あまがさきたろうがwebで独り言4代目

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

庵野秀明がエヴァをほったらかして作った特撮映画。
ほんとにね、とりあえずこれだけは言える。

ゴジラはいいぞ。

そんなわけで、ここからはネタバレで書きます。
というか、最初に出てきたときになんか尻尾の形が違うぞ、と思ったわけですよ。
で、案の定出てきたのは全く別物の怪獣。
なるほど、これはゴジラに追われて出てきたとかそういう事か。
背びれだけそっくりで、見事に騙されたと思いました。
それが間違いですよ、変形しますよ。
変態ですよ。
ゴジラがそういう方向に行くとは思ってなくて、見事に騙されたと。

そのあと成長した姿見たときはあのデザインを初めて見たときの違和感なんか吹っ飛んでました。
アレこそが完成形だと。
そして、とうとう出てきた放射線を吐くゴジラ。
最高にかっこよかった。
背中からのアレは反則ですけど、もう東京の絶望感は最高に良かったです。

それもこれもすべてはそこに至るまでの政府の動きのリアルさ。
お偉いさんの発言が次々と覆される状況の変化。
それに対応できない人々。
結局、変人が集められた対策室が事に当たるわけですが、米国からの圧力の感じとか、最終判断の核攻撃の所とか非常に追い詰められた感じのリアルさが良かった。

一番のやられたポイントですが、まさにラストシーン。
たぶんゴジラ見たほとんどの人間がこれだけは絶対に言えないと思っているアレですよ。
まさかゴジラの尻尾から火の7日間を起こした巨神兵が生まれようとしてたあの最後。
あの短編映画をここで繋げるとは。
庵野にやられた!
やってくれた!
って感じでした。

ほんと特撮好きが考えられる限りをぶち込んで、「ゴジラ」を作り上げた作品です。
これ観たらハリウッド版のゴジラ観たときのあの違和感がすべて理解できます。
所詮、あれだけリスペクトされてゴジラを作ったと言われてたあのゴジラでも獣でしかなかった。
まさの神である、神獣としての姿がここにあります。

ほんとただ一言。
ゴジラはいいぞ!


追記8/11
売り切れていたパンフレットをゲット。
これは書いてあるとおり映画のあとに見ないと絶対駄目だ。
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