ひっそり こっそり 爪紅(ツマクレナイ)

日々、ひっそり、こっそり、楽しんでいる事をお話していきます。

30日(月) 帰国

2010-12-30 23:22:28 | 旅日記

07:00  起床
この旅、一番の早起きです
朝ごはんも空港か飛行機でという事で。。。

カタルーニャ広場からリムジンバスでバルセロナ空港へ
あぁ~名残惜しいぃ~
まだまだ行きたいところはあるのにぃ~

バルセロナ到着時に往復で買ったリムジンバスのチケットで
サクサク乗車~!!

あっという間に空港到着



昨晩、必死で詰め込んだトランクは、19.7kg!!
あぶなかったぁ~~~!!(1人20kgまでらしい)
追加料金なんて嫌だもんね~

2人あわせて、39kg超えていた・・・
ドキドキした~

免税でお買い物~また、荷物が増える。。。(笑)



両替した€を使ってしまおうと無理やりお買い物する気分でいたつもりが、
たやすく使い切る事が出来ました。(笑)
お土産屋さんって楽しいよね~
あまり街中でお買い物することが出来なかったので(日曜日だったから)、
食品的な物はここで調達(笑)おもに、チョコレート!
スーパーで売ってるようなものから、高級店の物までそろってるし
チョロチョロ歩き回って、楽ちんに揃えられるぅ~
That'sお土産!ってものはさすがに除けたけどね~買ってて楽しくないから(笑)

個人的には念願のパエリアの鍋ゲット!!

さすがにたくさんで食べられるサイズのものでは無く、
簡単パエリアキットみたいになってる、お土産用ですが。。。
That'sお土産!だけど、しょうがない!!これは欲しかったんだ!
街中で普通に売ってるかな~と思ってたけど、簡単には無くて、、、
一生懸命、探したわけじゃないけど、あったとしても、本格的な大きいものだと困るし。。。
お土産用なら日本のご家庭にピッタリな大きさで超Good

実際に調理するかは別として、使えそうだ!!
オブジェにしてもかわいいし

そんな感じで、手荷物が増えまくりで乗船です!(笑)
ひとまずは、いざ、ヘルシンキへ!!

乗った直後から、爆睡する友達につられて、私も爆睡。。。

軽食出た~チョコレートももらった~

と思ったら、あっという間にヘルシンキ!!
ヘルシンキ到着するなり、またもや、買い物モード全開(笑)
時間は限られているからね~
友達とも待ち合わせ時間を決め、それぞれ別行動!!
まず、私はムーミンショップへGo



デパートなんかである、ムーミン展では見たことないグッツばっかりだぁ~!
私はムーミンコレクターではありませんが、せっかくのヘルシンキにいるんだし!!
私の性格上、買わずにはいられませんよね~(笑)
そして、知り合いにはムーミン好きが結構います。
レアなお土産も買わなくっちゃ~!!
テンション上がるわぁ~

スウォッチやマリメッコ、イッタラ等、北欧雑貨や食器がたくさんあって、
各店舗で欲しいものがいっぱいだぁ~!!
どこかで区切りをつけなくては、終わり無く買ってしまいそう。。。

また、手荷物増えた~(笑笑笑)

ギリギリまで買い物をして、もう、あとは成田に向かう飛行機に乗り込むだけです
気付くと、出国審査が長蛇の列に。。。
結構一人一人に時間かけてる様子。私たちも急いで並びました。
あと、数人で私たちの順番になったところで、
事件発生
私たちの数人後ろで、スパニッシュ系の男性が列を乱し、何かを訴えている。
どうやら、列の前に入れてくれと言ってるみたい。
言葉が通じない人、聞く耳持たない人に押しやられて、
私たちのところまでやって来てしまった~
私は話せないので、ポケ~っと見てるだけでしたが、
一個前の人たちは、英語ペラペラの日本人のようで、
詳しく話を聞いてあげていました。(日本人っていい人多いね。)

そこでわかった新事実
私たちは、バスケットチームで(自分はコーチか監督なんだとか。)、
予定の飛行機に乗らないと試合に間に合わなくなるんだ!!
だ、そうです。

つまり、チームのメンバーすべてを先に入れてほしいとの訴えていたみたい。
そりゃ、誰も入れてくれないよね。少なくても10人以上いることが想像出来るもんね。
私たちだって、飛行機の時間に余裕を見て並んだつもりだったけど、気がつけば、
順番通り審査を受けてちょうどかギリギリの時刻になっているんだから。

諦めきれない男性は出国審査員にまで大きな声で訴え出したぁ~
そして、そこへ私の順番がやってきたぁ~
審査員が男性の訴えに恐い顔と厳しい口調で拒否している。
みんな並んでいるんだ並んでいる順番通りだ勝手なことを言うな
と、言ってるのが私にもわかる。。。

私のパスポートをチェックしながら、このやり取りは行われているんです。
男性は焦りもあって、大声になってるし、審査員も男性のしつこさに大声で制してるし。

間に挟まれた私は、超こぇ~よぉ~
なんてタイミングだよ。。。早く通してくれ~と祈るしかなかった。。。
でもまぁ~
そんなやり取りのおかげで(?)私にはちょっとした質問もなかった。(笑)

飛行機に向かいながら、
さて、あのバスケットチームの人たちはどうなったんだろうねぇ~
と、ちょっと気になった私に、
「試合ギリギリの飛行機を用意するなんて無謀だよ。
最初から確実に計画ミスだったんだよ。
指導者として、間違った行動だね
と、言い放った私の友達は、流石、旅行会社勤務だよね!!(笑)
仕事として、あってはならない事態だ。うんうん。

行きも帰りもヘルシンキの空港では貴重なものを見たのかも。。。
あまり旅先でトラブルに遭遇しない私には刺激的な展開でありました。



最後の飛行機です
乗るなり爆睡し、ころあい良く目覚めたら、機内食の選択
食後に行きの飛行機で見てる途中だった映画の続きを鑑賞。
また、うつらうつらしてる頃に軽食と紅茶、登場。

  

飛行機って極楽だわ。(笑)続けたら確実に太るけど。。。

無事、
日本時間8月31日am09:30成田到着
帰国いたしました。

友達と相談し、帰りはお互い手荷物増えてるので
地元駅までリムジンバスでひとっ飛びしようという事で、
空港で解散し、楽ちん楽ちんなリムジンへ乗車
社内には私を含め、たった3組しかいない。。。
近々、廃止になりそうな路線だ(笑)←時間のせいかもしれませんが。。。

13:00 自宅到着


パルセロナの空港とヘルシンキの空港で追加したお土産の数々。
あっ・・・何個か並べ忘れた物がある・・・。(まっいっか。。。)



素晴らしい5泊7日でした!!

バルセロナ、ステキなとこでした
全てがアートに見えた。あんなとこで暮すの憧れるなぁ~
バルセロナのアートなマンションに住んで、
バカンスにマヨルカ島にお出かけする。。。
しばらく、こんな夢をみながら、私の現実を過ごすことになるだろうな。
夢見心地で、仕事になるだろうか?(笑)
この夢を活力に仕事できるといいんですが、
私の頭の切り替えはかなり遅いもので。。。しばらくはふわふわしてるだろうなぁ~。

行きたいとこに行けて、観たい物が観れて、食べたい物が食べられる。
個人旅行、さいこォ~~~!!!
まぁ、、、こんな私が個人旅行出来たのは、
共に行ってくれた三月うさぎさんがいてくれたからなんだけどね。(笑)
おんぶにだっこ以上だったと思う。
私1人なら、無理ですから。何も出来ませんので。。。
ホントにありがとう
また、行きたいなぁ~スペイン。。。はまりそうだスペイン

 


29日(日) バルセロナ郊外へ③

2010-12-29 22:52:30 | 旅日記

20:00 グラシア通り 到着

まだまだ明るいということで、最終日を楽しみますよ~

ショッピング~ショッピング~と思ってたんですが、
残念ながら本日は日曜日でした。忘れてた~~~
日本と違い、休日にガッツリ稼ごうという精神は持ち合わせていないようで、、、
休日は、誰しも、み~んながお休みな日!!(笑)
観光客向けのお店なんかはチラホラ開いてましたけど、基本的にはお休みです。
・・・っということで、ウィンドウショッピング~

グラシア通り街灯
←変わったデザインだぁ~

ガウディがデザインした、グラシア通りの街灯
肝心なライトの部分が木がかぶったアングルになってしまったぁ…
足もとはベンチになってます。ガウディーっぽいよね~

気になった建物①


何の建物かは不明ですが、存在感がありました~
道路のコーナーに立ってるからRがきわだちますね~

アントニ・タピエス美術館
アントニ・タピエスの作品が展示されていて、バルセロナのモダンアートの中心地となっている。
1885年にモデルニスモ建築家のドメネク・イ・モンタネールによって建てられ、
モンタネール・イ・シモン出版社を改装したもの。
イスラム風のアーチ施されたレンガのファサードの上に銀色の針金が大きく渦巻いている。
渦の中には美術館のシンボルの大きな椅子がある。
←上のモジャモジャ気になる~

←正面まで来てみた。

目の前に来てみましたが、
残念ながら、もう閉館しております。
スペインのモダンアート観たかったなぁ~

マンションかな???


雑誌だったか、TVだったかで見たような気がする建物だったので撮っておいた(笑)
何かに使われてたのかも?わっすれちゃったな~
思い出した時が楽しみだ

気になった建物②


これも何の建物かわからない~
ホントに通り過ぎただけだから、よく見てなかったんですけど、
ファサードだけ、石造りで、薄っぺらい造りになってるよね?
後ろは近代的なつくりになってて・・・不思議よね

キリンのマハ
  


グラシア通りの一本裏の通り(ランブラ・ダ・カタルーニャ通り)を
しばらく歩いていて行きついたのが、
こちらの“キリンのマハ”の像。(笑)
画家、ゴヤの「裸のマハ」をパロったものなんだそうです。

特に目的地にはしてなかったんだけど、
偶然の出会えた(笑)
このポージング。。。後ろ足が何とも言えないょ。。。(笑)

っていうか、
ロダンの「考える人」をパロった、“考える牛”も近くにあるそうなんですが、
どちらの像もガイドブック等でも画像を確認していなかったので、
キリンのマハをみて、考える牛を発見したと思ってた!(笑)←アホです。。。

気になった建物③


にた1Fは店舗だったけど、上の甲斐は方は事務所なのか?住居なのか?
窓が不規則でおもしろいよね~

カサ・ミラ


夕暮れのカサ・ミラ
屋上の方はライトアップする見たい!もうちょっと暗くなるとキレイかも~
真っ暗になったら、大きな崖に見えそうだ。。。

スイーツアウェニュー
2009年建築家伊東豊雄さんの設計で建てられたホテル


こちら、日本人建築家の伊東豊雄さん設計のスイーツアベニュー
カサミラの屋上から見えたんですよね~
ガウディ作品が並ぶ、グラシア通りでも、このファサードは目立ってましたよ~
頑張ってるな~ニッポン人

カサ・バトリョ
←右側から

←正面から

←左側から

カサ・バトリョのライトアップはホントに最高です!!
何回見ても感動できる飽きないぜぇ~
周辺を何回か通ってますけど、毎回写真を撮ってしまいます。(笑)
まぁ~毎回、同じような写真になるんですけど。。。

カサ・アマトリェール


夜はますます、カサバトリョの影になってしまうアマトリェール。
1Fの店舗に電気が付くから、まるまる影になるわけじゃないけどね!
夜の方が陰影が出る建物だね



大きな道路の真ん中にある噴水。
普通の道路なのに、なんかイベントでもあるの?
と思ったけど、特に何もないのね~(笑)

←レモンジェラート

歩き疲れ、のども渇いたな~とあたりを見回すと、
ちょうど良いところにジェラート屋さん
さっぱりなレモン味ジェラートゲット
レモンはリモーネと発音するらしいぞお勉強お勉強

バルセロナ ダリ美術館
バルセロナで唯一ダリの作品をまとめて鑑賞できる美術館。
彫刻、水彩画、版画、写真、オブジェなど700点を超える作品が宮殿内に展示され、
まるで劇場のような雰囲気の中でダリの独特な世界に浸ることができる。

←外観のみ鑑賞(笑)

地図を見てる限りでは、予定の行動範囲からは、ちょっと、遠いかな~
なんて思ってたバルセロナのダリ美術館ですが、
フラフラ歩いてたら、目の前に現れた(想定外)
入ってみたかったけどね~
まぁ~こんな時間ですからね、開いてるはずもなく、、、
次回の楽しみにしておきましょう
ダリ美術館と言えば、フィゲラスにあるダリ美術館にも行ってみたいしね
次回は両方行けるといいな~

←歩道の模様と私の影(笑)

この数日、何回もグラシア通りを歩いているのに、今頃思い出した
通り(歩道)の柄
これも、ガウディのデザインだそうです。
明るいうちに写真撮りたかったね~。。。

21:45 夕食のレストラン

BAR TAPAS RESTAURANT
Costa Gallega(コスタ・ガレガ)
グラシア通り、カサ・ミラの向かい側あたり。。。
  

グラシア通りで見つけたイイ感じのお店に飛び込んでみました~
雰囲気で飛び込んだので、どんなお店かとか、お値段とかまったくわかりません~(笑)
バルだから大丈夫だろう!と勢いで入店です



店内の雰囲気~キレイだし、
なかなかステキでしょ!!(どの店も似てるっちゃ似てるか。。。笑)



ここに入る、決め手となったのが、この、生ハムの原型(笑)
コレが、外から見えてるだけで、
料理の美味しそうな良さげなお店に見えてくるのが不思議なもんです
スペインに来てから、かかった催眠かも!(笑)



店内には新鮮な鮮魚と思われる一角もありました~
鮮魚が見えるようにディスプレイされていたお店ははじめてだぁ~

  ←本日の夕食。

小エビのアヒージョと生ハム&付け合せのパンとチョリソーみたいなヤツ。
遅れて登場したのが、トルティージャ(スペインオムレツ)。
完食
最後にパエージャ食べとく???と思ったけど、
結構お腹いっぱいになってしまったので、あきらめた。。。
そんなに量食べてないのに、お腹いっぱいだな~
と思ったのは、
疲れで、あまりお腹すかなくなってたのかもです。。。

←最後の夜に乾杯!!

この度最後のディナーです。
料理を撮ってたら、陽気なウェイターのおっちゃんが
2人撮ってあげるよ♪とデジカメを奪われた(笑)
グラス持ったほうがいいんじゃない?なんて、ポージングまでしてくれた(笑)
その後も陽気なウェイターさんは何かと私たちをかまってくれ、面白かった
テンション高く、サービス満点

23:30 ホテル 到着


このホテルに帰ってくるのも、今日、このときで最後になります。
4泊もしたからね~名残惜しい。。。
ついに明日は、帰国日です。
まだまだあると思っていたスケジュールも、あっという間に最終日の夜でしたね。
なんだか、しんみりだ。。。

さっさとお風呂入って、荷作りしないとなぁ。。。

早く寝ないといけない時間ですが・・・
旅の最終日、荷造りの前にやっておかないといけないのが、
恒例、お土産展覧会!!まぁ自己満足の時間ですよね



旅行中に私がGetした数々の商品です。onベット
いつの間にかこんな量になってた。。。
行く場所、行く場所で、買い物してたからね~でも、、、
買い忘れ&後悔はまったく無いから大丈夫です

ほとんどは私のコレクションになるけど、
けっこう、お土産も含まれてます
小型オリーブオイルは大量購入しちゃった~
かわいいし、お土産に最適なサイズと重さにグッジョブ
いや~楽しい楽しい
隣のベットでは、3月うさぎさんも同じことしてますょ。(笑)

スーツケース、半分これらで埋まった。。。お、重いけど大丈夫かな。。。
明日、追加料金取られないかどうかだけが気になります。。。

あぁ~~~~~早く寝なきゃ

02:00 就寝


29日(日) バルセロナ郊外へ②

2010-12-28 23:58:04 | 旅日記

13:25 モンセラット 到着

モンセラット
モンセラット=“のこぎり山”の意
ガウディの多くの作品は、この岩山一帯の風景をイメージしたもの・・・だそうです。
古くからキリスト教の聖地でスペイン全土から巡礼者が訪れる。


これから、あの頂上を目指します!!(ロープウェイでね)

モンセラットを目指す方法は何通りかありまして、、、
大きくは2つ!
☆カタルーニャ鉄道で、ここMontserrat-Aeri駅で下車し、ロープウェイに乗り継ぐ方法。
☆カラルーニャ鉄道で、Montserrat-Aeriのひとつ先の
Monistrol de Montserrat駅で下車し、そこから登山電車に乗る方法。

私たちが選んだのは、ロープウェイ
天気がいいので、絶景を期待してまっす!


ロープウェイの駅


人気観光地に向かっているのに、人があまりいない。。。
ロープウェイ待ちの人も私たちと、もう一人だけ。。。
そんな駅なのに、露天商さんはいるんだよね~
駅前に、いろいろ並べているけど、見る人誰もいないぞぉ~

ロープウェイ乗り口


ここにも日本語で歓迎の文字が!!うれしいねぇ~
この看板があるってことは、いろんな国の人がここを訪れるってことよね。。。
でも、今日はたまたま、私たち以外いなかったのかな???

←反対側、下山中のBOX

←目指すは山頂の修道院!

近づいてくる山肌(岩肌!)!!
のこぎり山と言われるのがわかるね!!岩が迫ってくる~。
絶景絶景

13:40 修道院のある山頂駅 到着
←駅舎ではなく駅からの景色。

やっぱり山だからか、ちょっと、涼しい気がしました。
空気もおいしく感じるし、清々しいね
ロープウェイの乗客は私たちを含め合計3人だったのに、結構人がたくさんいますね~
みんな早いうち(午前中)から来てたのかな~?

修道院を目指す道中には、テントの直売店のようなお店が並んでます。
つい、ふらふらしてしまうよね~美味しそうな匂いもするし。。。
チーズが多く売られてたなぁ~~~他にも、ケーキとかハチミツとか。。。
買いたくなっちゃうけど、この後、いろいろ行くとこあるし、ここは我慢だ

14:00 修道院 到着

モンセラット修道院
11世紀に創建された修道院。
ナポレオンのフランス軍によって破壊され、今見れる建物のほとんどは再建されたもの。

教会堂の中央祭壇には有名な“黒いマリア”が祀られている。
黒いマリアと同じく有名なのが、ミサで歌う少年合唱団のひとつ少年聖歌隊。
←右奥が修道院。

すごい!すごい!すごい迫力だぁ~
なんか、いつ岩がゴロゴロ落ちてきてもおかしくない感じ。。。
怖い怖いぃ。。。と思いつも何故かテンション上がる上がる(笑)

←修道院入口というのかな?

ココの奥に中庭があります。正面には教会堂。

←修道院付属の教会堂。

教会堂の中には、“黒いマリア像”が祀られてるんだって
私の中では、マリア像は白と思っていたので、“黒いマリア”なんて、
名付けられているとなったら、見てみたい!!
そして、どういった黒なのか?諸事情により日に焼けてしまったとか、
何らかの理由で焦げてしまったとか、不本意に汚れてしまったとか、
気になるところですょ。。。

←左へ進むと“マリア像”への行列が。

正面わきの通路に“黒いマリア像”を見るための列ができているので、
私たちも並びます。
結構混んでいたので、時間的にも結構かかりましたね~
マリア像にたどり着くまでに、ステンドグラスや、像やいろいろ見どころは満載。
ステンドグラスは何枚もあって、どれも綺麗だったな~

←キレイに撮れた1枚

←教会堂の祭壇

マリア像に辿り着くまでに見えた教会堂の祭壇。
マリア像を見に行くのに必死で、
教会堂の中をちゃんと見学するのを忘れてしまったんですよね~
順路中に、ちょっと高い位置から、少し覗き見れたのがこの景色。
やっても~たぁ~ですよ。。。せっかくこんな高地まで来たのに。。。
正面から中に入っておきたかった~。。。

←マリア像まで、あとわずか!!

この階段の先には、待ちに待ったマリア像です
この壁の彫刻(?)も見どころの一つ!キリストの・・・
何だったかな・・・マリア様とキリストの何かが描かれているんだったはずです。
スミマセン・・・聖書的な話に詳しくないもので。。。
内容はよくわかってない私でも、この彫刻は圧倒されるものでした。

←かわいい窓

マリア像、直前にあった窓。
こんな窓のお部屋があったらいいな~いいな~

←噂の“黒いマリア像”

ついにやってきました
“黒いマリア像”です!
お顔や手がホントに黒い!黒い素材で作られているのかな~?
ガラスケースに覆われているので、よくわかりません。。。
身にまとってるものは金色に見えるので、
違う素材なのかな~?とか、考えてる間もあったかなかったか。。。
ココまでの道のりは長く、ゆっくりだったのに、いざ、マリア様の近くまで来たら、
見えてから、祈って、離れるまでがホンの一瞬でした
写真1枚撮るのが、精一杯!!
お願い事ですら、考えてなかったのもありますが、言えたか定かでない感じです(笑)
日本語でいいのか?とか余計な事が頭をよぎりましたけど、
右手に持つ玉(←触れることが可能)を触りながら、旅の無事を祈ったのかな~?(笑)
もうちょっとじっくり眺めたかったなぁ~。

←↓またもや素敵なステンドグラス。



やっぱり、ステンドグラスに興奮してしまうな~
万華鏡みたいだ~
飽きないな~ステンドグラス!!

←通路にはロウソクが。火も付いてる。

修道院を出てきてからは、食事も買い物もせず、
何故か急ぐように登山鉄道で下山に向かってしまったんですよね~
天気も良かったし、
ケーブルカーに乗って修道院とゴツゴツした岩を見下ろす景色の
サン・ジュアン展望台まで行ってもよかったね~と、今さら思う。(笑)
何でだろ?何で急いで下山したんだろ?
電車の時間が一本逃すと次が結構待たされるってのがあったし、
夜には闘牛場へ行く予定もあったからだったかな~?そのわりに、
下山後は余裕があった気がしてますが。。。今となっては謎です。(笑)

自分たちで立てたスケジュールに、気持ちがいっぱいいっぱいだったな(笑)

15:20 下山



下山には登山鉄道を使います!混み合っております
なるほど
来る時のロープウェイにあまり人がいなかったことや、
山頂には観光客がいっぱいだったことは、
皆さん、この登山鉄道利用者が多かったってことかっ!
座席があって、らっくらくぅ~だもんね
ロープウェイはマイナー派だったんだね(笑)←気付くの遅っ
でもでも、ロープウェイからの景色も良かったよ~
山肌が近くに感じられたからね!!おすすめですょ

←登山鉄道、車内。

すごい傾斜の線路を走ってゆきますよ~
景色最高です!!
乗客の皆さん、ちょっとお疲れ顔です。。。

←眺め最高

←わかりやすい路線図(笑)

始発駅から終点まで、途中停車駅は1コだけっ!(笑)
最高にわかりやすい

15:45 Monistrol de Montserrat駅 到着

Monistrol de Montserrat駅
カタルーニャ鉄道でスペイン広場から1時間10分で到着。
登山鉄道Cremalleraの終着駅(始発駅)。ここから修道院のある山頂駅までは20分。
←20分ほどで到着。

帰りはこの駅から、カタルーニャ鉄道に乗り換え、スペイン広場まで戻ります。

その後は
一度、ホテルへ戻らないといけないんです!
なぜなら、夜の闘牛見物のチケットをホテルのフロントが取ってくれたからでっす!!
スペインと言えば闘牛だし、せっかく日曜日に滞在しているんだし、
(バルセロナでの闘牛は日曜日の夜しか行われていません)
これは見とかないとね!ってことで、生涯初の闘牛観戦でっす

チケットは会場の窓口で購入することも出来るんですけど、
いろんな席種があって、鑑賞位置も値段もさまざまなんです。
会場が混雑してたら窓口でグリグリ選べないよね~
ってことで、ホテルのフロントにお願いすることにしました。
当日の午後にならないとホテルにチケットが届かないらしいので、
出かけていても、1度ホテルまで戻らないといけないのが手間ではありますが、
わけわからず、高い席を選んでしまったり、スペイン語だらけで席の状況がわかんない~
ってことにならない方がいいからね!初心者なので、安全圏を選びました

フロントの方が親切丁寧に説明してくれたので、
高からず、ある程度の距離で、早めに日陰になる席をゲットできたもよう~。

最寄り駅からホテルに戻る途中、昼食を食べてないことに気付き、
通りかかったCafeでピッツァとパンの間みたいな物をテイクアウトし、
食べ歩きながら、ホテルまで戻ってきました~。

フロントでチケットを受け取り、部屋で一息ついてから、再び出発です!!
めざすは、モヌメンタル闘牛場

18:00 モヌメンタル闘牛場 到着

バルセロナでの闘牛はモヌメンタル闘牛場で4月中旬~9月中旬まで開催。
スペインの国技である闘牛ですが、カタルーニャ地方では廃止活動も活発で、バルセロナ市議会が闘牛廃止を可決した。
ムデハルとモデルニスモ様式を取り入れた建物。


はじめて見る、闘牛場です
外観は何かの競技場みたいな感じですね!!
闘牛も競技か!(笑)
卵の形(?)のモニュメントが不思議。。。

闘牛は日曜日の夜にしか行われていらしいので、
もっと入場者で混雑しているかと思いきや、そこまででもない感じでした。
でも、入場者以外の人たちで辺りが騒がしく、
何かを叫んでいる集団を見つけて、気になったんですが、
もう、試合が始まる時間なので、さっさと入場口に向かいました!

そういえば、動物保護団体による、闘牛反対のデモが行われていると、
ネットで読んだのを思い出しました
騒がしかったのは、そう、デモだったんです!ほんとだったんだ~。
何を言ってるかはわからなかったけど、けっこう激しい罵声のように感じましたよ。。。



入場するとすぐに、獣のにおいが
獣臭になれていない私は、鼻が馬鹿になってしまわないかが不安になりました。
体に染み込みそう。。。
そして、目の前を横切るお馬さん。。。
闘牛について何の知識も無い私は、
「馬もいるの?何で馬がいるの?」と不思議でたまらなかった。。。
牛しかいないものと思い込みすぎでした。(←後で理解することになります。)



座席に着きました~。
満席かと思いきや、まばら。。。
もっと観客動員あるものだと思ってた~!!
試合が始まるとだんだん、観客も増えてきたけど、満席にはならなかった。。。



日が落ちてくると、陰になる席が増えます。
この、早めに影になってくる席で尚且つ、試合に近い前のほうの席は
チケットの値段が高いんです。
ちなみに、私たちは、近からず遠からず、暑からずの
そこそこの席です。たしか、、、¥8000ぐらいの席だった気がする。。。
(今思うと、なかなか高いチケットだったな。。。)

 



闘牛士さんたちの衣装をみて、
おぉ~本物で!本物だ!
と、ワクワクしていたのも束の間、、、

グ、グロイ。。。
闘牛って、、、そうか、、、そうだよね、、、闘うんだもんね。。。
人間から見たら、向かってくる相手の急所をいかに早く突けるかが勝負で、
牛にとっては生きるか死ぬかの勝負なわけで。。。
痛めつける、急所を刺す、息絶える。。。
・・・・・ショッキング映像の連発です。
周りで盛り上がる観客たちと同じようには盛り上がれませんでした。
特に動物愛好家ではないですけど、、、見てて楽しいものでは無かったです。
外でデモを起こしていた人たちの気持ちの方がわかるかも。。。

まだまだ、試合は続くみたいでしたけど、
ひと通り流れを理解した私は、限界を訴え

19:30 Give Up

客席の外側の通路を歩いて出口に向かっていると、
強烈な臭いが。。。
異臭のする部屋と、息絶えた牛を馬が引きずって運んだと思われる跡を見て、
振り返るのを止め、まっすぐ出口へ向かいました。
(何が行われているか知るの怖いし、その部屋には恐怖しかないと思う!!)
馬がいた理由も解釈いたしました!

前を歩いていたアメリカンな女性は“酷い臭いだわ!?”
と、独り言を大声で言い、怪訝な顔をしながらも、異臭のする部屋を覗いていた。(恐)
(チャレンジャーだなぁ~

とにかく、
私の思ってた闘牛とはぜんぜん違うものでした。

闘争心MAXの闘牛が向かっていく先には、赤いマントを翻すマタドール。
って感じで、いかに闘牛の闘争心を人が操れるかが勝負

という、show的な要素が満載なんだと思っていたんです。
“伝統”・“国技”ってそうゆうものだと思っていた。
まぁ、私があまりにも知識の無いままに観に行ったのが間違いかもしれません。

←場内のポスター。アートだわ~

←外観

この外観からは、中での生死の戦いは予想できなかったな~
もう、来る事も無いだろうから、外観を楽しんでおきます。

   

外周一周はさすがにできませんので、正面だけですが。。。
近すぎて全形が取れないのが残念です。

19:50 モヌメンタル駅 到着

←地下鉄の出口から見える!

到着したときも思いましたが、ホント地下鉄の出口の目の前!!
後ろを振り向けば ↓ この景色!!

←思わぬ景色にビックリ!!

サグラダファミリアの側面が見えます
ちょうど、真横にあたる位置からの写真が撮れました~
左が“生誕の門”、右が“受難の門”。

そろそろ、夜8時ですが、まだまだ、明るい~!!
気分を変えて、
グラシア通りでお買い物でもいたしましょう~
ってことで、速やかに移動移動!!

※29日(日) バルセロナ郊外へ③へつづく→


29日(日) バルセロナ郊外へ①

2010-12-28 23:13:25 | 旅日記

コロニア・グエル→モンセラット→モヌメンタル闘牛場→グラシア通り


07:00 起床

本日の朝食は・・・マック世界共通のマック
なかなか面白いもんですね~
日本のと微妙にメニューが違うんです~
セットになると、とってもボリューミー
朝マックメニューなんてものはなく、
マフィン(パン系でなく、カップケーキ風のやつね!)とかドーナツが
コーヒーとのセットメニューになってたりするんですね~!!!
本日は、そのマフィンセット日本にないメニューを選んでみました

10:00 スペイン広場

今日はカタルーニャ鉄道に乗って郊外へ出かけます
まずは、モンセラットに行く電車を途中下車して、コロニア・グエル教会を目指します
楽しみにしていたグエル教会でっす

この電車、見つけるの大変だったぁ~。。。
何処へ向かう電車なのか、どれに乗ったら目的の駅に停まるのか、
わっかりずれぇ~。。。駅の表示や時刻表は、チンプンカンプン。。。
一生懸命、時刻表を解読してくれた友に感謝です!!ありがとう

カタルーニャ鉄道の駅
スペイン広場:エスパーニャ駅(Place Espana)



10:40 コロニア・グエル駅 到着

コロニア・グエル駅
エスパーニャ広場駅(Placa Espana)からカタルーニャ州営鉄道(FCG)で20分。
Martorell/ Igualada/ Manresa行きのFCGに乗り“Colonia Guell”駅で下車



コロニア・グエルの駅は無人。。。
ホントに人っ子一人いない。。。さみし~・・・不安。。。



ね!前にも後ろにも、人が見当たらない。。。
静かな町だ。。。さみし~
とか思ってたけど、しばらく歩いてるうちに、心地よくなってきた

歩けど歩けど、見えてこないグエル教会。。。
案内の看板すら見えてこない。。。誰かに聞きたくでも誰もいない。。。
徒歩10分のはずなのに、おかしい。。。どんどん民家が近づいてくる。。。
おかしい。。。そんな時、第一村人発見ご夫婦と思われます。
助かった~
道を尋ねてみると、どうやら英語はわからないみたいでしたが、
私たちが教会を探していることは何とか伝わったみたいで、
スペイン語と身振り手振りで、すごく一生懸命、道を教えてくれました。
“今向かっている方向の道には絶対に有り得ない。
ちょっと戻って、そこの細い道を道なりに沿って歩いて行ってごらん!”
スペイン語が全く分からない私たちが
身振り手振りから一生懸命聞き取った(見取った)内容です。
伝わるもんですね~(笑)言いたいことも、言われたことも!!(笑)

スペイン人ご夫婦に大感謝です!!本当にありがとうございました。
言われた通り道なりに進んだ先には、
コロニア・グエル教会インフォメーションが
やっと到着だ~

11:10 コロニア・グエル教会 到着

←ここはインフォメーション。

日本語でも、歓迎のお言葉がありました!
なんだかうれしいもんだねぇ
(しかも、上から4番目平仮名って結構、目立つね

コロニア・グエル教会
カタルーニャ鉄道 コロニア・グエル駅下車徒歩約10分。
ガウディ建築の最高傑作と評価が高い。
1908年~1915年にかけて建てられた建築ですが、
地下礼拝堂のみの未完成作品となっている。
  

周囲がゲートによって囲われています。(緑の金網!?)

ゲートを入って、目に飛び込んできた瞬間から、異質な雰囲気!!
こんなの見たこと無いよ~ すっげぇ~

左右非対称
この不安定なゆがんだ柱が、建物の荷重を考えた設計になってるんだって~


←入り口のポーチ部分。

コロニア・グエル教会は、
グエルが建設した繊維産業の労働者のためにある教会なんだって。
ガウディがここの建設途中でサグラダ・ファミリアの仕事に行ってしまい、
そっちに専念するため、手を引いてしまったそうよ。。。
だから、地下礼拝堂のみの未完成のままなんだって~
すごい実験をして設計してたのに、ほったらかしかよ~ガウディ
(と、思ったけど、他にも予算の問題や何やら、建設ストップの理由はあるらしい
実はガウディの身勝手でほったらかしにしたわけじゃなさそうょ。。。)

←壁面に連なる窓。←外側から見た窓(1ヶ所UP)。下部開いている。

壁には22個の窓がありまして、すべてステンドグラスです
そのステンドグラスは弟子のジュジョル作だそうです。
他のガウディ建築のモザイクタイルと同じだね~
窓の下部分はチェーン操作で蝶の羽のように開くようになっている!!
内部から見ると、その開き方が何ともステキ~

内部の写真もじっくり撮りたかったんだけど、
残念ながら、ミサの時間だったのもありまして、撮影!!
(少しだけですが、ミサ体験してきました。)

うぅぅ・・・窓の写真が撮りたかったんですけどね~
モラルに反してはいけないので・・・ココは我慢です、我慢
ホントにステキな窓だったんですよ~

←後から気付いた、蝶窓の見切れ

入口部分を撮影中に見切れた内部の窓。全形が見れないのが惜しいですが、
拡大すると、偶然にも蝶のように開口する部分が映ってました!(ラッキー)
↓ご覧あれ~

←超(蝶)かわいいでしょ~(笑)

←内部から見た蝶窓。

記録しておけないのも残念なので、インフォメーションで買った、
ポストカードで載せておきます
(気に入り過ぎて、この窓が描かれたキーホルダーまで買ってしまった

←内部全様。

内観も、ポストカードで記録しておきます。
空間には重力を支える傾きを持った大きな石の柱の曲線が印象的。
見上げた天井もアーチがキレイでステキ

スペインに来ていくつかカテドラル(教会)を見てきたけど、
一番、私好みの聖堂内だったのは、ココのグエル教会です。
教会としての規模が全然違うので、比べるのはオカシイのかもしれませんが、
全体的に、こじんまりとした雰囲気が可愛らしく、すごぉいステキだった

←教会内のお祈り用椅子

泣く泣く我慢していた、内部の撮影ですが、
ステキな椅子を目の前にしたら、我慢しきれず、
一枚だけ隠し撮りしてしまいました。。。ゴメンナサイ。。。
(ノンフラッシュです。)
この椅子の10分の1(6分の1だったかな?)スケールの物が売ってました。
欲しかったんですけど、
私の自宅はアートなインテリアが似合う素敵なお部屋じゃないのでねぇ~
物に埋もれた可愛そうな椅子になっちゃうので、我慢しました。

←敷地内から見た外観

聖堂とは思えない外観。柱だって、壁だって、垂直が全く無い。
すごいバランスなんだろうなぁ~。

正面向かって右側に、ちょっと素材感の違う部分があって、
これ、無いほうが雰囲気あるのになぁ~なんて思ってました
(生意気言ってスミマセン



未完成に終わった建物上部に上れます。
建物向かって右側奥に、明らかに後付けの手すり付スロープがありました
観光客向けに取り付けたのかな・・・?
コンクリートか???石で作ったほうかいいんじゃ・・・?(またまたスミマセン)

←テラス

今は屋上(テラス)になっていますが、
当初はここに上部がつくられる予定だったんですよね~

←上部にあった、鐘

←敷地入り口にある立体十字架。

帰り際に気付いたんですけど、ゲート入ってすぐにあった、
ガウディ作の十字架のレプリカです
この十字架のオリジナルはミラーリェス邸の門に飾ってあるらしい。
(同じ作者なのに、不思議とレプリカと言われるんだね~。)
←十字架部分のUP

←お庭にいた、ガウディ像。

コロニア・グエル教会を設計するにあたって、建設設計段階で
“フニクラ”という逆さ吊り実験が十年以上の歳月を費やして行われたことで有名なんだって。
未完成のまま終わってしまった教会が名実ともに最高傑作と言われるのはココですかね。

←模型写真、発見。

ちなみに、完成予想を模型にしたものが、
インフォメーション奥にある展示スペースにあったので、撮っておきました。

いやぁ~すごいわ。。。模型ですら、作るの嫌になりそう。。。(笑)
現場の人じゃなくて良かったよ、あたし。。。(笑)

でも、完成した姿は見てみたかったよねぇ~
ホント、惜しいなぁ~

・・・ん???こころなしか・・・サグラダに似てるか!?

←逆さ吊り実験の一部。

この実験の模型がサグラダ・ファミリア地下の博物館にあります。
(写真はコロニア・グエル教会のインフォメーション奥にある展示スペースにあったもの。)

この実験がなんだかわからず、かなり印象的だったので、
日本に帰ってきてから、“フニクラ”についてお勉強してみた。。。


「フニクラ」(FUNIKURA)・・・カタルーニャ語で「ガウディの逆さ吊り実験の曲線」の意味。

・ガウディは、力学的に安定した構造を建築に持たせるため、
 10年間にわたってこの「フニクラ」を自らの作品に採り入れた最初の建築家。
・バルセロナのランドマーク的役割を果たしているサグラダ・ファミリアや
 
コロニア・グエル地下聖堂、グエル公園の列柱の形態などは、この「フニクラ」によるもの。

「フニクラ」とは。
ひもの両端を持って吊るし、垂れ下ったひもの中心に重りを下げます。
できた曲線をさかさまにしてアーチの形態を求めます。
このアーチが幾層にも重なり、柱と力の方向性や構造があきらかにされる。


・ガウディはこの実験を麻ひもと散弾袋によって行った。
 くもの巣のように張りめぐらされたひもを、柱の位置が変わるたびに解きほどくという、
 大変に根気のいる仕事だった。

以上、ネットサーフィンでお勉強した事をまとめてみました。
(というか、いろんなとこから抜粋した文章です。)

今のコロニア・グエルは修復工事でキレイになっていたみたい。
ガウディらしさを無視した材料を使い、素晴らしい建築が失われたと、
ユネスコや遠くドイツからも非難をうけたんだそうな。

はじめて見た私にとっては、今の状態でも、とっても斬新に感じたけどね

ただ・・・建設当時の写真を見つけてしまったんですよね。。。
それを見ちゃうとね~。。。あぁ~。。。
あの、入口右側の素材感の違う雰囲気に感じたところには、
外側から上部へと続く石の階段があったみたいです。
もちろん、聖堂の外壁と同じ素材で

ひょえ~前のほうが斬新じゃん
修復前の方がもっと印象的だったな。。。実際に見たかったな。。。
とか、ちょっと残念な気持ちになっちゃったよね。。。
非難をうけたってのがわかる気がするょ。。。
上層部にあがった時に、こんな私でも、
聖堂の雰囲気とはまったく違う補修工事をしたんだねぇ。。。
と、思ってしまったもんね。。。

後から知ったことが満載だったけど、(結構ブツブツ言ってしまったけど、)
何はともあれ、ぐるっとまとめて、大・大・大満足です
いやぁ~遠くまで来たカイあったね~辿り着けてよかったね~
見に行けた事に大満足です

12:00 コロニア・グエル教会 出発

帰路は順調。
周囲(街中)を見渡す余裕あり。
木陰でお昼寝中の老人がいたな・・・気持ちよさそう。。。

12:10 再びコロニア・グエル駅 到着

←駅の外観

やっぱり、無人。。。
次は、ここまで来た電車と同じ、カタルーニャ鉄道で、
もっと郊外、モンセラットを目指します

12:50 乗り換え駅 到着



13:07 乗り換え後、再び出発

次回は・・・いざ、モンセラットへ


※29日(日)バルセロナ郊外へ②へつづく→


28日(土) モンジュイック~ゴシック地区 巡り②

2010-12-27 23:05:46 | 旅日記
14:30 スペイン広場 到着

スペイン広場
バルセロナの西の玄関口。
交通の要衝になっている広場。


特に何があるって場所じゃないみたいですが、
ここから山道を必死に登っていくとモンジュイックの丘の中腹に出るそうです

通りの突き当りには、カタルーニャ美術館

カタルーニャ美術館
1929年の万博博覧会の際に建てられた建物を、1934年に改築し、
美術館となった。
カタルーニャに残された貴重なロマネスク美術がたくさん保存されている。
←通好みの展示品が多いらしい。

この美術館の前に広がる噴水で、週末の夜になると、噴水ショーが行われるそうです。
美術館に行く予定は立てていなかったので外観のみ楽しんだんですけど、
噴水ショーは見てみたかったな~と思ってます。
この日はちょうど、週末だったんですけど、時間帯が合わなかったんですよね~
次回は是非見たいと思ってます



スペイン広場のモニュメント。
ココの下が、地下鉄:エスパーニャ駅です。

15:10 バルセロネータ駅 到着

次は、本日のランチタイムです!
今日は、友達が教えてもらったという、美味しいと評判のお店があるので、
スペイン広場の地下鉄:エスパーニャ駅からバルセロネータに向かいます。

←バルセロネータの海

地下鉄:バルセロネータ駅からは徒歩で目的のお店を探します
ガイドブックの地図だけが頼りです(笑)

15:10 ランチ予定のお店“カン・マジョ” 発見

相変わらずの強い日差しの中、海に面した街中をぐるぐるしてやっと見つけたお店は、
ビーチに並ぶレストランの一軒です。
お昼時であり、人気店というのもあり、満席でした
ちょっとぐらいなら待てるね~と、待ってたんですが、
前にも言った通り、スペイン人のランチは超~のんびり
なっかなか、空かないのね~
でもまぁ~しぶとく待ったかいがありまして、ビーチが見える席に通してもらえました

15:50 レストラン“カン・マジョ” 入店

←海をバックに1枚。



どんなに日差しの強い日でも、パラソルの下は心地よい気候になるんですよ~
素晴らしいことですね~そこが、最も好き(笑)
お料理が出てくるのを待ってる間、
ちょっと、眠たくなってくるぐらい、心地よいんです。。。



本日のオーダー
左:トマト系のソースが塗られたパンとオリーブ
真ん中:サーモンのカルパッチョ。薄いパン系のものがついてきました。
右:イカ墨のフィデウア。米の代わりにパスタを使ったパエリア。

美味しかった
なにより、細いスパゲティを3cm~4cmぐらいに切った風のパスタ:フィデオを使って、
パエリアを作ったフィデウアが気に入ってしまいました

今回の旅行中に食べてきたパエリアと同じ量があったと思うんですけど、
この旅で初めてパエリア鍋を空にしました。(2人で!)
お米よりも食べやすく感じました!!
お米のほうがお腹にどっしりくるのかな~???
同じ炭水化物なはずですけどね~(笑)

いやぁ~満腹お腹いっぱいっ
景色良好!味に満足、完食の達成感に満足
美味しいものに出会えると、幸せですね~
ひとつ、残念なことがあるとしたら、コーラがぬるかったぐらいですね~(笑)

ランチの後は、ゴシック地区へ移動です

17:40 ゴシック地区:ジャウマ・プリメ駅 到着

一日の陽のある時間は長いのに、
見学できる場所の閉館時間は18時、19時が多く、わりと普通なのね(笑)
まだ明るいんだから、もうちょっと見せてよ~って感じです。

見たいところはいっぱいあるのに、許された時間はわずかということで、
少しの間、別行動にしましたお互い、悔いが残らないようにね(笑)

そして、私がジャウマ・・プリメ駅から徒歩で向かったのが、
カタルーニャカテドラルです

17:50 カタルーニャカテドラル前 到着

カテドラル
ロマネスク様式の大聖堂があった場所にゴシック様式のものへと
150年かけて建て替えられた。


入り口付近、一部工事中でしたが、中に入ることができました
ミサの時間だったので、祭壇には神父様がいらしましたよ。
ミサは少し低めの壁で囲われた部分で行われていて、
その内部は撮影禁止のようでしたが、壁の外側はミサ中でも撮影可能のようで、
見学者であふれておりました



ミサの映像が囲いの外側にいる人にも見えるようにモニターが設置されている。。。
古い建物だけど、システムは近代的。。。



回廊が広くて明るい
中庭には噴水があり、動物もいます。

←中庭で集うアヒルさんたち。


カタルーニャ地方およびバレアレス諸島建築家協会
カテドラルの背後の建物の壁にある、ピカソの壁画。
祭りのときに繰り出される巨大人形やカタルーニャ地方の民族舞踊サルダーナが描かれているらしい。

←正面

←左サイド ←右サイド

この建築会館の壁画も
バルセロナに来たからには見たかったものの一つです
まぁ~ピカソさんを理解するなんてことは、
私には絶対に無理ですから、的確な感想もいえないぐらいですけど。。。
パラパラ漫画の絵みたい・・・。(な~んて怒られるな。。。


カテドラル周辺に王の広場があったはずなので、立ち寄ってから
閉館時間が迫っているピカソ美術館を目指します

カテドラル周辺の小路

こんな素敵な小路に出会いました!
雰囲気が素敵でした。

適当に歩いてたとしても、着くだろうと思ってた王の広場ですが、
まったく見当たらず。。。カテドラルから至近距離のはずなんですが。。。
地図見ても、どこ歩いてるかわかんなくなりまして・・・
ここはどこだ???あらら~?
っと、現在地を見失い、ふらふら歩いていたら、
目の前に現れたのが、コチラ↓

18:50 サン・ジャウマ広場 到着(してしまった・・・。)

市庁舎
自治政府庁と向かいあって、市民生活に欠かせない重要な位置を占めている。
←14世紀から使われている。

ガイドブックに載ってて見覚えがあった建物です
すぐさま、地図!地図!ここはどこ

どうやら、
役所が向かい合う旧市街の中心地であるサン・ジャウマ広場に
出てきたみたいですね~。
王の広場から離れてる~~!ハハハッ

もう、いいです。
時間も迫ってきてるので、王の広場は諦めて、
もうこのままピカソ美術館に向かいます

19:00 ピカソ美術館 到着

ピカソ美術館
モンカダ通りにある、中世の貴族の館を改装して1963年に開館。
ピカソの少年時代や初期の作品を中心に展示した美術館。
←入口  

また迷ったぁ~~~
なんてわかりずらい場所にあるんだ~
道案内の看板が2箇所ぐらいに出てたけど、
あまりにも狭い道への誘導だったので、あまり従わずに来たのが命取りだったか~
やっとの思いで(笑)超~狭い道に入り口発見
気付けば閉館まで残り30分

もう、やめといた方がいいかな?とも思ったけど、
せっかくバルセロナに来たんだし、押さえておくべき場所だろう!
っと、レッツ入場

入り口の警備員のおじちゃんに
「あと30分で終わりだからね!!」と念をおされ、
チケット売り場のお姉ちゃんにまで
「閉館まで後、何分かわかってる?」
と、確認されました。。。
「いぇ~っす!いぇ~っす!さぁ~てぃ~みにっつ!!おっけ~
と、ヘラヘラしながら入場!!(笑)
こんな短時間でピカソを知ろうとするヤツは、あまりいないんだろうな(笑)
そもそも、美術館をわずか30分で見て回ろうなんて人いないよね。。。
怪しまれたか、おかしな子だと思われたか。。。

でも、いいの。
ここまで来たからにはちょっとでもいいから見ておきたかった
芸術はまったくわからないけどね。。。

中は思ってたよりも広くて、変わった建物のつくりだな~
 
と思っていたら、あとから知ったんですが、
貴族のお屋敷だった建物を改装して美術館にしたらしい
なるほど~な雰囲気です。

またもや、迷って、同じとこぐるぐるしちゃったょ(屋内でも道に迷う。。。←末期)
順路が変だったんだよね~(私だけかな?)(笑)
キョロキョロしてたら、フロアの警備員さんに「出口ならあっち→」と声をかけられました。
出口が近いということは、ここで終わりなのかな?
それか、やっぱり不審者だと思われたか?(笑)

探しているのはネクストステージだったんですが、時刻は出口に向かうべき。

ってことで、時間が無く、じっくりは見れてないし、
さらに、順路を見失ったので、全部見れてるのかどうかもわかりません。。。
数多くの作品があったのは確かです
幼少期の作品からあるんだって。
どれがそうだったのかもわからない。。。
(説明文には書いてあったんだろうけど、読んでる時間もなければ、英語の文章力も無い。。。スミマセン

じっくり見れた作品もいくつかあるんですけど、やはり芸術は難しいですね。。。
なんとなく、好きだな~。なんか、怖いな~。
と、なんて軽い感想になってしまうんでしょう。。。ホントスミマセン。。。

ミュージアムショップで物色していたら、友達と合流できた
私が行く先々で道に迷っていた間、
ずっとピカソを鑑賞していたらしい
これぞ、正しい美術館のまわりかたです!!さすが

そうそう、ピカソ美術館にたどり着くまでの道に
“UDON”とローマ字で書かれているお店がありました~!
日本食店だよね~?おいしいのかな~?(笑)



一度、ホテルに戻ってから、フラメンコ鑑賞のためにランブランス通りへ
フラメンコ鑑賞の出来るタブラオは日本で予約済みです

21:00  ランブランス通り 到着

この時間が一番にぎわうのかっていうぐらい人がいます

ミロのモザイク
ランブランス通りの中間にある。
←なかなか良く撮れたほうょ。

暗いし、人がいっぱいで全体を写すことはできませんでしたが、
街中で見ることができるミロの作品です。

リセウ劇場
ミラノのスカラ座、ウィーンのオペラ座と並ぶ、ヨーロッパ3大歌劇場のひとつ。
8月はお休み。
←バレエやクラシックコンサートが行われる。

夜だから、劇場も真っ暗~
っと思っていたら、8月はお休みなんだそうです。

フラメンコ鑑賞の予約時間にはまだ早いので、
先に本日の夕食です
タブラオ周辺にあるバルを見つけました~
暗いし、繁華街ということでちょっと怖いので、現場でフラフラしないように、
前もってガイドブックで見つけておいたお店です

21:10 バル“チャルクテリア・チャロック” 到着

バル“チャルクテリア・チャロック”
ソーセージ店が経営する、レストランバル。
 

お食事どころとだとは思えないような看板というか入り口(笑)
スポーツ用品のブランドみたいなロゴに見える。。。私だけか

 

お洒落な店内
一面にイベリコ豚。。。本物ですョ。



ハモン・セラーノ、ガスパチョ、トルティーリャ

これぞ、スペイン料理!!な3品をチョイス!!
遅めのお昼でパエリア完食のおかげで、
この時間になっても、そんなにお腹が空いていない。
この3品を2人でシェアするので十分な感じ

生ハム美味しいわぁ~

21:55 タブラオ  到着

フラメンコ鑑賞 タブラオ“コルドベス”
舞台などで活躍するスターたちが不定期で出演することもある、
1970年開店の有名なタブラオ。
 

どこに行っていいのかわからないので、とりあえず、
有名店に予約を入れてみたんです~
22:00~の回です
ドリンク付き37€



洞窟のような店内は、満員です。
日本人ばかりかと思ったんですけど、意外とそうでもなかった。
観光客は観光客なんだろうけど、ヨーロッパ率高し。
証明を落とすと、ほんとの洞窟中みたい。
ステージ部分だけが浮かび上がります



フラメンコはスペイン南部(アンダルシア地方等)の文化なんだそうで、
バルセロナではマイナーなんだそうです。
バルセロナにあるタブラオはほぼ観光客向けなんだって~

←躍動感が伝わりますか?

アンダルシア地方で生まれたフラメンコ。
歌、踊り、ギターが一体となった、これぞ民族芸能なんだぁ~



女性ソロ2人、男性ソロ、女性グループ、
どれも、ステキでした
女性はドレスの裾サバキが綺麗!!足が長いんだな~
フラメンコと言えば、女性のイメージが強かったんですが、
男性のフラメンコも力強くて迫力満点です

動きはなかなか写真にはキレイに撮れなかったので、(ブレるブレる)
動画でも撮影してみました~

23:20 ステージ終了

あっという間の1時間20分。。。
大満足

この時間のランブラス通りは、ちょっと怖いとの噂もあったので、
タブラオを出て、すぐにタクシーでホテル直行

私たちがフラメンコ鑑賞をしてきたと知った、タクシーの運ちゃんが、
車内に、フラメンコ曲を流してくれたぞォ~
余韻に浸れてイイ感じです

23:40 ホテル着
02:00 就寝

買った物かたづけたり、翌日のこと考えたりして、
またもや、なんだかんだで、真夜中の就寝。。。
翌日のスケジュール的には、もうすこし、早く眠りに入りたいものです。。。

明日は郊外へ、ちょっと遠出しますょ~

28日(土) モンジュイック~ゴシック地区 巡り①

2010-12-26 23:08:32 | 旅日記

カタルーニャ広場→ミロ美術館→モンジュイック城
→オリンピックパビリオン(ミースファンデルローエ記念館)
→スペイン広場(市庁舎)→バルセロネータ(昼食)
→カタルーニャカテドラル→建築会館→サン・ジウマ広場
→ピカソ美術館→ランブラス通り(夕食)→フラメンコ鑑賞

07:00 起床

今日は順調に起床

スペインの朝ごはんの定番と言えば・・・
チュロスとホットチョコレート
らしいので(笑)、本日はそんなCafeを探して朝ごはんです!

カタルーニャ広場の近くでチュロスの看板を発見



チュロスをチョコにディップして食べます!おいすぃ~


前日と同じバルセロナツアーバスでモンジュイックの丘を目指して、
カタルーニャ広場を出発です

まずは、昨晩、夕食を食べに来たあたりをバスでぐるっとめぐり。
夜で見えてなかったものがいっぱいあります
地下鉄で来て、タクシーで退散したからね~なんも見てないの(笑)

←海洋博物館

どの建物も一つ一つのが、なんか気になるビジュアルなんですよね~
ガイドブックで一つ一つ確認したいとこですが、バスのスピードには、追っつきません。。。

コロンブスの塔
高さ50m
1888年にバルセロナ博を記念して建てられた、コロンブスのアメリカ大陸発見を記念する塔。
塔内にはエレベータがあり、上に登るとバルセロナ港やランブラス通りが見渡せる。
  ←コロンブスのみの拡大(笑)

コロンブスの塔の中はエレベーターになっていて、
塔の上は360度の展望になってるって、これも後から知った~
コロンブスが指さしているのは、新大陸の方向だそうです

以下、バスの2階から、揺れとブレに耐えながら激写した、現代アートの数々

  ②  ③

①これはなんだかわかんない。
気になって撮ってみたけど、ガイドブックにも載ってなかった。

ラ・ガンバ
巨大エビ。不思議と顔がある。(笑)
作:ハビエル・マリスカル

サンタ・カタリーナ市場の屋根
ずいぶん遠くから発見、しかも見えたのも一瞬。もうちょっと近くで見たかったな~
作:エンリク・ミラーリェス

バルセロナ・ヘッド(作:ロイ・リキテンスタイン)も見る事ができたけど、
激写にはいたらなかった。。。
急な出現だったもので・・・。惜しかったなぁ~

10:15 ミロ美術館  到着

ジョアン・ミロ美術館
地元バルセロナ出身のホセ・ルイス・セルトの設計により1975年にに建てられた

絵画、彫刻、テキスタイル他、スケッチや素描まで入れると1万点近い作品が所蔵されている。
館内には無名の芸術家のための発表会場もある。
中庭からバルセロナ市街の街が一望できる。


自身の作品を始めとする現代美術を集めた美術館を建てたいと
ジョアン・ミロに依頼された建築家セルトが建てたジョアン・ミロ美術館です。

セルトなんて建築家は知りませんでしたが、
調べてみたら、有名建築家ル・コルビジェの下で働いた後に独立した人なんだって。
こちらの美術館は、建築としても有名らしい。

←ミロ美術館入り口

外観からは、“白い建物”と、しかわかりませんでした。
そして、、全景もつかめず・・・
中に入っても、全体の形が想像出来ずにいたところ、
見つけたのがコチラ↓

←ミロ美術館全景模型

白模型、発見
なるほど、なるほど、正面入り口を入って、すぐ左側でチケットを買い、
まっすぐ中庭をぬけて、奥の入口から左側の棟を順路に沿って進んだのかな?
そして、・・・今どこにいるんだろ???
順路の複雑さで現在地を見失いました
あとで、復習をと思い、撮っておきました

←青い空に白い建物が映える

2階の一部分は外に出られます!
ぽこぽこと白い箱が立ち並んでいます。何かはわかりません。倉庫かな?
点々と作品も展示してありました。
作品自体はなんだかとってもわからないですが、空間としては、面白い
それに、展望が良いです
この建物自体は低いものですが、丘に建っているということで、
バルセロナ市街が見渡せます!!


ミロの作品を観たりするのは初めてでしたけど、面白かったです。
もちろん、理解は決して出来てませんよ!わたくし、凡人ですから。
作品のコンセプト的なものを読んでも、全く理解できず。。。
「コレ、鳥なんだ。。。へエ~。。。
って感じ。
面白い形してるな~とか、
色使いきれいだな~とか、やたら、デカいな~とかね!
小学生並みの表現と感想しか出てこず、ミロさんにはホント申し訳ないです
そんな私が一番惹かれた作品は、「財団のタペストリー」です
ミロ独特の手法を用いて制作したものなんだって~。
大きさにもびっくり、素材感にもびっくり、立体感や絵的にもびっくりでした。

ミロ美術館のミュージアムショップでお買い物を楽しんだ後は、
パルク・デ・モンジュイック駅からゴンドラでモンジュイック城を目指します。

11:50 ゴンドラ乗車

←丘に登るゴンドラ

凄い景色ですいちめんに広がるバルセロナ

←眺め最高

テンションMAX~~~

12:00 モンジュイック城、到着

モンジュイック城
元々は軍事施設だったこともあり、
敷地内にはあちこちに大小さまざまな大砲が設置してあります。
城の内部は軍事博物館として公開されている。
展望台からはバルセロナ市街や港、地中海が一望
←城の入口。

石造りの重厚な建物です。
建物の全様がまったくわからない(笑)
見渡す限りに、壁!!



実は中が軍事博物館になってるなんて、全く知らなかったんですよね~。
お庭歩いたり、展望から景色眺めたり、のんびりしてた。
せっかく行ったんだから、博物館も見とくべきだったよね~
ガイドブックに載ってたのに、見逃していた~
ちなみに、この建物を監獄として使っていたこともあるそうです。
いわれてみれば、石に囲われた内部はどんよりした雰囲気に感じなくもないな。(笑)

←バルセロナ一望

城を囲う擁壁が外側に飛び出た一角を独り占め!!
1人か2人しか入れないぐらい狭い見張り台みたいになってる部分が
人気写真スポットになってました。
天気も良く、遠くの方まで見渡せる展望
よく見ると、ちっちゃくですがザグラダファミリアが写ってます



お庭は、きれいに手入れされた緑や花が咲いています 。
広いお庭だわ~。小さな教会らしきものも発見!
なんだか、軍事施設だったとは思えないほどのメルヘンな世界に思えます。
静かだし、穏やかな気持ちになりますね~



地中海の見晴らしも最高です
が、海に向かって砲台があるんです。
これが活躍していた時代があるんですよね~
今じゃ、中に入ったり、よじ登ったりと子供の遊び場になってます。
平和になってよかったよね~

外周をのんびり散策した後、ゴンドラでパルク・デ・モンジュイック駅まで戻ります。
ゴンドラで降りていると、途中下車を促され、言われるがままに降りてみると、
緑豊かな公園でした。展望スポットなんでしょうね。
ゴンドラの往復チケット購入者は途中下車で立ち寄ってもいいと
されているんだと思います!(たぶん。



緑豊かな公園です。海も街も見下ろせて、
水の音が心地よく、芝生の上でのんびりお弁当でも食べたくなりました。
(食べてませんよ。予定は詰まってるし、お弁当持ってないし。笑)

   

ゴンドラを降りてからは、再び、バルセロナツアーバス
モンジュイックの丘を周遊します!

オリンピック・スタジアム
5万6千人収用バルセロナオリンピックの時のメイン会場となった。
現在はスポーツ競技場、コンサート会場として使われている。
←オリンピックスタジアム(裏?)

バルセロナオリンピックのメイン会場を通過。
今回は見送りましたが、内部の見学もできるそうなので、次回に期待


ミース・ファン・デル・ローエ記念館を目指していた私たちは、
“ミース・ファン・デル・ローエ記念館”という停留所があるのに、
気付かずに1個前の停留所で降りてしまった。。。
とりあえず、10分弱歩く(笑)

13:25 ミース・ファン・デル・ローエ記念館 到着

ミース・ファン・デル・ローエ記念館/バルセロナ・パビリオン
20世紀を代表するドイツ生まれの建築家のミース・ファン・デル・ローエが、
1929年バルセロナ万博博覧会のために設計したドイツ館。
モダニズムの空間を実現したものとして建築史上に名を残している。
万博終了後に撤去された建物を1986年ミース生誕100周年を記念して同じ場所に復元した。
 

こちらの建物、むか~し昔、私が建築のお勉強をしていたころに、
少しですが学んだことがあります。
建築界では世界的に有名な建物です。
私でも建物の名前と設計した建築家を知ってるぐらいですから。
と、言っても、勉強した期間が短いもので、内容はあんまり覚えてませんけど。。。
トレースをしたことと、平べったいな~と思った記憶があるぐらいです。



当時は実物を目の前に出来るとは思ってなかったですよぉ~



館内は壁と天井だけで構成された空間です。
必要最小限で出来上がってて、無駄なものがいっさい無い
なんとまぁ~斬新な造りなんでしょ~



館内にある、“バルセロナチェア”
この椅子もミース、デザインのものです。
万博の際にスペイン国王をドイツ館に迎えるためにデザインされたものなんだそうです。
日本でも、おしゃれなお店や高級モデルルームとか行くとよく見かけます。
インテリアとして白が置いてありましたが、黒いのもステキなんですよね~
この椅子、いつか欲しいぃ~んだ~
こんな椅子が似合うおうちに住みたいぃ~
 

記念館を出て、バルセロナツアーバスを待ってる時間に気付いた、
道路を挟んでお向かいさんにある建物。ガイドブックで調べてみると、
建物はプッチ設計で、エントランス部分は磯崎新設計
私でも知ってる、建築家がたずさわっているということで、
中がとても気になったんですけど、入っていく時間が無いぃ~
ならば、外観とエントランスだけでも写真に収めておこう!

カイシャ・フォルム
建築家ジュセップ・プッチ・イ・カダファルクが設計した、紡績工場を
文化センターとして改築した建物。
さまざまな展示やイベントが行われていて、カフェやレストランもある。
エントランス部分のデザインには日本人建築家、磯崎新が担当した。
←逆さまの何か!?

とりあえず、とても気になる、逆さまになった、、、カメ?ガメラ?しっぽの無いゴジラ
これ、カイシャ・フォルムの所有なのか、道にあるということで、公共のものなのか・・・不明

入り口に近づくと・・・
なるほど、これが、磯崎さんなんだな。
大きなガラスの屋根?形がとらえずらい。。。
どの角度からが形がよくわかる写真が撮れるかを考えてるうちに、バス到着。
乗ります 乗ります

バルセロナ・アリーナ
←ただ今、建設中

バスで通り過ぎただけですが、アリーナが建設中でした。
実際の規模を調べたわけではありませんが、そんなに大きく感じなかった。
土地が広いってことですよね~
日本にあったら、超~でっかく感じるんだろうな


次は、スペイン広場到着後にランチに向かいます


※28日(土)モンジュイック~ゴシック地区 巡り②へつづく→

27日(金)バルセロナといえば!②

2010-12-18 23:52:28 | 旅日記

16:00 カサ・ミラ 到着
 
カサ・ミラ
バルセロナのグラシア通りにあるガウディ作品で世界遺産。
実業家の邸宅として建設されたマンション。
地中海をイメージして作られた外観。
内部は、住居&ガウディ建築博物館になっている。
見学料9.5€

 
すごいっ(←こんな表現しか出来なくてスイマセン)
外観のインパクトがすっごい
波を意識したと言われる外壁、海藻が巻きついたようなバルコニー、
どこもかしこも曲線だけで形を成している
装飾にはどれ一つとして同じ形はない
すごいな、、、どうやったら、こんな設計が出来るんだか。。。

←職場の壁紙に決定

この建物、マンションとして建てられ、現在も、住人がいらっしゃいます。
世界遺産に住めるっていいですよねぇ~
どうやら、室内も曲線で成り立っているらしいです。
日本人には住みずらいんでしょうね~(笑)
毎日、見学者が絶えない我が家ってのも落ち着かないし~
でも、アートな住空間には、ちょっと住んでみたいような。。。(←話が同道巡り。笑)

←光をとり入れる中庭1

ここで、事件です
myデジカメの電池が切れました。。。
はい、やっても~た~
前日の充電があまかった~~~
ちょ~凹みましたが、友達のカメラに記録は託すことにしました
これより先の写真は最後の力を振りしぼった、数枚です。

屋上はなんだか、異空間な印象をうけましたょ。
デカい顔がいっぱいある。。。(笑)
兜をかぶった兵士?がイメージなんだそうです。
ジブリの世界に出てきそう(笑)
そして、足もとはデコボコ段差があったり、無かったり。。。
ちょっとよそ見して歩いてたら、コケそうです。。。
段差に腰かけて休憩する人、顔と並んで写真撮る人、いろんな楽しみ方がある屋上です。

←屋上から中庭を見下ろす。

しばし、屋上で休憩してから、
ガウディ博物館を見学しながら、下降しました。
最後は、1Fのミュージアムショップでお買い物(笑)


つづいて、同じグラシア通りにある、“カサ・バトリョ”に向かいます。
バスに乗れば、2・3分でつきそうな距離にあるので、ここは歩いてみます
グラシア通りはショップやバルが並ぶ、歩いていてとても楽しい通りなので、
どこまででも歩けそう。(笑)

18:00 カサ・バトリョ、到着

カサ・バトリョ
ガウディ作品で世界遺産。
古い集合住宅を海をテーマに増改築した邸宅。5階建て。
グラシア通りにあり、隣にはカサ・アマトリュースが並ぶ。
見学料19.5€(音声ガイド付き・日本語有)


カサ・バトリョは前日にライトアップした姿を見てしまっていますが、
昼間に見るとまた違った印象なんです
なんてきれいな外壁の色使い
タイルとガラス片で装飾されているんだそうです。絶妙な配色です。

バルコニーは何だか、かわいい~顔?(笑)
※写真は携帯のカメラで撮影したものです。

外観は上から下まで、全景を撮影するのが一苦労です。(車道スレスレっ)

内部はブルーが基調とされています。
扉や、手すり、細かいところまで細工や装飾がスゴイ。

←天井から飛出す照明

←かわいい扉

←階段の吹き抜け。

階段部分の吹き抜けは、見上げると海底にいるかのような雰囲気

←屋根裏部屋。

ガウディが増設したという、屋根裏部屋。
洞窟みたいでした。。。床の花柄がかわいい。
正面には、七色の光のガウディ像が手を振ってくれます。(笑)
一番奥に七色に光ってるでしょ?あれ、よく見ると、ガウディ像です。

←屋上風景。

←煙突。不思議だ。。。

調べてみたところ、
この不思議な形は、煙突から煙が揺らぎ昇るイメージなんだそうですよ!
どうりで、クネっとしてるはずだ(笑)

実際に使われてる住宅以外の見学コースだけで、見どころ満載
イヤホンガイドも20か所ぐらいありました。
エレベーターはあるみたいですが、住民用なんでしょうね。
見学者は階段移動です。
見学途中にミュージアムショップがありまして、お買い物も楽しみ、
足の疲れから推測して、所要時間がけっこうかかったんだなと実感
見学中は気にならなかったんですが、降りて来て外へ出て一息つくと、
疲れがどっ!っときますねぇ~
それに、一日、各ミュージアムショップでお買い物した戦利品達が、
かさ張るわ、重いわ(笑)

カサ・バトリョ到着と同時に、お隣物件の、、、

18:00 カサ・アマトリェール、到着

カサ・アマトリェール
ガウディとドメネクに続くモデルニスモ第二世代を代表する建築家、
ジョセップ・プッチ・イ・カダファルクの作品。
チョコレート王アマトリェールの生家。今後、一般公開予定。
1Fはチョコレートやさん。


この建物、ガウディがカサ・バトリョ改築の際に意識したといわれているそうだよ。
こんなお隣さんじゃ、意識せずにはいられないよね~
1階はショップのようでした。
中入ってもいいのかな~???とか思いつつも、
誰も入っていく人がいないことに勇気が出ず、何やさんかもわかんないまま
カサ・バトリョ見学で疲れてしまっていたみたいで、
気にはなりつつも、ホテルに向かってしまいました~
後から調べたら、チョコレートやさんだった(笑)


いや~今日はいっぱい見学したね~と満足しつつ、
一時、ホテルに退却することにしました~。ちょっくら足に疲れが…

バトリョからホテルまではグラシア通りを歩いていればすぐなので、
じゃっかん足は疲れていますが、頑張ります
歩きながら思い出したのが、ホテルの裏の道にある、
ガウディ作品“カサ・カルベ”!!
せっかく拠点から一番近いとこにあるガウディ作品を、まだ見れてなかった~
ってことで、荷物は重いけど、チョイと寄り道です

19:40 カサ・カルベ到着

カサ・カルベ
ガウディ作の世界遺産。
集合住宅として作られ、
現在は1Fがレストラン、2F以上は一般住宅となっている。
見学は不可。レストランの利用は可能。


今まで見てきたガウディ作品と比べると、意外と地味かな
周辺建物にとけこみすぎて、なかなか気付けなかったョ(笑)
でも、スゴイ重厚感があるし、よく見ると、手すりや窓柵の細工は
とても細かい装飾になってて、ガウディっぽさ満載です
この建物、実は違法建築らしいょ。(笑)
市の条例が定める高さ制限を超えてるそうだ。
なのに、年間建築賞という賞を取ったらしい。芸術ってビックリだね~
中の見学はできないんですけど、レストランを利用すれば、中を見ることは出来るようです。
しかし、このレストラン、超有名高級レストランらしく、
私たちなんてお呼びじゃない感じ
外観の写真だけ撮って、近くのスーパーに更に寄り道してから、
ホテルに帰りました~


ホテルで一休みしたあと、
21時からのサグラダファミリアのライトアップを見に行って、
その後は、本日の夕食です

20:30 再びホテル出発

20:50 サグラダファミリア 到着

21:00 サグラダファミリア ライトアップ!!
←【生誕の門】正面にある公園から撮影。

昼間来たときは全く気づいてなかったけど、
こんな最高のアングルで写真が撮れる公園があったんだね。。。
正面真下に広がる池に映り込んで逆さサグラダファミリアまで見れましたよ
そんなに混んでなかったので、ベンチに座って、ゆっくり鑑賞~
【生誕の門】の派手で細かい細工が夜空に浮かび上がって、
キレぇ~

←【受難の門】うっ、怖い。。。

一方、【受難の門】は異様な雰囲気が。。。
なんだか、怖いな。。。
でも、【生誕の門】とも対照的な雰囲気で良い
昼と夜でも、全然違うし、1日でいろんなサグラダファミリアを見れました


さてさて、やっと夕食です。
気付けば、今日は朝ごはん以降、まともに食事していなかった。。。
お昼はスタバだったし。。。(笑)
名所巡りに必死過ぎたかな。。。
目的のお店付近のバルセロネータまで地下鉄移動です。

22:00 レストラン“シエテ・ポルタス” 到着

シエテ・ポルタス
伝統的なカタルーニャ料理のお店。
ピカソやダリをはじめとする有名人も数多く来店している有名レストラン。
←入口看板。

←店内。

内装が素敵な雰囲気私好みのテイストです
こちらのお店は、私が日本で調べ、
老舗でパエリアが美味しい店と口コミ等で知り、是非来たかったんです
スペインを訪れた芸能人も数多く来店しているようで、
味は確かだと確信しました

人気店のようで、お店に到着したときは、5・6組が並んでいました。
その後ろに並び、30分後ぐらいに店内に案内されました。
10:40ぐらいからの食事になりました。



左:前菜オードブル
中:なんだったかな~?チーズがたっぷりかかった・・・スミマセン
右:海鮮パエリア

どれも美味しく、来たカイがありました
やっぱり、パエリアの量はハンパなかったですけどね(笑)

ただ・・・
普段の私は、職場の社屋からほほ出ることなく、
単調な毎日を繰り返している人間ですので、
今日のように朝からフル活動で動き、刺激いっぱいの1日を過ごしたら、
この時間になり、疲れが出てきまして。。。
お腹は空いているのに、食欲低下気味でした

それだけが、残念な出来事でした。

そんな体調でも、美味しいと感じることはできたので、良かったとします

お店を出たのは0時頃でしたね~
夜中の地下鉄は怖いので、タクシーでホテルまでワーップ

00:15 ホテル到着

またもや・・・
02:00 就寝


とっても充実した1日でした
やっぱり、日が長いと1日が長く感じますね
1日でこれだけのスポットをまわることができたなんて、正直びっくりです
休憩とか、お茶とかしてないせいもありますけどね~(笑)
アレもコレもと欲張り過ぎたかな~(笑)
少し疲れもありますけど、無駄のないスケジュールでした

さて、さて、明日は美術館めぐっちゃいますよ~


27日(金)バルセロナといえば!①

2010-12-01 23:50:42 | 旅日記

27日(金) 快晴
バルセロナと言えば!なスポットめぐり
サグラダファミリア→サン・パウ病院→グエル公園
→カサ・ミラ→カサ・バトリョ→カサ・アマトリェール→カサ・カルベ
→ザグラダファミリア(ライトアップ)


08:00 起床

7時起床予定だったのに、2人して、寝過した。。。
本日は人気スポット見学予定なので、早く出発しないと、行列間違いない
って、言って意気込んでたのに・・・寝坊。。。
早々と、スケジュールが乱れた。。。

09:15 ホテル出発

ホテルの近くの小さなCafeで朝ごはん。
トースト1枚、オレンジジュース、コーヒーのセットで3.5€。
安い!!ってか、まぁ~ボッタくりではないな、という感じ(笑)

朝一で向かうのは、サグラダファミリア
早く行かないと、観光客で混んできちゃって、見学するのも大変になるという噂だったので、
サクサク移動!
目指すは、ホテルから徒歩5分程度のところにある、
地下鉄ティトゥアン駅から1駅のサグラダファミリア駅です。

ロベルト博士のモニュメント
ドメネク・イ・モンタネールとアントニ・ガウディの合作。
バルセロナ大学に建設されたが、内戦で崩壊。
現在は、ティトゥアン広場に再建されている。


地下鉄ティトゥアン駅の入口から見ることが出来ます。
木が邪魔であまり良く撮れませんでしたが、
こちら、製作にガウディさんが参加しております。
先を急ぐので、あまり近くまで見に行きませんでした。(笑。失礼っ。。。)

09:35 サグラダファミリア、到着

サグラダファミリア
ガウディ―作の世界遺産。
着工1882年、今もなお、建築中。
完成予定、2025年。
見学12€


地下鉄サグラダファミリア駅下車徒歩0分
駅を出るなり、もう、塔の上の方や工事用クレーン等が見えます!
え?こんな近くに出てきたの???って思っちゃうぐらいよ!
そして、わずかに歩いただけで、この景色!!
いや~~~でっか~~~
雑誌やTVでしか見た事なかった景色が、今、目の前にっ!!
でかいぃ~~~すごいぃ~~~

何かの雑誌で、「まるで、何百年と生き続ける大木のようだ」
と表現されていたのを読んだんですけど、
ホント、まさに大木だ!!人が造ったとは思えないよ~

←【生誕の門】 携帯の待受に採用!!

テンション上がるわぁ~~~

圧倒されているのか、かなりの角度で見上げているからか、
口が開きっぱなし。。。(笑)・・・ちょっと、首痛いね。。。

気付けば、ぞくぞくと観光バスが停まっては人を下ろし、また停まっては人を下ろし、
を繰り返している!
早く中に入らないと混んできちゃう
と、入口を探すと、早くも行列が。。。(チケットを買うための行列。)
なるほど、この行列を避けるために、早起きが必要だったんだね。。。
ちなみに、入口は、【生誕の門】の真裏の【受難の門】側から。

←【受難の門】

聖堂内部は・・・

←現場です

がっつり工事中です。(笑)想像以上に工事中でした。(笑)
ステンドグラスも、天井の埋め込みも、階段も祭壇も床も、すべて作りかけ。。。
どれひとつ完成してないんだね~
工事作業員もたくさん、見掛けはするんですけど・・・
テキパキ作業をする人はあまりいないような気が。。。(失礼?笑)
まぁ~しょうがないか、、、
毎日これだけの見学者が来るんだもんね。進むものも進まなくなるかもね~

←聖堂内部の天井。

すごい・・・・
足元から天井まで力強く伸びる何本もの柱は、
天井に近づくにつれて枝分かれしているいくつもの大木のように見えました。
窓からの光が木漏れ日のように感じまして、ココは森林なのか?
と思うよ。
日本に帰ってきてから調べていたら、
聖堂内部は樹木の形をした柱にシェロの葉がモチーフの天井なんだそうです。
間違ってなかったってか、調べてから観ようよ!って感じですよね(笑)

←後にステンドグラスを入れるだろう窓

←ステンドグラスを入れ終えた、窓。

←外からの光で幻想的!!

聖堂内をひととおり一周したあとは、
外観からは1番に目に飛び込んでくる、あの塔に登ります
生誕の門側4本、受難の門側4本、今現在、計8本の塔が完成しております。
最終的には18本になる予定なんだって。あと、10本も建つんだね~。。。
塔に登るにはEVに乗りますが、EV、有料(2.5€)なんですね。。。(内部見学料とは別払)
聖堂、完成のためにはコツコツ稼がないとないんだね。。。

←反対側の塔から撮影。

スゴイ高さまで登ってきたよ~
真下が見えないし、変な揺れとか無いからいいけど、
普通なら、この高さ、私、気絶してるんじゃないかと思います。
見晴らし好いというか、この高さからもサグラダファミリアが見えます(笑)
反対側の塔とか、塔の先端の飾りとか、外壁の細かい装飾とかが
思わぬ距離で見ることができます。
下から見てたら、超~小っちゃく、目に見えるか見えないかぐらいのものが鮮明に

     

ただ、狭い塔の中はとても狭く、行き違うのも大変なほど。。。
下からはどんどん見学者がEVで送られてくるしで、
あまりゆっくりはしてられない~
気づいたら、あっ!もう降り始めてるんだ~って感じ(笑)
どんどん階段を降りてた。(降るのは階段のみ)

←塔の内部のらせん階段の内側。

←らせん階段の最も狭い部分。

←屋根、壁すべてが曲面。

↑いろいろ観て回った後に発見した建物。(再建)
なんと、敷地内にある小学校。
現場労働者や近隣の子供達用だったらしい。
建築費はガウディ負担。すげっ


生誕の門側と、受難の門側、両方の塔を登り、ものすごい達成感
地下の展示を見に行ったり、ミュージアムショップで買いものしたり、
たっぷり楽しんで、気がつけば滞在時間4時間

←達成感でいっぱいのポーズ

そろそろ、移動しなくては!今日は盛りだくさんな予定だからね~
と言いながらも、ミュージアムショップでは、ゆっくりお買い物しちゃったけどね~。
そして、お腹がすいたので、近くのスタバへ
(昼食の予定を入れるの忘れてた!!スタバ発見で救われた

13:30 スタバで昼食

14:00 バルセロナツアーバスで移動開始!

←イヤホンガイド付ツアーバス

2日間乗り放題、乗り降り自由な2階建てイヤホンガイド付き、ツアーバス。
2階席はオープンでっす
日本でネット予約済。今日、明日とこのバスでバルセロナを周遊していきます

日差しはものすごくキツかったんですが、せっかくなので2階に乗車。
バスが走り出して風をきることで、少し暑さをごまかせるかな。
サングラスははずせないけどね。。。

イヤホンガイドのタイミングがどうも合わないなぁ~(笑)
目的地のメインのガイドを聴く前に、降りる準備しないと!ってね。
最後まで聞いてると、降りれない。。。なんとも、残念な。。。

14:30 サン・パウ病院、到着

サン・パウ病院
リュイス・ドメネク・イ・モンタネール作の世界遺産。
今も病院として診療中。
ガイドツアーあり。見学€


現在、大部分が工事中。
ですが、正面入口の部分の外観は工事ネットもなく、見れます。

この正面がスゴイ!!きれ~なシンメトリー
まさか、この建物が病院だとは思えない!!
迎賓館みたいな感じ(笑)
お城と言われても信じるかも(笑)
サン・パウ病院は
サグラダファミリアから北東方向に伸びるガウディ通りの突き当りに位置しているので、
病院の正面の先にはサグラダファミリアの頭が見えています。
眺めが最高

←ファミリアの塔の頭が

←ガウディ通りからの眺め。

このガイディ通り、どっちからどっちに向かって歩いても、素敵な景色と共に歩けそうですょ。

ガイドツアーは1日10時と12時の2回だけらしく、とっくに終わっていました
門も閉まっていて、門以外の部分は工事ネットで入口が見つけられず。。。
誰かに聞こうと思っても、詳しそうな人がいない。。。
(私たちと同じく、外観写真をとっている人がチラホラいますが。。。)
ガイド無しでも中に入ってみたいなぁ~とは思ったんですが、
フワフワしてたらタイミングよくツアーバスが来ちゃったので、乗っちゃおうか
って、感じで次へ移動。。。(次は何時に来るかわかんないからね~笑)
残念でしたけど、
次回、工事が終わって完璧なサン・パウ病院になった時にまた来ようと
楽しみにすることにします

15:30 グエル公園、到着

グエル公園
ガウディ―作の世界遺産
集合住宅として設計したが、全く売れず、後に市が引き取り公園とした。
入園:無料
←公園入り口からの眺め。

←オオトカゲと記念写真。

凄い人でした。大人気のオオトカゲの周りは人が絶えません!
どんな角度から写真を撮っても知らない人がいっぱい入る。。。
しょうがないよね(笑)
ココへ来たら、このオオトカゲ、抱きしめたいよね~
みんな、それが目当てだったりするんじゃない(笑)

続いて、長いグネグネベンチ。
座ってみたら、体へのフィット感ばっちりでビックリです!!
石だしタイルだし、絶対、体痛いよとか思ってたのに、
ナイスな座り心地。
ただ、・・・熱い
強い日差しに照らされて、座面から背もたれまで、あっちっち!!
どおりで、すいてて座るとこいっぱいあるはずだ。(笑)
広場の外周をぐるっとベンチで囲んでいるんですが、
この時間になると、日向と陰の部分が出来てて、
気付けば、日陰には人がいっぱい!みなさん隙間なく、休憩中
やられた~

←ベンチの広場の下の列柱。

こちらは、強い日射しも入ることなく涼しいためか、観光客の休憩所になっておりました。
天井にはモザイクタイルで作った、お皿がアクセントに!
柱にもたれかかる様にして座る人の足で、私の足が踏み場に困る感じ。。。
はっきり言って、邪魔だわ。汗臭い広場になってるし。。。

←石を組み合わせて造った回廊。

カメラは、水平ですょ。

←カップケーキがモチーフの建物。

守衛室と住宅管理事務所となる予定だった建物。
現在は、左が守衛小屋。右がミュージアムショップ。

ほんと、どこを見ても、
天才の考えることはわからないね。。。

ガウディの作品は水平垂直や角が無いのが特徴的ですが、
ココまで、曲線で作品が作れるもんなんですね~
昔、少し設計を勉強したことがありますが、
壁でも、なんでも、ちょっと、Rにしただけで、計算したり、
考えなきゃいけないことがいっぱい出てきた気がするょ。。。(笑)

グエル公園の敷地は広く、全部を見て回るのは時間がかかるようなので、
見たかった部分が見れた時点で、退却です。
もう少し人がいなければ、もうちょっとゆっくり、
奥の方を観に行ったりしても良かったんですが、
人が多くてね。。。
陽が長いせいか、園内にどんどん人は増えてきてる。
ガウディの家博物館も気になるところでしたが、
ミュージアムショップに寄ってお買い物後、次の目的地を目指します


※27日(金)バルセロナといえば!②
へつづく→