K-1 WORLD GP 2005 IN HIROSHIMA

ボブ・サップがK-1に帰ってくる。
ここ最近はトレーニングに明け暮れてると聞いてましたがどうなんざましょ。
ひそかにハリウッド映画に出たりしてたので、ホンマにトレーニングしてたのか疑問ですが。まあ、今頃公開されてる映画だから撮影はかなり前か。

JAPAN　GP
１回戦
●天田ヒロミ　VS　富平辰文○
僅差の判定で富平が勝ちました。判定通りさほど差はなかったですな。途中から見たんで前半富平が押してたのかもしれませんが。ああ、そうか延長戦はそれのみで判定するんでしたっけ。それならどっちもどっちですな。

○藤本祐介　VS　森口竜●
そこそこの泥仕合。判定ですからね。体力をどれぐらい無駄にしたかがポイントですな。

○ボブ・サップ　VS　中尾芳広●
まだまだ攻めないボブ・サップ。たしかにキックが良く出るようになってる。そのおかげで被弾数がかなり減ってる。いや、相手がしょぼかったからか。挑発だけは一人前。打ってこいと顔つき出すが、サップが前に出ようとしたらすぐにバックステップして距離をとる。格好悪い。顔つきだしたんならスウェーしてカウンターなりなんなりしろよ。

●中迫剛　VS　堀啓○
いつまでたっても目が出ないままの中迫。
今回も若手相手に打ってこいと挑発して小物ぶりをアピール。そんなことせずにもっと打って出るのはお前の方だって。お互いに瞼を切ってしまい、次の試合に影響が残ることは必死。

準決勝
○富平辰文　VS　藤本祐介●
見事なハイキック一閃。ダウン時にガクッと崩れ、10カウントギリギリまで待って立とうとしたが立てず。

○ボブ・サップ　VS　堀啓●
１回戦とは違い一気に前に出たサップ。キックで距離をとるのは堀相手には危険と判断したようだ。あれだけの手足の長さで、サップよりも上手いのだからセコンドとしては当然の作戦だろうなぁ。そして、堀は１回戦での左瞼の傷がネックとなってた。このままサップかと思ってたら、１Ｒ２分頃突然サップが失速。動きが完全に止まる。さっきまでとは逆に堀が攻勢をしかける。
で、２Ｒ。ゆっくり右腕を引いて繰り出す力任せのパンチ。堀の左をはじき飛ばし命中。２発、３発とガードの上からお構いなくゆっくり後ろに引いて振り下ろす。そのままパワーファイトで潰しました。恐るべし。

決勝
ボブ・サップ　VS　富平辰文
サップのパワーの前にガクガク。まあ、１度目のダウンはかわいそうな気はしますが、それでも飛び込みクリンチの繰り返しはいただけません。コーナーに追い込まれてあそこまで打たれてよくぞ持ちこたえた、と誉めてあげたい。膝が２発入ってましたましたからねぇ。あと、効いてないのをアピールする富平の笑顔がわざとらしすぎて逆に無理してるように見える。
２Ｒも同じくサップが前に出た。しかし、やはり途中で失速。後半は富平ペースになった。それでも一応サップも手を出してたた。いや、足ですけどね。良いハイキックでした。
３Ｒは一進一退で始まった。お互いに攻撃を返し合う。一発の威力は明らかにサップ。当然ですが、ミドルで富平浮いてましたから。しかし、手数やらヒット数は富平。決着つかずで判定に。結果は圧倒的な差でサップの優勝。まあ、サップの方がインパクトの強い攻撃してましたからね。
これでＧＰ本戦に花ができましたかね？

エキストラマッチ
○チェ・ホンマン　VS　“グリーン・ベレー”トム・ハワード●
グリーンベレーが血まみれ。血が吹き出したのが見れましたよ。見事な膝蹴り。膝が楽々相手の頭だからなぁ。ただの木偶の坊ではないと言う事です。武蔵は勝てなさそう。グリーンベレーだと総合の方が良かったんじゃないのかな。

○レイ・セフォー　VS　ルスラン・カラエフ●
カラエフも強そうな雰囲気だったし、キックも良かったんですけどね。セフォーのフックがもう見事。まあ、キック喰らっても、いつものようにセフォーは笑ってましたが。セフォーって何げに良い試合が多い様な気がするんですよ。楽しませてくれるというか。