事務局長の成田さんは当日の早朝からお越しいただき、ご自身の準備をしながら、演奏会の準備までお手伝い下さいました。
私個人の企画運営の小規模コンサートで、お客様からいただくお金を少しでも寄付できるよう、経費節減に加えてスタッフも最小限の人数だったので、見兼ねた成田さんが自ら気付いたことをお手伝い下さったことを感謝しながら覚えています。
先日、インターネットで、サードプロジェクトさんへのインタビューが掲載されたことと、
成田さんが亡くなられたことを知りました。
掲載されたのはホームレスの仕事をつくり自立を応援する冊子 ビックイシュー208号。
定価300円のうち、160円が販売するホームレスの方の収入になるもので、札幌市内だと地下歩行空間のインフォメーションには、まだ在庫がありました。
ご興味をお持ちいただけましたら、ご購入いただければ幸いです。
私が成田さんに最後にお会いしたのは2010年12月末、癌の患者さんへの企画でのお話をいただいた時でした。
成田さんの真剣な思いを感じながら、私の技術の問題と自分の症状が悪化した時期だったために、残念ながらお断りした際も思いやりに溢れた温かいお言葉をいただきました。
上記の記事の取材の二週間後のご逝去とのことで、生涯現役だった人生に敬服すると同時に、残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
そして、何ができるかわかりませんが、サードプロジェクトさんの活動を応援したいと思います。
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