*ベーシックインカムは天使か悪魔か? アメリカで史上最大の実験
Chris Weller Sep. 25, 2017, 05:40 AM
https://www.businessinsider.jp/post-105138
シリコンバレーの有名なスタートアップインキュベーターであるY Combinatorは、同社が予定しているベーシックインカムの実験について詳細を
明らかにした。
同社は3000人の参加者を2つの州から集め、彼らを2つのグループに分ける。最初のグループの1000人は、最大5年にわたって、月1000ドル(約11万円)を受け取る。2つめのグループの2000人、実験では「コントロール・グループ」と呼ぶ2000人は、月に50ドルを受け取る。
実験のゴールは、「無条件でお金を受け取った人のクオリティ・オブ・ライフと仕事へのモチベーションはどうなるのか?」というシンプルだが、悩ましい問題の答えを見出すこと。
Y Combinatorの社長サム・アルトマン(Sam Altman)氏は2016年5月、同社ブログで、全市民が無条件で一定額のお金を受け取る、富の分配システム「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」の実験によって、その質問に答えを出したいと記した。
アルトマン氏の周囲のシリコンバレーの人たちは、UBIを支持、もしくはUBIに関心を示している。今後、数十年のうちに人の仕事が広範囲にわたってAIやロボットによって奪われると経済学者たちが考えていることに対する、解決策となりうると考えているから。UBI支持者たちは、UBIはAIやロボットによって仕事を、つまり収入を失う人に一定のお金を与えることができると主張する。
また支持者は、UBIが人々を貧困から救い、生活水準を底上げし、より大きな繁栄を生み出すと言う。一方で懐疑派は、UBIは仕事を通じて収入を得ている人々から、仕事へのモチベーションを徐々に奪うと反論する。
しかし、これまで、この議論に結論をもたらすような長期的な実験は行われてこなかった。Y Combinatorの実験は、アメリカ史上最大級の実験であり、これまで先進国では見られなかったデータを提供するはずだ。同社はすでに、先行実験をカリフォルニア州オークランドで行い、参加者は1000〜2000ドルのUBIを受け取っている。先行実験の目的は、アメリカでのUBIの実現可能性を確認することだ。
新たな実験では、UBIの効果を測る様々な要素を確認する。具体的には「個人の時間の使い方、お金の状況、メンタル面と身体面の健康状態の指標、子どもや社会生活への影響」と、同社はブログに記している。2017年末までに約100人が参加する予定。注目すべき最も重要なことは、人々の労働意欲が維持されるか、地域社会とのつながりを感じられるか、社会生活から逸脱せずにいられるかどうか、そしてUBIの採算性だ。
Y Combinatorは、地元行政機関および政府と連携し、UBIがすでに人々が受けている社会保障と対立しないよう調整していく。
「実験の結論として、UBIについての基本的な疑問が解消され、社会的な負担と将来への取り組みへの議論が進むことを期待している」
この他に、UBIに関する確証的なデータが期待される大規模な実験が、東アフリカで行われている。チャリティ団体のGiveDirectlyが昨年1年間、先行実験を行ってきた。この秋、GiveDirectlyはさらに大規模な実験を開始する予定。6000人が、12年にわたって何らかの形でベーシックインカムを受け取る。
アルトマン氏は、UBIに期待する一方で、全てのアメリカ国民にとって有効かどうかは分からないと語る。
「私が分からないのは」とアルトマン氏は昨年12月、Business Insiderに語った。
「UBIによって、人はより幸福になれるのか、生きる意味や充足感を得るために、仕事は不可欠なのかということだ」
[原文:One of the biggest VCs in Silicon Valley is launching an experiment that will give 3,000 people free money until 2022]
(翻訳:忍足 亜輝)
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実験なんかしなくても、ベーシックインカムは天使にきまってるじゃありませんか!
要するに社会を突然驚かせてはいけないので、ベーシックインカムというシステムを周知させるための実験でもあるようですね。
上記に転載したシリコンバレーの人々とは、『全市民が無条件で一定額のお金を受け取る、富の分配システム「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)』を支持する人々のことであり、つまり先日こちらで取り上げた超富裕層の方々のことのようですね。
ベーシックインカム実現に向けて、世界は着々と準備をしていることをご報告致します。
ここでの主要テーマは、ベーシックインカムを受け取るとこによって本当に人々は幸福になれるのか?というのことのようです。
【『競争・労働』が社会に向上と幸福をもたらすという錯覚】
私たちの暮らす『三次元負債奴隷競争社会』において、労働・競争することで社会や個人に進化と幸福をもたらすという洗脳が繰り広げられてきました。
その結果、どうでしょう?私たちを取り巻く社会は労働者にとって幸福を齎す場所であったでしょうか?
競争、競争、誰よりも秀でて試験や勝負に勝つことで優れた企業に入社し、安定した人生を過ごすことができると洗脳され、ブラック企業にブラックバイト、私たちを教育する学校までもブラックになっている現在、競争労働は、本当に私たちの人生に幸せを齎してくれたでしょうか?
答えは、ここで述べるまでもありません。
【働かざる者食うべからず】
諺までもあるように、日本においても人々は働く事で賃金報酬を得て生活を支えて来ました。三次元負債奴隷競争社会にりおいて当たり前として君臨してきた
常識ですね。
地球では、惑星の五次元への次元上昇に伴った波動エネルギーの変化によって、惑星の住人である地球人類の価値観も社会状況も日々変化しています。
みなさまも、日々の暮らしのなかで時代が大きく変化していることを実感されていると思います。
【昨日の非常識は今日の常識】
スピリチュアルな世界においては、もっと早い段階でこのベーシックインカムは実現される予定でした。闇勢力の停滞で未だに実現には至っておりませんが、いよいよベーシックインカム向けて世界は大きくシフトしてきています。
そうなると、グローバルリセットもそう遠くはないでしょう。
人が日々を生きるために必要最低限の暮らしが保証されるのは公正公平は社会において常識です。その常識がこれまでに確立されていませんでした。
その常識が変わろうとしています。
グローバル社会における行き過ぎた収入格差。
米国のみならず日本でも、貧困層や収入格差で未来に希望を持てない層が急増しています。
昨日夕方、繁華街のコンビニ前で、ドリンク剤を飲む若いサラリーマンの大群に出くわしました。
昨夜はプレミアムフライデー。
疲れている体に無理なお酒を呑むと悪酔いします。ですから、呑む前に飲むドリンク剤で悪酔いしないように予防している姿。
若い人たちも、みんな無理して付き合いで飲みたくもないお酒を飲まなければならないんですよね。プレミアムフライデーはサラリーマンに歓迎されるどころか、大きな負担になっているのではないかと感じました。
サラリーマンのみなさん、プレミアムフライデーの飲み会は断ってもいいと思います(笑)
遅かれ早かれベーシックインカムは必ず実現されます。
あるがままで