透明人間たちのひとりごと

春の余寒(予感)花粉症

 ボク は、そこそこ重い花粉アレルギーです。

 くしゃみ・鼻水・鼻づまり

 「カゼかな question2 って思ったら、はい 〇〇」 てな具合に
症状が和らぐようなクスリがあるのだろうけど、面倒臭がりの
ボクには医者にかかる予定はないし、アレルゲンの検査を
するつもりもないのです。

 誰が見ても、この症状は花粉症だし、自己診断でも複数の
アレルゲンがあることは想像するに難くありませんが、クスリ
に頼る気持にはどういうわけかなれないのです。

 抗アレルギー薬と称するクスリがたくさん製品化されている
ようですが、効果の程は定かではありません。

 個人差が大きく体質や免疫システムの微妙な加減で効果
に違いが出るようで、特効薬がないからこそ新薬が次々に
生み出される結果になっているのではないでしょうか

 
 ボク花粉症だと自覚してから5~6年が経ちますが、

 今シーズンの開幕もとっく昔に感知済みで、2月の初めに、
まず頭が重くなり頭痛に近い違和感に苛(さいな)まれます。

 続いては、目のかゆみ、それから、くしゃみ・鼻水・鼻づまり
といった代表的な症状に移行するのですが … hanataremask

 集中力が欠けたり疲れやすかったりするのは苦痛だけど
春の兆しだと思えば憂鬱さも半減するのです。

 そうは言っても、
 
 止まらない くしゃみ の連発に、目や鼻は閉口している
はずなのに、開きっぱなしの口と鼻の穴だけは必死に収縮
を繰り返しているのです。

 次に来るのは、パッキンが磨耗した水道の蛇口のように
ポタポタと滴(したた)り落ちてくる鼻からの水滴です。

 無意識のうちに問答無用にも流れ落ちる無尽蔵とも思える
量の鼻水に一種異様な感慨を覚えてみたり、何ともぶざまな
形相や醜態を晒(さら)しているのにもかかわらず、なんとなく
どこかで春の予感を感じたりもしていたりするわけです。

 そうした予感 は苦痛にともなう快感のようなものですが、
同じよかんでも、春の 余寒 はどうにも願い下げです。


 【余寒】(よかん)とは、立春後の寒気。 寒があけても
まだ残る寒さ。 残寒。 春の季語。   (広辞苑・第五版)

 【余寒】は漢詩から出た言葉で、立秋を過ぎても夏の暑さが
続く【残暑】と対を成すものです。

 【残暑】には残された夏の限りある日差しといったある種の
風情を感じて、ときに名残惜しい気持にさえさせられますが、
【余寒】は余った寒さですのでいりません

 なにせ寒の余りと言う割には些(いささ)かどころか多分に
厳しすぎる寒さだからです。

 三寒四温とはよくぞ言ったもので、春の足音は近づいたり
遠ざかったりと、まるで挙動不審な浮浪者や結婚詐欺師たち
のように人の心を惑わし弄(もてあそ)ぶテクニシャンです。

 今日で如月の2月は終わり、明日からは弥生の3月です。

 地元沼津の近隣では熱海の梅園の梅まつりに、早咲きで
有名な南伊豆の河津桜や菜の花が春の訪れを演出してくれ
ますが、身近なところでは、そろそろ庭の隅っこにちょこっと
頭を出し始めるだろうと思われる蕗の薹(ふきのとう)かな …
 
 そして、タイトルにも冠した鼻水盛りの花粉症が春の余寒を
予感させるのに十分すぎる症状と迫力で襲ってくるのです。 

 結局のところ、花粉アレルギーの最善にして最大の対策は
花粉をシャットアウトすることに尽きるようです。

 物理的に花粉を遮断して寄せ付けないことなのです。

 部屋の清掃、洗濯物や布団の内干し、外出時のメガネに
マスク・帽子の着用、帰宅時には服などをはたいてから家に
入るなど … 地道だけど基本だと、新聞に載っていました。

 この先も、長い付き合いになりそうな花粉症です。

 上手に折り合わなくては身が持ちません。

 嗚呼、風薫る新緑の頃やうっとうしい梅雨の時期さえもが
待ち遠しい今日この頃の ボク なのです。

 ところで

 目と鼻を真っ赤にしながらも、朝から頗(すこぶ)る機嫌の
いい1号 さんに、その理由を訊くと …

 自身の誕生日の昨夜、息子さんと初めて二人っきりで酒を
酌み交わしたのだそうで … 二人で一緒に酒を飲むことが、
そんなにも嬉しいものなのか と、訝(いぶか)る ボク
(かたわ)らから … 

  symbol2いろいろと複雑な事情があったらしいからねぇ

 ポンポンと ボク の肩を叩く 2号 さんの口許もどこか
弛(ゆる)んいるように見えたのでした。

 ヘー hanatare  ヘックション !! hanadiase2

 … って、ゆるんでいたのは そっちかい mask

 全くもう 揃いも揃って花粉症 !! なのぉ~

    1号 さんの充血した真っ赤な目も
赤く爛れた鼻の穴も … erohanadiase2

 実は重度の花粉症!! maskhanatarehanadi

 … って、うれし涙の痕跡(あと)じゃなかったんだ

 さてと、

 これから どうなる どうするんだ 

 ひ弱な体質の透明人間 たちよ!!

コメント一覧

ココナン
まあ、ひ弱な体質ではなく敏感な免疫システムということなので
しょうが、もはや「国民病」ですね。
最近では発症の低年齢化も問題のようです。
透明人間さんたちのような大人は薬やマスクなどの対症療法でも
いいようですが、子どもの場合には、最初は軽い症状でも確実に
悪化するのでセルフケアだけでは不十分だそうですよ!
専門医を受診し、長期的な治療計画を立てることが肝要だとか…
「子どもの鼻づまりぐらい」と軽く考えずに症状をチェックして対処してあげる必要があるそうです。
中国からの飛来が懸念される微小粒子状物質「PM2.5」問題
も重なって迷惑千万な春の訪れになりそうですね。
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