いよいよ中国にたつ日であった。
前日はトランクの荷物を20キロ以内に収めるということで
体重計が置いてある違う階までトランクを運んで確認をしたりしていた。
日本のホテルでの最後の朝食、
空港までのバス、
バスから見えたシンデレラ城、
空港での手続きのために並んだ列、
すべてが今思うと懐かしい。
搭乗までの時間を思い思いにすごした。
アキハバラという名のお土産屋を少し覗いたあとは
HさんとJさんと一緒に
搭乗口側の椅子でしゃべっていた。
Kちゃんのサブバックの話から
お姉ちゃんに「パンダ」をお土産に頼まれているという話で
盛り上がった。
乗った飛行機、
私の席の隣は団長だった。
まるで接待だ。
団長は大学の学部まで先輩であった。
ここで聞いた1時間強の話が実はとても貴重だった。
飛行機内で聞いた
YUKIのニューソング、
「星屑サンセット」は
東京の家でホテルに向けて出発する直前まで聞いていた歌だ。
気分があがる♪
飛行機の上から見る北京は
富と貧、
現代と昔が
あやゆる正反対が混在する都市でり地方であった。
同じ地球、だけど違う空気。
中国に降り立った。
歓迎を受け、北京滞在期間に泊まるホテルに向かう。
バスでは隣のMーちゃんとしゃべていた。
16時に着いたホテル、北京 首都大酒店
夜のレセプションのため17時15分まで
荷解きの時間となった。
はじめみんなで間違えて違う塔に行ってしまった。
後発のエレベーターに乗ったため
1人、違う階に降り立ってしまった私は
ボーイさんに今回、初めての中国語を使う。
通じず…英語に切り替えた。
スーツに着替えロビーにいく。
歓迎会での夕食がとても豪華でおいしかった。
ただの人というのはもちろん知っている。
けれど”代表”という言葉を再認識した。
羊の唇スープやら
とにかく次々と運ばれてくる料理たち。
団の決まりごととして
夜の自由行動は23時までとなった。
また1人は中国語を話せる子を含めて行動しなければならないという
決まりもできた。
A、M-ちゃん、Mと一緒にホテル近くのコンビニへ。
ジャスミン茶を買って帰宅。
係の仕事で変更点があり
中国での初日から夜は奔走することになる。
その日の日記を見ると
「疲れを表に出さないようにする自分、
だけど出てしまう自分に嫌気が(泣)」と書いてあった。
中国での19日間が始まる。