札幌の芝1200mで行われるGⅢ(JPNⅢ)戦だが、類似するレースが特にない点(キーンランドカップは2006年に新設。以前に同名のレースは存在したものの、過去数年は条件戦で行われていた)
3頭とも重賞勝ちもしくは(当年の)オープン勝利があった、実績馬、好調馬だったことには注意しておきたい。あと、気のせいかもしれないが、
・前走はオープンクラスで5着以内といったある程度の結果
・斤量増だった馬は?(ツルガオカハヤテの5着が最高であった)
といったことを付け加えておく。あまりに着順が悪かったり斤量が一気に重くなるような馬に関しては気にした方が良いということだろうか。
上位馬の戦跡についてまとめてみた。芝で6勝以上、芝1200mで3勝以上といった実績に加え、札幌芝1200mの経験がある馬に関しては好走経験が必要といったところだろか。
昨年の5着以内馬は全て5歳以上で、ある程度のキャリアがあった馬たちばかりなので「芝6勝、芝1200m3勝」というのはいささかハードルが厳しいかもしれないので目安にとどめようと思うが、3、4歳の馬でもある程度は芝、距離での成績を求めるとともに、出走経験がある場合は札幌芝1200mでの好走経験も求めていくべきだと思う。
6月のCBC賞、函館スプリントS(函館SS)、アイビスSDのGⅢに函館のOP、UHB杯の結果を表にまとめてみた。
6月のCBC賞の3着以内馬のうち、ブラックバースピン、アグネスラズベリに関しては次走の函館SSで、2着のナカヤマパラダイスに関してはこれまた次走のアイビスSDでそれぞれ好走しており、この組を基準に彼らと対等な戦いをしてきているかどうかを見るべきかと思う。 シンプルに考えるならば、これら3頭が安定した力を出していることからも、彼らと差のない競馬をしてきているのならば買い目に入れる、彼らから大きく負けていた馬を割り引いて考える、といった必要がありそうだ。
芝のレースにおける1~3着馬の4コーナーでの位置取りをまとめてみた。表7をご覧いただければすぐにわかると思うが、距離、展開に関わらず、必ず3着以内に4コーナー3番手以内の馬が好走しているということである。それだけ馬場状態が良いということなのだろうが、留意したいのは今週は馬インフルエンザの影響で1週空いての開催であるということ。1週空いたことでおそらく開幕週に近い良好な馬場状態で競馬が開催されるであろうことを念頭に入れて逃げ、先行馬に関して考慮に入れておきたい。(この辺は土曜日の結果も見ながら判断したいところだ)
次にこの夏の3歳馬はどうなのか?というのを探るべく、夏競馬における3歳馬の古馬に対する戦績を見てみることとする。
表8に古馬混合戦が実施されるようになった6月以降の夏競馬に1000万、1600万、OPで3歳馬がどれくらいの成績を残しているかというデータである。今年は割と3歳が古馬を相手に1000万クラスで勝ち鞍をあげているなというイメージだったので調べてみたのだが、期間が欠けているにもかかわらず今の3歳世代はここ数年の3歳馬と同等かそれ以上の良い成績を残している。勝ち鞍がほぼ同等(期間が短いので割合的には例年より評価できるはず)で、連対率、3着内率もみても現5歳、現9歳世代と同等かそれ以上と見るべきであろう。要するに今年の3歳馬は古馬相手でもそこそこ通用するということかと思う。
アグネスラズベリはスプリント路線の中心馬の一頭だった。昨年の当レースの上位3頭が実績のあった牝馬だったこと、芝、距離での成績に加え、札幌の成績が悪いわけではない点を重視してここでの中心馬とする。斤量も増えていないので位置取りさえ悪くならなければと思っている。
実績があるという意味ではエムオーウィナーも浮上するだろうか。シルクロードSで重賞勝利し、春の高松宮記念で上位人気だったようにもともとこの路線の中では力のある馬。先行できる脚質も開幕後1週空いた今の馬場には合うと思うし、休み明けなので評価は若干落とすが買い目に加えておきたい1頭である。
先行という意味でも浮上してくるが、今年の3歳はそれなりに力があるのでは?という期待の面から見ると、既に古馬と互角に渡り合っているクーヴェルチュール、サープラスシンガーに、クラシックから路線を変えて出てくるローレルゲレイロの3歳馬3頭にはぜひ注目してみたい。クーヴェルチュール、サープラスシンガーとともに芝、芝1200m戦での成績も評価できると思うし、春のG?Tでも好走したローレルゲレイロに関しても戦績から判断すれば同等以上の評価は与えられると思う。ローレルゲレイロあたりがあっさり勝つようなことがあれば今年の3歳馬は本物かという気がするので、そういう意味でも楽しみにしたいところだ。
あとはこの路線でアグネスラズベリとともに夏をリードしているブラックバースピンに安定した戦績のシンボリウエストまで見て手広く考えてみようと思っている。
3頭とも重賞勝ちもしくは(当年の)オープン勝利があった、実績馬、好調馬だったことには注意しておきたい。あと、気のせいかもしれないが、
・前走はオープンクラスで5着以内といったある程度の結果
・斤量増だった馬は?(ツルガオカハヤテの5着が最高であった)
といったことを付け加えておく。あまりに着順が悪かったり斤量が一気に重くなるような馬に関しては気にした方が良いということだろうか。
上位馬の戦跡についてまとめてみた。芝で6勝以上、芝1200mで3勝以上といった実績に加え、札幌芝1200mの経験がある馬に関しては好走経験が必要といったところだろか。
昨年の5着以内馬は全て5歳以上で、ある程度のキャリアがあった馬たちばかりなので「芝6勝、芝1200m3勝」というのはいささかハードルが厳しいかもしれないので目安にとどめようと思うが、3、4歳の馬でもある程度は芝、距離での成績を求めるとともに、出走経験がある場合は札幌芝1200mでの好走経験も求めていくべきだと思う。
6月のCBC賞、函館スプリントS(函館SS)、アイビスSDのGⅢに函館のOP、UHB杯の結果を表にまとめてみた。
6月のCBC賞の3着以内馬のうち、ブラックバースピン、アグネスラズベリに関しては次走の函館SSで、2着のナカヤマパラダイスに関してはこれまた次走のアイビスSDでそれぞれ好走しており、この組を基準に彼らと対等な戦いをしてきているかどうかを見るべきかと思う。 シンプルに考えるならば、これら3頭が安定した力を出していることからも、彼らと差のない競馬をしてきているのならば買い目に入れる、彼らから大きく負けていた馬を割り引いて考える、といった必要がありそうだ。
芝のレースにおける1~3着馬の4コーナーでの位置取りをまとめてみた。表7をご覧いただければすぐにわかると思うが、距離、展開に関わらず、必ず3着以内に4コーナー3番手以内の馬が好走しているということである。それだけ馬場状態が良いということなのだろうが、留意したいのは今週は馬インフルエンザの影響で1週空いての開催であるということ。1週空いたことでおそらく開幕週に近い良好な馬場状態で競馬が開催されるであろうことを念頭に入れて逃げ、先行馬に関して考慮に入れておきたい。(この辺は土曜日の結果も見ながら判断したいところだ)
次にこの夏の3歳馬はどうなのか?というのを探るべく、夏競馬における3歳馬の古馬に対する戦績を見てみることとする。
表8に古馬混合戦が実施されるようになった6月以降の夏競馬に1000万、1600万、OPで3歳馬がどれくらいの成績を残しているかというデータである。今年は割と3歳が古馬を相手に1000万クラスで勝ち鞍をあげているなというイメージだったので調べてみたのだが、期間が欠けているにもかかわらず今の3歳世代はここ数年の3歳馬と同等かそれ以上の良い成績を残している。勝ち鞍がほぼ同等(期間が短いので割合的には例年より評価できるはず)で、連対率、3着内率もみても現5歳、現9歳世代と同等かそれ以上と見るべきであろう。要するに今年の3歳馬は古馬相手でもそこそこ通用するということかと思う。
アグネスラズベリはスプリント路線の中心馬の一頭だった。昨年の当レースの上位3頭が実績のあった牝馬だったこと、芝、距離での成績に加え、札幌の成績が悪いわけではない点を重視してここでの中心馬とする。斤量も増えていないので位置取りさえ悪くならなければと思っている。
実績があるという意味ではエムオーウィナーも浮上するだろうか。シルクロードSで重賞勝利し、春の高松宮記念で上位人気だったようにもともとこの路線の中では力のある馬。先行できる脚質も開幕後1週空いた今の馬場には合うと思うし、休み明けなので評価は若干落とすが買い目に加えておきたい1頭である。
先行という意味でも浮上してくるが、今年の3歳はそれなりに力があるのでは?という期待の面から見ると、既に古馬と互角に渡り合っているクーヴェルチュール、サープラスシンガーに、クラシックから路線を変えて出てくるローレルゲレイロの3歳馬3頭にはぜひ注目してみたい。クーヴェルチュール、サープラスシンガーとともに芝、芝1200m戦での成績も評価できると思うし、春のG?Tでも好走したローレルゲレイロに関しても戦績から判断すれば同等以上の評価は与えられると思う。ローレルゲレイロあたりがあっさり勝つようなことがあれば今年の3歳馬は本物かという気がするので、そういう意味でも楽しみにしたいところだ。
あとはこの路線でアグネスラズベリとともに夏をリードしているブラックバースピンに安定した戦績のシンボリウエストまで見て手広く考えてみようと思っている。