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気紛れブログ

将棋とチェスの起源は同じ

2017-12-18 13:29:44 | 日記

将棋とチェスはよく似たゲームです。

 

それもそのはず、どちらも古代インドの「チャトランガ」という戦争ゲームがルーツであると言われ、それがペルシャ、アラビアを通って西方に運ばれ普及し完成したのがチェスです

 

いっぽう、ガンジス川を越えてビルマ、中国南部を経て日本に伝えられたのが将棋で、16世紀頃にルールや駒の種類などが改正されて現在の形になったそうです。

 

どちらも格子状の盤上で数種類の駒を使って王手(チェスではチェックメートといいます)をかけて、相手の王(チェスではキング)が逃げることができなくなれば勝ちというルールです。

 

駒の動き方はチェスのほうが大きい動きですが、よく似ています。

 

王将とキング、飛車とルーク、角行とショップなどはまったく同じ動きで、ナイトは桂馬の動きを8方向に拡大したもの、ポーンは原則として歩兵と同じ動きをします。

 

将棋の金や銀、香車に該当する駒はチェスになく、チェスの縦横斜めに動ける強大なクイーンは将棋にはないという違いはあります。

 

また、将棋は9×9の升目なのに対しチェスは8×8ですし、将棋では相手から取った駒を使うことができるのに対しチェスでは再使用できないなどの違いもあります。