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ミスター味っ子より

味っ子のお話からひとつ。

元オムレツ屋の主任シェフが日の出食堂のカツ丼の卵を見て狂乱した。
「玉子だよ、やだよー、怖いよ~!」
現在では卵アレルギーというのもあるが、当時はそんな卵アレルギー体質なんて存在しなかった、あるいは存在が認知されていなかったと思う。
そこでお料理マシーンの存在を知った陽一。話によると彼はお料理マシーンにオムレツ勝負をして負けたらしい。
そこで陽一はお料理マシーン「アレックス」に挑戦します。もちろんオムレツ勝負で。
陽一は主任たちのバックアップもあり勝利するのですが、アレックスの生みの親・俵三四郎もなかなか器用なサイバーシェフぶりで。勝負の最中に俵が演説しますが、これは現在日本にもはびこる惨劇のことを言っているんで。その部分

(俵「料理はデータと技量だけで十分なのだ」)
そして俵はアレックスの操縦台を降りてこう言った。


ちょうどいい、この場を借りて主張しよう。
わたしがアレックスをつくった理由、それは料理人への怒りだ。

君たちは覚えがないか?料理店の傲慢な態度に。
一流料理店の傲慢、客を見下す姿勢、マスコミに取り上げられて天狗になる店、老舗と言うだけで法外な値段を取る店…

だからこうした人たちが我慢ならなかった。そしてわたしはアレックスをつくったのだ。


…俵三四郎の演説が重い2008年の食世界です。

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