤの木の花の開花が、一緒になり

密蜂が一斉にアカシヤの花に集まり、メロンの花に受粉せず

着果の数が、大幅に減ったこと。など

老人の作業が、美味しいメロンが出来る為の環境作りとして

十分だったかどうか    と言うと十分ではなかったように思う。

それでも あの その 生き物の生命力というか犠牲心というか

ただただ感心するばかりで・・・・。

外から聞こえる虫の音がBGMとなって、ささやかな楽しみの

晩酌を奏でてくれる。

普段は無口で通っている身なのだが、今はアルコールが

喋っているらしい。

とは言え、ぼやあーん としている頭の中に

「あみメロちゃん」の120日間が、

少しづつ思いだされて zzzzzzz。





あみメロちゃんの周辺、6

2010年09月14日 | 日記
こん夏の、暑さときたら      言葉では言い表せない程、熱かった。
老人は、日陰のある所、扇風機のある所、冷たいアイスクリームのある所を、求めて彷徨えばいいのだが、
あみメロちゃんたちは、そうはいかない。
ただでさえ暑いのに、上には雨や風よけの為のトンネルがかけてある。

種播きから
収穫までの長い間、さまざまな環境に耐える為に、深くそして広く根っこが伸びるようにしてやれただろうか。太くもりあがったネットが綺麗にメロン全体に、かかるようにしてやれただろうか。
雲の高さが、少しずつ低くなって秋の気配も感じられる頃に、行く夏雲をトラクターに乗りながら見ていた。

ありがとう。
あみメロちゃん。