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6日、江蘇省南京市で開かれた「中日企業家フォーラム」に出席した李肇星前外相は、中国経済が年内にも日本を追い抜くと言われていることについて「それが何かを物語ることにはならない」と述べた。資料写真。 |
2009年8月6日、江蘇省南京市で開かれた「中日企業家フォーラム」に出席した李肇星(リー・ジャオシン)前外相は、中国経済が年内にも日本を追い抜くと言われていることについて「それが何かを物語ることにはならない」と述べた。7日付で国際金融報が伝えた。
現在は全国人民代表大会(全人代)外事委員会主任委員を務める李前外相は、同フォーラムで演説し、「世界第2位と第3位の経済体である日中両国は、アジア経済において重要な地位を占めている。両国は省エネや環境保護など多くの分野で協力関係を強化し、共にこの危機を乗り越えることができる」と述べた。また、中国経済は間もなく日本を追い抜くとされているが、両国の間にはまだ歴然とした差があると強調。中国はこれまでのような資源やエネルギーを大量に消費する生産モデルから脱することが最も重要だと指摘した。
現在は全国人民代表大会(全人代)外事委員会主任委員を務める李前外相は、同フォーラムで演説し、「世界第2位と第3位の経済体である日中両国は、アジア経済において重要な地位を占めている。両国は省エネや環境保護など多くの分野で協力関係を強化し、共にこの危機を乗り越えることができる」と述べた。また、中国経済は間もなく日本を追い抜くとされているが、両国の間にはまだ歴然とした差があると強調。中国はこれまでのような資源やエネルギーを大量に消費する生産モデルから脱することが最も重要だと指摘した。
中国経済は間もなく日本を追い抜くとされているが、李前外相が「中国はこれまでのような資源やエネルギーを大量に消費する生産モデルから脱することが最も重要だ」と指摘したように、中国は2004年には石油消費国世界2位となり、
経済発展優先の結果中国の大気汚染がひどい状況である。
今後、大量消費モデルから転換できなければかつて日本やアメリカがそうなったように、オイルショックが襲うだろう。
これは中国経済にも打撃を与えるが、世界的な経済にもダメージをもたらす。
それだけでなく、イランや国内の油田を確保しつつある中国だが、石油確保のために、中近東進行という恐慌に出る可能性もある。
日本海領海や、東南アジア、ウイグルの侵攻政策もエネルギー確保をにらんだ
ものと考えられる。
そのとき日本も消費モデルを転換できていなければ、消費財に関係した石油価格の高騰により、生産、消費がまずくなるのはいうまでもない。
1970年代に二度あった、原油の供給逼迫および価格高騰と、それに伴う経済混乱のことを指す。石油危機、石油ショック、オイルクライシス(oil crisis)とも称される。英語圏では、禁輸措置に力点を置いて"oil embargo"と呼ばれることもある一方で、「オイルショック」は(oiru shokku)と日本語扱いされることもある
http://amaterus.jp/cgi-bin/news/patio.cgi?mode=view&no=8525