乾癬AIN457 治験ブログ

尋常性乾癬の治療用新薬「AIN457」の治験に参加します。

第2回目 投与してきました

2009年12月25日 | 日記
今週第2回目の注射してきました。

今回も当たりの感じ。
1回目、2回目の投与直後の体の変化。
・小さな発疹のような新しい乾癬があらわれるが特に大きくなることもなく次第に消えていく。
・硬貨大の患部は中心部より薄くなっていく。(昨日はこの薄くなったところが裂けて痛かった)
・全体的に盛り上がりが少なくなっていて、明らかに症状が改善されている。
・私は目頭にもできるのでいつも気になっているのですが、これが無くなった。

いまのところ感じているのはこんなところでしょうか。

しかし、毎回の採血の多さはなんとかならないものか。

第一回目 投与です

2009年12月17日 | 日記
先日、一回目の注射をしてきました。

さて、ここでプラセボについて一応書いておきます。
(医師から聞いた感じでは)プラセボとは要は思い込みということ。
新薬を投与しているからこれは効果があるに違いないと頭が判断し、自己治癒力で症状が改善されていくということ。
例えば車に酔いやすい人達を集めて、酔い止めとして非常に効果がある薬が開発されました、といって小麦粉を飲ませると全く車酔いしない人が何人もいる。そんな感じらしい。

なので、治験には必ずプラセボの薬、外見は全く一緒で中身が変わっているということは必ず行うそうです。
その薬が新薬なのかプラセボなのかは患者はもちろん、医師側にも分からないようになっているそうです。

さらに、組み合わせがあって
例えばこんな感じ
本物  ○   偽物   ●

●○○○○ 1回目のみ偽物
●○○●● 1.4.5回目が偽物
●●●●○ 5回目のみが本物
○○○○○ 全部本物

どのグループに属すかは運次第。

さて、効果はありますでしょうか。はたまた、プラセボか。

訂正
本物  ●   偽物   ○
●○○○○ 1回目のみ本物
●○○●● 1.4.5回目が本物
●●●●○ 5回目のみが偽物
○○○○○ 全部偽物

本物、偽物が逆でした
しまやんさん、ご指摘ありがとうございました。

現状です

2009年12月14日 | 日記
現状の写真をアップします。
背中です。
治験にあたり約一ヶ月前から薬を止めてきたので日々悪化しています。

今年の6月にネオーラルを@2錠/日処方され、8月下旬にはほぼ消滅しました。
その経過により@1錠/日に変更になりましたが、少しづつまた出てきました。

医薬的なことはよくわかりませんので、知りたい事項等ありましたらなんでもコメントに書いてください。

初めまして

2009年12月11日 | 日記
尋常性乾癬と診断されて10余年。
40代半ばの男性です。

この度治験に参加することになりましたので、その経過等をブログにまとめて広く皆さんに情報を持っていただければと思います。

ご存じの通り乾癬は原因がはっきりしていませんがこの度の薬は、インターロイキン17という生体内の蛋白質の一種が、炎症の発生に関与しているのではないかと考えられているようです。新薬は、ヒトモノクローナル抗体(体内で作られる特定の蛋白質を認識して結合する蛋白質)と呼ばれる乾癬の治療を目的とした注射剤で、インターロイキン17に結合してその働きを抑制する作用があるため、病状の緩和に有効であると考えられている、ということ。

今回の治験は日本、アメリカ、ヨーロッパ各国の約85施設で実施され、合計396名が参加予定。日本では42名以上。

治験は4週間のスクリーニング(今までの治療を一切止める。要はヤク抜き期間)。12週間の導入期、20週間の維持投与若しくは非盲検投与、12週間の追跡調査期の合計48週間(約11ヶ月)。

ただ、プラセボとよばれる注射もあるので必ずしも新薬を投与されるとは限らないので良くなるかどうかはわかりません。

第1回目の投与は来週です。